シネマ旅の途上にて

自主映画ウォッチャー、アWorkerのブログ。

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再会・気分は・・・セブンX!

竜の、日記。


12月18日・金曜。

朝、6時少し前、地震で目覚まし。飛び起きる。
昨夜が、伊豆で震度5弱、
今朝のが、栃木南部で、震度3。
すわ、「日本沈没」!?とばかりに、焦る。
いやはや・・・地震大国であることよ。 

昼、片山右京と登山者一行・富士山六合目で遭難、のニュース。
当人は、無事だったらしいが・・・。
なんとも、落ち着かぬ日なり。


夜、普段通りに仕事を終えて、
銀座シネパトスへ向かう。
理由は・・・

<誘惑の女優列伝 Part1・ひし美ゆり子>特集、レイトショー。
今宵は何と、御本人による、上映前トークショー付き、なのである。

これは、たとえ、ファン一同の予約で、混雑していそうでも、
一般席がまだあれば・・・と、望みを託したくもなろうというもの。
幸いにして、当日券が買えた。1300円。

夜20時半頃より、入場待ちの列に並んで、待っていると・・・。
何と、いきなり、ひし美さん本人が、
列の前に現れて、ファン諸兄にご挨拶を!
今回も明朗快活、元気いっぱい!なご様子、なり。
亀有名画座ご来場時と、変わってないなあ~!

入場後のロビー、千客万来で、かなり賑やかに。
中高年男性率、高し。女性もちらほら。
業界関係と、70年代メインのTV・映画人気隆盛を考えれば、
まあ、当然、そうなるだろう。
待ち時間には、恒例、「ウルトラセブン」BGM集が流れる。

本日の上映開始前に、
ファン代表を自認する映画評論家、
樋口尚文氏の司会による、トークショー。
「いつもとはやる事が、違うんだけど・・・」とおっしゃりつつも、
ウルトラ警備隊のビーム銃をしっかりと、手にしておられた。

しかし今回は時間の都合で、
とてもウルトラ関連や「プレイガール」方面まで、
全部は、語り切れない状況になっており、
今回は主として、東映系映画での現場エピソードに、花が咲く。

時代劇の沼地のセットがよく出来ていた、とか。
ベテラン俳優陣や、
「新仁義なき戦い 組長の首」・深作欣二監督の厳しき現場、
大島渚監督のオファー辞退当時、などなど、
その記憶の細かさに、樋口氏も感心しきり。

生きたヘビが撮影に使用される、など、
すごい現場の話にもかかわらず(?)、
陽気な語り口に、こちらの気持ちは、
むしろ、なごむのだった・・・ニコニコ。

おみやげグッズの抽選会等もあり、当人直接の手渡し。
何だか、学校の同窓会で、先生から、
遅れた卒業証書を授与されているような、
じんわり、学園OBな気分になってくる。
なかなか、盛り上がっていた。

樋口氏の、<アンヌ隊員への手紙>朗読。
うんうん、その通り、と、いちいちうなずく。

アンヌ・ファンゆえの、「目覚めと、希望、光・・・」。
「科学への夢」、「(大阪)万国博」、
「その後の世界は、僕らの望んだものだったのだろうか?」等々、
あれが、実感としてわかるのは、
昭和40~50年代に小学生位だった、
小生ら世代近辺の、男子のみ、なのだろうか・・・?
ただ、もう、深き感慨。

続いて、ひし美さんからも、
イベントを企画した方々や、来場の方々、来れなかった方々への、
感謝の朗読、あり。
あの頃は約10年で、引退しちゃったけど・・・とおっしゃりつつも、
本当に嬉しそうに、語られていた。

心から、ありがとう!アンヌ=ひし美さん。


で、今夜の上映作品は、「好色元禄(秘)物語」。

・・・あ、どっかで観た覚えがある・・・大井武蔵野館か?
何年振りだろう、スクリーンで観るのは?
主演のご本人も、そのまま客席に残られて、皆とあらためて鑑賞。

1975年・東映、田中陽造脚本・関本郁夫監督。
共演・橘麻紀、三井マリア、川谷拓三、室田日出男、窪園千枝子、笑福亭鶴光。

石井輝男監督の「忘八武士道」を観た、関本監督の指名で、主演に。
一度は出演を断ったが、脚本が良いので受けた、という。
日活ロマンや、鈴木清順監督での脚本でならした、田中陽造。

いやいや~、出ておいて正解でしたよ、これは。
井原西鶴をベースに、好色一代男ならぬ一代女が、
いきいきと、弾ける。面白い。
女の業、ってやつを描いた、究極の形。

いきなり、竹林で京都弁、
いやよ、いやよと言いながら、若旦那を、
陽気に誘い込み、思うがままに振り回す、主人公。
のっけから、明るいカウンター・パンチを食らう。

笑って、誘って、怒って、走って、
とにかく前向き、快活、男も金も上昇志向で、やる気満々。
男とつきあうんなら、自分を高く売らなきゃ、という。
助手役?の若き坊主も、小物扱い。
(今もいるよねえ、こういう人達が・・・の声)

対照的に、もう一人のヒロインは、
拓ボン扮する亭主が、小金を得るために、
出会い茶屋へ出張させられてしまう、悲劇の女房。
しかし、ダメ亭主とわかりつつも、離れられず。
やがて天罰てきめん、拓ボン亭主が死に(やっぱりな~!)、
供養のために、無償で<男千人斬り>など、始めてしまう・・・。

まさに、両極端の女性像が二人。
だが、よく考えると、身近に思い当たる節も・・・?
なんて人も、いるんじゃないのかい?
などと、しばし、哄笑。

名和宏の好色大旦那、
鶴光の漫画チックな、どしゃ降り?シーンも、笑える。
しかし、男性陣の圧巻は、やっぱり、殺され役俳優・川谷拓三。
またしても御約束の、印象深き死にっぷりで、場をさらいまくる。
死んで尚、立ち・・・って負けますな、この執念には。


最後はこってりと締めた、一夜であった。
上映後も、場内拍手、鳴りやまず。
来れて、よかったな。


以上。
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  1. 2009/12/19(土) 01:02:16|
  2. 劇場用映画
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