主水日記。
1月10日、土曜。
高田馬場、BABACHOP。
自主映画関係方面への、年明けのご挨拶を兼ねて、
小原茂樹監督主催・<SUPER-B-DASH>企画上映会(暫定最終回)へと、足を運んだ。
過去に観たことのある4本・プラスアルファ作品群を、再見。
シネマ下北沢(シネアートン下北沢)のレイトショー企画、<over8>の1本、
ジャパネスクで、BGMもぴったり、落ちも、きまったぜ!な、
大人のお正月にふさわしい?時代劇短編、
永野敏監督の、「画竜点晴」。
数年前までの、山本浩司出演作品などにも見られる、
この線の、ちょいブラック描写、好きだなあ。
(撮り方から<なんちゃって8ミリ映画>、と小原氏は呼んでいる・・・の声)
内田伸輝監督が、元彼女のアート活動を記録しつつ、
男の未練までも垣間見せて、ひそやかに泣かせる、ドキュメンタリー「温もり」。
女性はいつも何かと、男性の想いの、
そのまた先へと、さらに移動してゆくのだった・・・。
松田彰監督らが映画美学校にて開催の、<Born in the5>上映会で、初見。
(ブログ内検索、「シネマ人・温もる」参照可)
お次は、<シネマ秘宝館>や<映像温泉芸社>方面では、
毎度おなじみ、高橋玄監督の「手づくりのSTAR WARS」。
全員で、手ダレの手タレ、とは正に、この事よ・・・!
(いや、たしか素人なんじゃ・・・?の声)
アイデア・工夫と、スピーディな展開、
初見客にも、大ウケ!だった。
そのメイキングとともに同時上映、「ルート・エxxアン」も、
久々に観て、皆で爆笑。
80年代SF系洋画を、TV等で観た人なら、カットごとの酷似?ぶりに、
「ああ、あれやってるね~」「わかるわかる」と、笑えるのだ。
第4コーナーは、これも今年、TAMA WAVEで拝見した、
江藤有吾監督「ハロー・グッバイ」。(当ブログ内・検索可)
連続ドラマをいっぺんにまとめた密度、という小原氏の指摘が、
作品の肝(きも)の大半を、語っている。
少々イタイ話ではあるが、ユーモアも随所に含まれており、
女性2人のドラマとしては、大変よくできていると思う。
主演女優2人好演、よくぞ頑張ったり。
石川謙氏も、悩めるお父さんを演じて、はまっている。
なお、今回は2月の<映像温泉芸社>イベント予告編付き。
どうやら、例の「ネコマン」の<宇宙犬>が、
スピンオフ?してきそうな感じだが・・・?
どんな形で出るのか、楽しみだ。
上映が進むにつれ、新しい男女客層とともに、
思い出深き、各所作品の監督や関係者らが、次から次へと来場し、
みるみるうちに、前の方の席が増殖し、
実質殆ど、満席に近くなっていった・・・!
一人1000円の打ち上げ会でも、居残り組が、いつもよりも多かった。
1回目の入りの寂しさにもめげず、上映・PRを続けてきた、
甲斐が大いに、あったという訳で、
企画・スタッフ一同も、終始ご満悦、なり。
自主上映会、時にはかくあるべし、
という、一つの、良き見本であろう。
さて今年は、シネマ旅の観客道で、
どんな魅力的映画に、出会えるだろうか・・・?
以上。
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- 2009/01/11(日) 11:44:40|
- インディーズムービー
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