閑話休題。
ポレポレ東中野で本日までレイトショーをやっている作品。
いまおかしんじ監督「かえるのうた」は・・・
毎度おなじみ新東宝・国映ピンク路線そのままで。わりと正統派の話。
都会の片隅、下北沢。マンガ喫茶で出合った女2人の奇妙な友人関係、コンビ結成、ささやかな夢、喧嘩と別れ、再会などを<四畳半>的世界の中に描く。
じつに生活くさい話ながらじんわり、泣ける。
片や援交で生活してる孤独な女漫画家、片や子供みたいに駄々っ子してる同棲中、縫製バイトの女。
この2人のやりとり、喧嘩等を長回しする各シーンが見せ所。
対照的な2人をカエルグッズがつなぎ、包み込む。3P、色事、シビアさの間にユーモラスな空気を軽くブレンド。肩がこらない。
しかしまあ、もう二度としない、と言いながら年中浮気してるあんな男とズルズル続いてて。よく懲りないもんだ、あのヒロイン。
その相手が下妻物語?風なのが笑える。長いパン持って戦うシーンも。
ラストが今時、洋画系でもあまりやらない?ファンタジーなオチで、見事に<自然に>締めてみせた。愉快爽快。
置いて行かれるは男ばかりなり・・・?
以上。
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- 2006/01/27(金) 00:23:32|
- 劇場用映画
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