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シネマ旅の途上にて

自主映画ウォッチャー、アWorkerのブログ。

深海魚の遠泳

とりあえず再開です。


読者の皆様から幾つもの、暖かいメッセージをいただきました。
ありがとうございます。


管理人様、この間の文章では本当にすみませんでした。
ごめんなさい!
明らかに小生の、カンシャク持ち、かつ管理人様を悪役?にしかねない<事実誤認>だらけの、あまりにも言い過ぎな文章でありました。今更ながら深く反省しております。
今、再読していてとても恥ずかしいです・・・。もう。何をやってるんだか。
別に喧嘩売りたかったわけじゃないんです!
決して、懇切丁寧に教えてくださっているあなたが悪いわけじゃない。
急かされてるわけでもないんですよね。
セキュリティー関連も全くおっしゃる通りです。用心が肝要。
コメントにしても直接来るのはスレッド時代にも、数人、でしたよね。来て読んで下さる方がいるだけですごく嬉しかったものです。
ここの<検索>欄もよく見たらブログ内検索用で外部リンク向きのじゃなかったんですね。道理でつながらないわけです。
URLもコピーやりなおします!あるいは直接伝えます!
メッセージは今後、もっと心を落ち着けて読むように致します・・・。


管理人様、および読者の皆様に対し誤解を与えうる文章になりました事をこの場をお借りして深くお詫び申し上げます。
恥ずかしながらメソッド習得は、今後ともじっくりと、マイペースでいかせていただきますです・・・。
今後とも何卒よろしく御願い申し上げます。



さて、今年もPFF(ぴあフィルムフェスティバル)が終わりました。
コンペ部門・<PFFアワード>上映作品は「偶然のつづき」のみ途中から観ました。
逆光シーンが美しい。連続TVドラマ風大学4年生青春劇。トリビア司会氏演ずる出版社社員と女子大生の対話がいい。朝ドラ「ファイト」の馬の世話してる人も出演してます。(土曜昼の超満員はこのためでしょう。座布団が出てました。)

それ以外のアワード上映作品は全部、土日に観ております。
かなり粒ぞろいでボリュームあるラインアップでした。観れば今の日本のすべてが新聞やTVよりわかる、という荒木女史のコメントは確かに間違ってない、と実感しております。

今頃、渋谷東急では受賞作発表が終わっている頃でしょう。
まだ公式HPにはアップされてないようです。

今年の最終審査員には青春映画から実録事件劇、アニメ「地球へ・・・」までのベテラン、恩地日出夫監督が入っているので。
大阪芸大の抑え目なフィルム青春篇2本、「トロイの欲情」(とことんじらすんだ、これが・・・)と「酸欠の海」(風俗嬢役がイイ)、およびコロンビア人出稼ぎ男性の厳しい来日生活を写したドキュメンタリー「あるべらえず うんべると・・・」あたりが特に気になります。
後はハイテンポでグロ、かつ痛快な「BANBI*BONE」がどうなったか、だな・・・?と。これかなり面白い。深作欣二かタランティーノが撮ったみたいな勢いがみなぎってる。
「シニミズハカセ」は<シネマ秘宝館>でやってもウケる内容でしょう。ライダーファン必見。能天気なナース役の女優が愉快。
「探偵物語」風お料理ハードボイルド「ロールキャベツの作り方」もかなり面白いし。強盗蹴るシーンとか。落ちがキツイけど。
娯楽的快作は「エスカルゴ」。青年の髪型と赤シャツ姿、当たって砕けろ!なじたばた、ドタバタぶりが笑わせる。渡し舟シーンも愉快。
「ERIMO」は主人公女性造型師の語りとユーモラスな雰囲気と造型、で好印象。顔人形が当人そっくり。自分のは今作りたくないそうです。己の客観視は困難を伴う。何となくわかる気が。
「日向ぼこ」「フアンナイ」「珈琲とミルク」あたりが今回のアベレージ・レベルだろうか。だとしたら結構ハイレベル。
最悪なのが「コスプレイヤー」。浅薄な人物設定、男心を逆撫でする女の不快な言動。何でワンピース?何で他人を引かせる?登場人物の誰にも感情移入させないひどさ。美術だけが取り柄か・・・。まるで「ココリコミラクルタイプ」のコント。やれやれ。これ観客賞は絶対に無いな!
さて、結果は・・・?



付記:なにげに以前、観たことのある作品群もパンフの全国応募作リスト中に。「夢の中へ」もしっかり、あった・・・です。ちょこっとだけ出てます。ハイ。
先程、受賞結果が出ました。

「シニミズハカセ」「ERIMO」「エスカルゴ」「酸欠の海」「カササギの食卓」「日向ぼこ」「フアンナイ」「コスプレイヤー」は無冠・・・。うーむ。
少なくとも前3本は水準以上の面白さでまずまずだったし。当落線上だったのでは。

「日向ぼこ」はサル山の前でぼそぼそ対話してる姉妹が微笑ましかった。ある意味幸せな姉妹劇なり。

文学と精神心理劇の「フアンナイ」は全体に画面が暗い。一部シーンで人物の区別がつきにくい。陰影が「必殺」向き、に見えました。ラストに何かもうひとつ欲しいな。
そういう意味では「酸欠の海」の工場アルバイト青年の一人(辞めた方)の痛い夜道シーンなどは「必殺」めいているだろう。

「カササギの食卓」は妄想サスペンスとしては上出来、と小生は見たのですが。上映後にある観客(前列の人と別人)より「義父をああいう(変人に)設定するのは安直ではないのか」という疑問も発せられ、場内でカンカンがくがくの論議を巻き起こしたことを付記しておきます。でもこういう議論が交わされる機会が出来る事自体は実に豊かな状況、と考えております。

なるほど、グランプリは「あるべらえず・・・」で準グランプリ・音楽賞&技術賞は「トロイの欲情」ですか。
観客賞は「偶然のつづき」。まあ、そうなるような気がしてました。
「ロールキャベツの・・・」はベスト・エンタテインメント賞。ピッタシです。笑えるし。
「BANBI*BONE」審査員特別賞に入っててよかったな。「おわりはおわり」も「珈琲とミルク」と一緒に入っていたのは驚いたけど。
当落の境は手話劇とフランス映画風味で日本語字幕入りの「珈琲とミルク」(クリエイティブ賞・企画賞も受賞)だったようですね。

というわけで今年は大体、納得致しました。以上。

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  1. 2005/07/15(金) 22:49:09|
  2. インディーズムービー
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1
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コメント

その後

やっと、最近トラックバックの意味が判明した。
先は、長ーい。
  1. 2005/07/18(月) 11:16:17 |
  2. URL |
  3. アWorker #-
  4. [ 編集]

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