錠の、日記。
18日、土曜。
うららかな、春の午後。
今年は、横浜開港150周年だそうな。
そんな中・・・
横須賀線で、のんびり出かけて、
逗子市街を、しばらく散策。
その後、京浜急行線にてターン、横浜・黄金町へ向かう。
行く先は、勿論・・・ミニシアター、シネマ・ジャック&ベティ。
かつては、1館が洋画2本、
1館が時代劇等の邦画2本立て、
というのが定番の、名画座だった。
今では時間帯ごとに、さまざまな洋画・邦画を公開・上映している。
さて、この日の、お目当てとは・・・。
清水雅美監督、「日本の女子プロボクシング夜明け」(本編96分)・DVD上映。
そう、<シネマ愚連隊>で、昭和風味アート作品「狂華」を監督した、
清水雅美監督がDV撮影した、女子ボクシング界の取材ドキュメンタリ-である。
舞台挨拶に来た、ボクシング専門誌の女性記者も、登場する。
この日の舞台挨拶と上映は、
<黄金町映画祭>同様、2階のスクリーンで行なわれた。
観客席には、女性1名を含む、10人。
小生も、その観客十人衆の、一人となった。
1999年以来、日本にも、女子ボクシング試合があったのだが、
まさかそれが、シネマ下北沢の、
すぐ向かいの会場で、始まっていたとは、まったく知らなんだ・・・!
ちょっと、驚いた。
女子サッカーからの移動加入組が居た事も、意外な感じがした。
試合記録と共に、これまでのスター・ボクサー達の、インタビューも収録。
まだできる!と思っていた者が、あっさりと、引退決定にならざるを得なかったり、
デビュー戦だけで倒され、出れなくなった者もいるとか・・・。
見かけ以上に、なかなか、ハードな世界のようだ・・・。
そして、女子プロボクシング協会の設立が、去年。
ごくごく、最近なのだ・・・。
「ミリオンダラー・ベイビー」みたいな女子プロ試合が、
ようやく、後楽園などで、始まったばかりなのだ・・・。
業界初の、プロテストのにぎやかなプレス取材模様も、映し出される。
合格者の結果発表時、
張り出す紙をもっと大きく!と記者達が息巻くのに、笑った。
試合にはなかなか、迫力がある。
タンカ搬送まで、出た・・・!
全体に若々しく、まっすぐな、前向きな感じのボクサーが多い様子で。
世間への認知は、まだまだ、これから、という所で。
思うに、ロッキーに対して、ドラゴ達が現れたように、
もうちょいヒールな、朝青龍?みたいなボクサーが、
スターボクサーのライバルで出てくれば、
スポーツ誌なども盛り上がり、より話題になりそうだが、さて・・・?
帰りに、BABACHOPへ寄ると、常連一同が、打ち上げの真っ最中。
珍しい事だが、今月の<B-DASH>に参加した監督から、
1作、DVDを戴いた。
帰宅後、拝見す。
手塚悟監督の自主DV短編、「つるかめのように」(13分)。
最初に、父・母・娘で、高校入学の朝らしき風景が映され、
その次には、家族のありふれた、朝食シーンが出てくる。
朝御飯の支度をしている、母親の姿を見た時の、娘の様子から、
母がしばらく、留守だったらしい、と思われるが・・・。
まあ、一種のファミリー・ファンタジーなのだが、
ささやかな短編がら、すがすがしく、
何だか、ほっとする話ではある。
以上。
「バンコクから愛をこめないで(ボクシング情熱篇)」というgooブログが、
女子ボクシングについての言及があって、いいですよ~。
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- 2009/04/19(日) 15:38:27|
- 映画(全般)
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| コメント:2
どうも。手塚です。
ご覧頂きまして、ありがとうございました。
短い時間の作品ですが、気に入っていただけたら幸いです。
今後ともよろしくお願い致します。
- 2009/04/26(日) 02:19:14 |
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- 手塚 #wjAoP.n.
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