シネマ旅の途上にて

自主映画ウォッチャー、アWorkerのブログ。

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秀、暑気にあてられる(追記中)

秀の、日記。


ついに、猛暑の夏が来た。
じき、梅雨も明けるだろう・・・。

7月12日、日曜。
昼下がりまでは、掃除。
午後、外出。

18時前より、調布へ。

この日は都議選で、すぐ近くの市役所が、投票所になっていた。
あいにく、都民ではないので、今日は関係が無いのだが。

さて、こちらの会場投票は、盛りあがっているだろうか・・・?

調布グリーンホール。
オカシネマこと、<おかしな監督映画祭VII 夏の陣>。
既に昼の部の上映は終わり、
同一プログラムによる、夜の部の上映が、始まろうとしていた。

各作品10分以内、10本一気に上映、
舞台挨拶の後、僅かな休憩時間、そして更に5本上映。
計15本の、その勇姿は・・・?

天正彩・SATOMI・渡会久美子・水原香菜恵・ほたる。
女優5人が、各自、複数の短編に主演する、企画。(注A)

もともと、プロレベルの人達が多数、制作に参加している事もあって、
いずれ劣らぬ、秀作ぞろい、粒ぞろい。
アートやエンタメを心得、つぼを押さえた作品ばかり。
つまらないのが、一つも無い。
観客投票で1本選べ、といわれても、かなり悩む程。
年々、レベルがさらに、上がってきている。
どこまで、行くのやら・・・?と。

今回、まず、特筆すべきは、
「名探偵の掟」(テレ朝、放送終了)でいうところの、
叙述手法に凝った、2作品あり・・・の事。
あれらは2本とも、大変に面白いし、
反応もすこぶる、よろしいのだが、
同時に、限りなく、反則技!に近い。

したがって、天正彩主演・小川信太郎監督の、
準舞台劇的作品、「サテンでBomb!」と、
水原香菜恵主演(といっていいのか?の声も・・・)、
hellshocker(ヘルショッカー)監督・「くたばれ!アクション&ガン!!」に関しては、
2本とも、その詳しい内容をいっさい、書かないでおく。

うまくすれば、DVDにも収録?されうるだろうから、
是非、いきなり観て、楽しんでいただきたいものだが・・・。

なお、「くたばれ!アクション&ガン!!」は、
会場即日投票・審査等の結果、
堂々の、グランプリ受賞に輝いた。
監督自身は、ジンギスカン・キャラメル(注C)のような映画、と、
舞台挨拶で、言っていた。
ある意味当たってるが、あれを小生が食するよりは、
ずっと、おいしい?映画だろう。


魔あるた、さらに特筆すべきことは、
SATOMI主演&宮野真一監督の、「ピンクノイズ」が、
日本映画新人監督協会賞&中田賞(注B)の、
ダブル受賞!となった事。
これは、松本沙有理という人の原作に、恵まれた事も大きいだろう。

八方美人なんじゃない?と、いきなり問われれば、
主人公の絵描きじゃなくても、一瞬、返事に困って、戸惑うだろう。
SATOMIという女優、こういうときの表情が、いい。

その心情を、12色の色鉛筆の好みに、たとえて描くのが、
さりげなくも、ユニーク。
回想・空想シーンを、手作りのミニチェアにしたのも、ナイス。
舞台を野原の中の、道端にしたのも、
都会の真ん中とはまた違った、いい感じの風景になった。

男性から見た、女性への憧憬と諦念、という、
いままでの宮野節とは、大分、変わってはいるが、
ほのぼのと優しい、味わいがあって、なかなかよろしい。


それ以外の、作品。


水原香奈恵主演・広崎哲也監督、「大後悔時代」:

売れない俳優男性、きょうもパチンコで、すっている。
ケータイには、別れた元彼女の、結婚式案内が・・・哀。
そんなとき、たまたま元彼女にそっくりな、
中国人のマッサージ嬢と出会う。
彼女は、日本語の勉強中だった・・・。
という、男には切ない、話。
水原の2役好演を、観るための芝居。


SATOMI主演・渡邊世紀監督、「月とワイン」:

急勾配の山の上に、家、男女住む。
男は、愛する女を、外の世界に傷つけられまいと、
留守中、女が外に出ることを防ごうと、気が気ではない。
しかし、女の自ら下した、決断は・・・。

どこでも、一緒にいれれば、いい!という。
女の切ない表情と笑顔には、かなわない、
という、ちょっと心温まる、お話。


ほたる主演・松原健介監督「トークショー」:

大きめの椅子に座っている、とあるセレブ風女性に、
中年男性が、回想インタビュー中。

いささかかったるそうに語られる、
その内容が・・・現知事も、びっくり?
なんと、彼女の井戸堀りから、
千葉県が、独立王国になった!という、お話に発展。
ひょんな事から、女王になってしまった女性の、
政財界に翻弄され続けた、とんでもない一代記。

大ぼらといってもいい、その世界観の広がりは、じつに面白い。
もっとナンセンスな、世情混乱状況を含ませて、
笑いにしてくれたら、なお面白いんじゃないか?と。


渡会久美子主演・遠藤一平監督「偏愛記憶障害」(?):


ほたる出演・牛嶋みさを監督「女はその古い壷に入りたかった」:

公園の砂場や路上でポーズをとり、穴の空いた所を覗き、
グッズ店を訪問し、道端に座り、寝そべり・・・。
滑り台でぐた~っ、のシーン、
シュールで、ちょっと笑った。
台詞ほぼなし、写真アート&PV調、
赤やオレンジの色彩混じり、
絵画的イメージ・シーンの連打が、楽しい。



渡会久美子主演・森山茂雄監督「明け方の話」:

大人の渋い、ムード・アクション篇。
家族もち、佐野和宏の中高年男性。
実は、組織からの逃亡者だった。
暗殺刺客として、外国人?殺し屋とともに現れたのは、
かつての、恋仲だった、女性・・・。

となれば、大体、結末は見えたもの・・・
と、思いきや。あれれ!
油断大敵。
こりゃ、やられたぜ。シビアだな~。


天正彩主演・今泉力哉監督「新米」:

おやおや、またしても、というか。
家に女が押しかけて、男の二股がけが発覚、
女2人がぶつかり、男は・・・という、ドタバタ・コメディ。
笑えるには、笑える。
なおタイトルは、家でとぐ、お米から。


SATOMI主演・松野宏昭監督「名前のない女」:

女が惚れた男が、組織の金を盗んだ!
組織の追っ手を逃れて、幼い女の子連れで、逃亡する二人。
追っ手の一人は、かつて、女に惚れた男だった・・・。
やがて、追いつかれ、銃撃戦に!

小規模ながら、緊迫感が持続、
子役も、好演。
泣かせどころを押さえた、ハード・アクション。


「HARD LUCK WOMAN」(?):


1本、すごい変な作品が、あった。
いや~、面白いには、面白いんだが。
ある女性の独立起業から、加齢の悩み、
そこへ突然、洋画SF的心理劇、ガン・アクション・・・という。
・・・・・何だかもう、むちゃくちゃ、てんこもりで。
いろんなもん、詰め込みすぎ。
早すぎる話の展開に、もう、ついてゆけないよ~!!だった。


水原香菜恵主演・白井里佳監督「Dunaliella~ドナリエラ~」:

こじれて別離寸前?の男女、
女は男に、やたらにどつかれ、何ともいたましい・・・。
やがて彼女は、最後の行動に踏み切って・・・。

台詞よりも、画面のなめらかな流れ優先で、
主人公女性の情感を醸し出す、監督手法。
風呂場のラストは、何となく予期はしていたが、
画面にされると、結構どきっ、とさせられる。


ほたる主演・岩佐裕樹監督「ト凸」:

・・・は、占い女性に、
男2人がちょっとした、仕返し?をするのだが、
実は・・・という、手品みたいな、軽いお話。
同性愛?も、ちょっぴり、ありで。
ま、のどかですな。

天正彩出演・荒木憲司監督、「宇宙通信販売」(TMC特別賞受賞):

主演女優&男優が、小学生時代から(!)大人までを、
陽気に演じるのが、見所。
よく考えたら、地球滅亡の危機をもはらんだ、とんでもないお話!なのだが。
ユーモラスな演技と美術で、かなり、つぼを突かれた。

昭和40年代の学校工作みたいな、ロケットやロボット、
出来たころの、でかい携帯風のトランシーバー、
(もっと小さいので遊んでたぞ!の声)、
子どものお絵描きみたいな、宇宙背景、などなど、
懐かしさと明るさがいっぱいで、なかなか、楽しい1本。


渡会久美子主演・かわさきひろゆき監督「寫真の女」:

現代の町、神社で男性探偵が、白い高貴なドレスの、謎の女性と出会う。
どうもこの町で今、タイムスリップ的な何かが、起きているらしい。
その貴婦人は、かつて再会を約束していた、
ある男性とのロマンスを、ずっと、覚えていたのだった・・・。

これぞ戦前・戦後を超越した、純正昭和中期レトロ調シネマ。
セピアがかった、フィルム風画面、
古き良き?時代の、日本映画ファンの心をも、揺さぶるものがある。



(後刻、若干、追記の予定・・・)
注A:渡会女史のみ、当日は舞台公演等のため、
   この夜の挨拶を、欠席となった。
   やむを得ないが、う~ん、惜しい・・・!
なお、ほたる女史の涼しき和服姿は、似合っているなあ、と。

注B:「海に降る雪」の中田監督による、選考賞。

注C:信じがたいだろうが、そういうローカル・キャラメルが、実在するのである。
   食してみたら、・・・まあ、話のタネには・・・なるかも、と。
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  1. 2009/07/13(月) 03:25:37|
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