ゼルディアの、宇宙監視衛星。
何やら、機器調整の音がする。
スケバルマンA「いよっ!みんな元気か?
・・・あれ、どうしたの、これ?」
ゼルディア「あ~、そこ踏んじゃダメです~!
今、ごちゃごちゃしてますから・・・」
ゲルゲーゲル「特撮ワールド受信機の記録メカが、一台、故障でな」
ガルス「今、調整中なんですよ~!宇宙記録メカ」
ゼロ・エックス(OX)「けっ、そんな大げさな装置かよ!これ・・・(軽くコンコン叩く)」
ゼルディア「代わりの受信機はありますから、まあ、大丈夫ですけどね」
スケA「そっか~。じゃ、そこらへん、よろしく頼むぜ、ゲルさん!」
ゲル「なんで、ライバルのはずのあたしが、
こんな、修理調整にまで、呼ばれるんだ・・・!?」
スケA「(ニタリと笑い)お前だって、情報傍受できないと、困るんだろォ~?」
ゲル「ええ、わかってますよ!だからやってるんだよ!」
(と、ぶつぶつ言いつつ、微調整するゲルゲーゲル・・・)
ゼル「ま、とりあえず応急で、こんなもんかな・・・と」
ガルス「いや~、ありがとうございまッす、ゲルさん!」
ゲル「やれやれ、毎度世話の焼けるやつらだな・・・」
ガルス「ところで、先週のジャックは、割と珍しい、場面だらけでしたね~!」
スケA「え、ジャック?・・・ああ、帰りマンだよね~」
ゼル「ほら、あれやってたんですよ。プリズ魔の回」
スケA「ああ、プリズ魔!あの変な回かァ~!」
ガルス「あ、あれって確か、有名な、
岸田森さまの、お導きによるという、噂の回、でしたよね~」
ゲル「お導きって、お前なァ・・・怪しい表現すな!別名で書いたの!」
スケA「かなり造形変わってるよね。ブルトン以来かな?」
ガルス「光る岩の塊が、光線吐くんですからね~!」
ゲル「人も灯台も、すべてを光に変えて、徐々に消してしまう、
光を食って育つ、結晶体怪獣・・・だったな」
ガルス「入院した人が、だんだん消えてくの、ちょっとこわいよね・・・」
ゼロ「次郎少年と、自動車のライトが狙われるあたり、サスペンスだな~」
スケA「ウルトラマンが光の束に、振り回されるあたりとか、
美しすぎる地獄、だね~」
ゼル「目もくらむような、きらきら、ピカピカ、ぐるぐる!の地獄・・・です」
ゼロ「あれが後に、<ウルトラマンA>のOP合成に、なるのだった・・・」
ゲル「<恐怖劇場アンバランス>もな・・・」
ガルス「<ミラーマン>のも、混じってましたね~」
スケA「それと、退治の冷凍&突入作戦、まさに捨て身、だな~」
ゲル「隊員約2名の生命が、大分、軽視されてるよな・・・」
ガルス「あれじゃ、一緒に凍えちゃうよ。隊長、ひどい・・・」
ゼロ「彼らもMATの隊員だ。死は覚悟の上だろう・・・と」
スケA「俺にとって、ぎりぎりの賭けだった、だもんなァ」
ガルス「見てるだけでも、十分、寒いッすよね・・・ぶるぶる」
ガルス「で、今週の<侍戦隊シンケンジャー>、お気に召しましたか~?」
ゲル「う~ん、さすがにもう、そろそろ、ちょっと、な・・・?」
スケA「悪くは無いんだけど・・・な?」
ゼロ「え、何がですかァ?」
スケA「あの、ほら、レッドの殿様が・・・」
ゼル「ああ。かなりキビしい、リーダーなんですよね~」
ガルス「戦う以上、強くなきゃ守れない!って、しっかり言ってますよね~」
ゼロ「言ってる事は、まあたしかに、正論なんですよね~」
ゲル「でも、普段から、あの尊大な態度じゃ、ね・・・戦国大名みたいで」
スケA「現代的なグリーンとか、すぐ腹立てるのは、無理もないかも・・・な」
ガル「家臣そのままのブルー、力いっぱい、人格お侍様、ですね~」
ゲル「締めでまさか、ハラキリ!?かと思っちゃった。どきっとしたぜ~」
ゼロ「ああ~、あいつは周囲が、肩凝りそう~!」
スケA「ある意味戦闘シーンより、はらはらさせやがるぜ・・・!ブルー」
ゲル「それとさ、今回は悪役側に、人間体ヒロイン、居ないんだよな・・・」
ガルス「あ、それっすか・・・」
ゼル「そういえば今回、悪女幹部も、初めからあの姿・・・ですよね」
ゲル「(エコーで)出せよォ~!!」
スケ「後、わかんないのが、あの、黒子さん達・・・」
ゲル「普段いったい、どこにいるんだろうね?」
スケ「先週出てたみたいに、歌舞伎の舞台、手伝ってるとか?」
ゲル「ああ、他にも役者が、いそうだもんなア」
スケ「歌舞伎座の立替え工事で、バイトしてるとか・・・」
ゲル「それはまだだよ。来年以降だろ?」
スケ「面堂家のお嬢様んとこの、お屋敷で手伝いとか・・・」
ゲル「あ~、言うと思ってた。
よそのアニメだろ!それは。もう随分前だし」
スケ「銭ゲバのお屋敷で、風太郎の手伝い・・・」
ゲル「ねえよ!今、黒子が庭で穴掘ってるの、浮かんだじゃねえか!もう」
スケ「じゃあ実は、レッドの殿のお屋敷で、警備中、とか」
ゲル「あ、それならありかもな。任務になるもんなア」
スケ「殿の寝所の押し入れに、夜中に潜んで、交代で出入りしてるとか・・・」
ゲル「やめろよ~!何か、落ち着かないよ~」
スケ「天井裏へ上って、見張りしてて、深夜ラジオ聴いてて・・・」
ゲル「見つかっちゃうだろ!侵入者に気配を・・・」
スケ「屋根の穴から、黒子の一人が、毒をポタポタと・・・・」
ゲル「乱歩映画じゃ、ないのっ!」
スケ「そして夜中に、庭からスコップの音が・・・」
ゲル「だから、銭ゲバの屋敷じゃないっ!」
スケ「じゃ、実は全員、黒子型のからくり人形で・・・」
ゲル「動かせないだろ!あんなに大勢!どうやって操作するんだよ?」
スケ「全部<必殺2009>の、からくり屋が動かしてて・・・」
ゲル「そんなに小さくないだろ!一人じゃ動かせないよ」
スケ「実は全員、黒子の黒子が居て、後ろで一人ずつ動かしてて・・・」
ゲル「二人羽織じゃねえかよ!最初からそいつらに、黒子させろよ!」
スケ「実は全員、黒子のロボコップで・・・」
ゲル「長崎のからくり屋かよ!」
スケ「普段はきれいに折りたたんで、殿の寝所の押入れに、ひそませてあって」
ゲル「殿の押し入れから、離れろよ!」
スケ「夜中に雷落ちて、作動して、
黒子が押し入れから、一人ずつ出てきて、ガシャーン、ガシャーン・・・」
ゲル「キャシャーンのアンドロ軍団かよ!不気味だよ!」
スケ「で、アナーキンと、お台場へパチンコに・・・」
ゲル「ダースべイダ-軍団じゃないか!
まわりの黒子たちが、白くなってるし!」
スケ「(ニヤリ)フッ、燃え尽きたんだよ・・・」
ゲル「黒子のジョーかよ!もういいよ!」
ゼルディア「・・・え~、では、ライダー篇報告は、
次号ということで~!(正面に手を振る)」
ガルス「そ、そうッスねえ・・・あはは・・・(真似て手を振る)」
ゼロ・エックス「この先輩達、ついてって大丈夫か・・・?(ひとまず手を振る)」
以下、次号?
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- 2009/02/22(日) 14:15:48|
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