政の、日記。
12日、火曜、ラピュタ阿佐ヶ谷。
中平康監督特集より、「混血児リカ」。
場内でも説明があったが、古いフィルムゆえ、かなり退色し、
画面が、ピンク色がかっていた。
(お色気映画だから、ではない!の声)
派手そうな見せ場シーンが1箇所、切れていたのは残念。
ベトナム戦争時の、横浜周辺を背景に、
主演・青木リカの、長身と若い色気を前面に出した、
いわゆるズベ公、スケバン・アクションもの。
ヒロインが、とにかく悲惨な生まれ育ちで、
昼間の地上波放送は、まず無理。
いきなり、友人女性がもだえるシーンから入り、生臭い話になる。
男性との喧嘩のあげく、とんだ不運で、鑑別所行きになるのだが、
結構、出入りが自由?な鑑別所で、ややのんきな感じもある。
人身売買商人やギャング、脱走兵事件もからんだ、危険な話の割に、
全体のテンポはゆるく、緊張感もやや薄く、
アクションが少しばかり、かったるい。
まあ、面白いには面白いんだが。
日活出身監督が、東映ズベ公映画を、
東宝枠で、マンガチックに出すと、こうなるのか・・・といった感じ。
ナイフ投げ(!)のシーンなど、皆、笑っていた。
ビキニ姿で歌うなんて、最近の歌番組でもやらないよなあ・・・サービス。
ラストのあんまりな、いや、前向きな字幕に、
全員、爆笑起きる。
以上。
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- 2009/05/14(木) 01:13:04|
- 劇場用映画
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