長文を入れられないので。短いのを先に書きます。
主水日記。
新作が出る、とHPにある。
観たい。
ほとんどそれだけの理由で、行った。
2/28(火)19時、なかのZERO・地下ホール。
客、10人。
河野和男監督、一年がかりの力作「夜明けまで」は・・・
一年365日、春夏秋冬、東京周辺。
ひょんな事から新宿にてばったり出会った4人の上京男女、
つましき日常よりの飛翔を求め、
にわかにバンド結成と、その後の彼らの物語だよ、お立ち合い。
春にはあの日の女に惚れて、
度胸つけるぜ、ナンパ入門。
偶然の、ラブコメ出会いに、笑い出す。
夏には都会で出来る目標、
探して、見つけて、大はしゃぎ。
秋には切なき別れあり、
それでも一夜のお祭りが。
帰郷、逃亡、喧嘩に再会。
やがて寂しき冬が来て、
又、桜木の春が来る。
目頭も、ちと潤む。
ありふれきった話、のはずなのに。
それでいて、粉末ソーダ味のさわやかさがいまだ失われない河野流、味覚の程よさ。
海も出るぞ。(海風のさえぎった言葉、きっといい台詞。)
バイト・コンビ青年達と自称<ぼったくりバー>マスター、いい雰囲気出してる。
「押す!」にも軽く、クスリ。
だが、誰より一番目立ってるのは・・・?
そうです、またしても鈴木明日香、その人!だったのだ。
スタンダードな上京・帰郷物語の中で、突出。
とにかく彼女の出てくる所、画面が、弾む、弾む。
もう、誰にも止められない。
主題歌も基本形ながら、じわっ、とくる。
今後も公開あり。必見です。
一見長そうだが展開は、いつしか、スイスイ。
黙って静かに、ゆっくりと観よ!
なお、今回、おまけ映像付きでした。
都会から実家への帰郷って、相当、照れくさいんだろうなあ・・・と。
ああ、微笑ましや。
以上。
初春の丁度いい季節に、上映を観れた。
奥原浩志監督「タイムレスメロディ」を思い出した。
あれも季節の変わり目、寒暖が入れ替わる前頃に、公開されたなあ。
あれ?・・・長くなった?
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- 2006/03/01(水) 17:46:59|
- インディーズムービー
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