シネマ旅の途上にて

自主映画ウォッチャー、アWorkerのブログ。

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暗躍・謎の総裁X!

12月19日、土曜。


夜、20時過ぎ、
シネマート六本木・レイトショーへ、少し遅れて入る。
映画は・・・「VISAGE ~ヴィサ-ジュ~」。
賀川貴之監督。 デジタル上映。

<おかしな監督映画祭>関係者一同による、
オカシネマ自主映画界・オールスターキャスト映画、なり。
渡会久美子・里見瑶子・天正彩をはじめ、
調布界隈で、見たことのある顔ぶれが、登場。

場内では既に、夜中の殺陣シーンが、始まっていた・・・。
強面の連中を相手に、
老人と中年男性(オカシネマ司会・出品常連氏)と女性が、
殺し技を繰り出す。
ドス、空手技、狙撃銃、首筋刺し・・・。

そう、もうおわかりだろう。
もしも現代の東京に、必殺仕事人のファミリーが、いたら・・・?
元締協会も、あったら?というお話、なのだ。

主人公の青年は、殺しの稼業を継ぐのを拒んで、
やっていた某企業の仕事を、リストラされて、
<仕事人>だらけの実家に戻ってきた、老人の孫。

中年親父とは今だに、考えが合わないのだが、
親父の人生に、タイムリミットが近い?らしいと知る。
かつての恋仲だった、元締協会の娘(天正彩)が、
あれほど嫌がっていた稼業を、継ぐべく、見習いに入った頃を機に、
青年も自ら、仕事人稼業に、入る・・・。

彼らの今回の標的は、
まず、青年を追いだした、黒いワル会社の連中。
そして、それに連なって存在が浮上した、
仕事人達を次々と、タイムリミット付きで呪い殺す(?!)、
<仕事人返し>なる秘め技を使う、
仕事人狩り組織の、恐るべき一味なのだ・・・。

次々と倒れてゆく、街の同業者たち。
首謀者は何者か?その正体は?


プロの仕事、過去からの因縁、愛と葛藤、というあたりは、
ハードボイルドな、前期必殺シリーズ(仕掛人・仕置人等)寄りだが、
親子の情と、独自の正義感等に関しては、
後期必殺シリーズ(新仕事人・橋掛人等)に、やや近い印象。

明と暗、躁と鬱、交互の気分が入り混じる、ドラマ展開。
特に、里見扮する、泥酔が得意?な女仕事人が、
そうした世界の気分を、体現して見せている。
実際、酔っぱらうシーンが、面白い。

更にそこへ、青年の今の恋人が、からむ。
彼が危険な何かを、している事には、最初は気付かない。
「あなたと、普通の暮らしがしたい」とのたまう彼女だが、
こちらは、霊視能力者!
霊感がはたらく割には、彼氏の裏商売には、
なかなか気付かない、という鈍さ・・・。なぜなんだ?

とまあ、人物や状況設定としては、かなり面白いんだけど、
ひそやかなる仇打ち代行が稼業の、<仕事人>の映画としては、
一部に、突っ込みどころがあるのも、また事実であって・・・?

その辺、筋・展開こそまるで違えども、
鶴岡みゆき監督の自主映画、「FB2nd・・・」と、
共通点が多く、印象が、とても、よく似ているのだ。
勿論、仕事のハードさの表現では、
「VISAGE」のほうが、すさまじいのだが。

共通点とは、たとえば・・・

オカルトと天使、という違いはあるものの、
いずれもドラマ設定中に、超常現象的要素を、含みこんでいることとか。
コメディ・シーンの分量が、かなり多い事とか。
クールなプロの印象よりも、感情の起伏が目立つあたり。

人目に付くような、昼間の住宅街で、
堂々と、「仁義なき戦い」風な、ヒットマン仕事をしているし。
「VISAGE」では大仕事で殴りこむとき、派手に、名乗りをあげているし、
「FB2nd」でも記者会見で、FA宣言。
それそれの登場人物が、別々の状況下ながら、
殺しを目撃した者を、つい、逃がしてしまうところとか。
・・・などなど。

「VISAGE」ではさらに、
青年の彼女(しかも霊能力者)が、すぐ隣に来ているのにもかかわらず、
元締協会幹部(渡会)達と、仕事人達の書類打ち合わせが、
防音壁すら無い、ガラス張り状態で、堂々と行われている。
(見えて、聞こえるだろ~!無用心だよ!の声)

梅安や中村主水、ゴルゴ13が見たら、絶句し、  
お前ら、それでもプロか!と、呆れることだらけだろう・・・と。
(そんな主水も実は、結構、<掟>破りをしてるんけどね・・・の声)

とはいえ、それらを踏まえた上で、
家族交流シーン、男女恋心の切なさ、因果な運命ののドラマ等を観ると、
伝統的な芝居ながら、胸に迫ってくるものがあり、泣かせるものがある。
そこらは、実に手堅く、心憎い。
これをやりたい人達が、大集合してるんだな~、
という心意気は、大いに受け止めた。
お気に入りは、討ち入り前に一杯、のシーン。

終盤は、各人力演と共に、
暴力・SF・オカルト要素等が入り乱れ、
もう、むちゃくちゃな締めになる。
「え~!そこまでのアレとアレは、何だったの~!?」という。
ぬけぬけと。
しかし、まあ、しんねりむっつりな話ばかりよりは、
こういうラストも、いいんじゃないだろうか。

というわけで、若干の疑問符は残るものの、
のどかさとハードさが、交代で連打され、
総じて、エンタメ映画としてはわかりやすく、じつに面白かった。
劇場近辺の方、見逃すべからず!


以上。

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  1. 2009/12/20(日) 01:22:23|
  2. 劇場用映画
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
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