秀の、日記。
5月8日、夕方。
天気雨。
空に見事な、虹かかるも、
それからまもなく、雷鳴、
一時、虹のすぐ脇に、横向きの稲妻、走る。
春雨とはいえ、変な天気だ。
「仕事人2009」。
経師屋・涼次、昔の女・お雪と、ばったり再会。
かつて、抜け忍で逃げていた頃、助けられた、命の恩人。
大棚の娘だったが、店を乗っ取られて没落、小料理屋をしていた。
その後苦労して、岡場所から、這い上がってきて、
ついには、ある老舗料亭の息子に見初められ、玉の輿に・・・。
昔の恩返しも兼ねて、お祝いに、
立派な襖絵を描いてやる、涼次。
だが、年月は涼次同様、
お雪をも、すっかり変えてしまっていた・・・。
今や、たくましくなった彼女こそが、
新しい番頭や、地回り達と組んで、
老舗をじわじわと、乗っ取りにかかっていたのだった・・・。
お菊の、見立て通り。
「泥水をすすった女は、こわいからねえ・・・」。
こ、こわいぜ・・・実際。
乗っ取られた一族の娘からの訴えで、仕事料が来る。
となれば、後は・・・、言わずもがな。
すべては、完成した地獄絵が、見ていた。
ああ、無常・・・。
今週の一言、「画竜点睛」・・・。
連休中と、前後の事などについては、後日。
以上。
スポンサーサイト
- 2009/05/08(金) 20:34:17|
- 時代劇
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0