順之助の、日記。
こんな時節柄に、何だけど・・・
しっかり、観てきた。
小さな舞台・「野原にて」を。
4日、土曜、昼間。
板橋区内、某所。
知人の俳優・青木隆氏が、演出&出演をする、という。
有名な、韓国の舞台劇、という。
しかも青木氏自身は、牛の役で出る、という・・・。
あのスタイルのいい人が、牛に?
どんなんだ、そりゃ?
というわけで、はるばる、来た。
仲の良かった、牧畜兄弟が、
怪しい調査員?達が二人の土地に、<境界線>を引いたがために、
徐々に仲たがいを始め、壁まで作ってしまい、
どうしようもなく、エスカレートさせてしまう。
そこへ、嫁に行った姉が、里帰りに来て、
事態を知り、奔走して・・・という話。
前半は、調子の良過ぎるライバル商売人男女が、軽快におちゃらけ往来。
しかし彼らを排除して、もう一方が、
自分達のけしかけた、兄弟の仲たがいに乗じて、
あれこれと物を売りつけて、金と土地を奪い、支配してゆく・・・。
本筋が、あらゆる国際紛争、いがみあいの縮図みたいな話。、
悪行を仕掛ける連中が、皮肉屋と乱暴者なので、
だんだん気分が、ダウナーになってくるのだが・・・。
終盤を、プロレス入り?の大ドタバタにしていたので、大笑い。
ブラックジャック?な農夫にも、爆笑。
おかげで幾分、救われた気分になった。
「モ~!」以外の台詞無しで、顔出しの気ぐるみ姿にて、
牛の喜怒哀楽!を、たっぷり演じた青木氏に、拍手す。
調子のいい事を言って、近寄ってくる、
怪しげな商売人達には、くれぐれもご用心を!
という教訓を得られる、芝居であった・・・。
以上。
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- 2009/04/05(日) 12:59:58|
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