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シネマ旅の途上にて

自主映画ウォッチャー、アWorkerのブログ。

必殺必中!仕事人

秀の、日記。


世は、既に・・・
いや、少なくとも小生に関しては、
この1、2年、ず~っと、
継続的に、<必殺まつり>!状態になっている。
(十分、知ってるぜ!・・・の声)

「必殺」シリーズ再放送は、先週までのテレビ朝日のみならず、
関東のローカル各局を含め、いまや、相当な本数にのぼる。
金曜だけでも、新作「仕事人2009」第1話を含めると、
4本分、チェックできた。

有料チャンネルOAまで入れると、まだまだ、あることだろう・・・。

最早、「必殺」趣味人冥利の小生にも、
そのすべてを網羅、チェックすることが、
時間的に、不可能に近い・・・。
ファンとしては、大変うれしい悲鳴!状態なのである。


さて、「必殺仕事人2009」レギュラーシリーズ、
第1話・「一刀両断」。


SP同様、OPに人形浄瑠璃を入れるのは、ナイス!なり。
ただ、できれば、サブタイトルのアレ(CM前に出す奴)を、やってほしかった。

オールドファンなら、よくご存知の、
サブタイトルに番組ごとの<語感統一>を出す、アレを・・・と。
(実は、このブログでも時折、やっていたりする・・・の声)
予告編の一文字が赤色、ってのが、今回の、それなんだろうか?

ゲスト出演の中村俊介、
いきなり酷薄キャラで、どきっ、とさせる。
ひでえ奴だな~。まったく。

「砂時計」「魔王」・小林涼子との会話シーンは、なかなか、憎い出し方。
出会った時には、相手は既に、罪人(つみびと)だった・・・。
ちきしょ~、泣けてくるぜ。

「お父さんが、自分の世間体と育て方を押し付けるから、
お姉ちゃんは、家出したのよ!」みたいな展開は、
現代ドラマでもよくあるパターンだが、
世間のお父さん方は、ここで、ひっそり泣いてるかも・・・?

今回の悪玉チームは、
芝居小屋の、人気役者もたじたじ?の、
江戸のイケメン・ブームに乗じた、
ホスト&風俗店の、運営メンバー達。
あれ、よく見ると、「ゲキレンジャー」のリオ様も、居る・・・!
(町田マリーさんも、いるようだね・・・?の声も)

彼らがレギュラーのからくり屋を、スカウトに誘うシーンでは、
「そりゃあ、ジャニーズだから・・・ね?」と、
観ながらついつい、突っ込んでしまうのだった。

この風俗店の連中が、繁盛の裏で、
どっかのニュースで聞いたような、
とんでもなくえぐい、商売をやっていた・・・。

で、頼み人が来て、仕事人たちの出番となる。
一度は断るも、二度目は受ける。

ここで一つ、疑問。
その頼みの場所に、仕事人の使いがその時居るのって、
江戸市民はどうやって、知るんだろう?
いつの何時に、そこへ行けば、願いを聞いてもらえるのか?
という事前情報は、一応必要だと、思うんだが。

「風雲竜虎篇」の、絵馬と坊主みたいなシステムとか、
何か、こちらも納得しやすい工夫が、今一つ欲しいところ、なり。

それと、あの標的さん、
あれだけいろいろ悪事に加担してて、
割とすぐ、情状酌量で釈放、ってのは、
いくら何でも、ちょいと、早過ぎないかい?

その筋って、少しおかしいような、気もするが・・・。
それに、あのラストの仕掛け方じゃ、
裏稼業が周囲に、ばれちゃわない?下手すると・・・。

もっとも、大先輩の主水も、結構、危なっかしかった事が。
「あのとき一緒に歩いてたのは、中村の・・・」とか、
証言されないか?って、はらはらさせられた回も、あったような。

それなら、たとえば留置中の牢内で、仕事を・・・とか。
で、小五郎たち同心が非難される、でも仕事人達は真相は知っている、
ってシビアさを出すのでも、いいじゃないかい?と。

さてさて、玉櫛(水川あさみ)と交代で、
新登場の、女忍者娘・如月(きさらぎ)。

風俗店に入り、騒々しくびびる有り様が、
まるで「剣劇人」の、工藤由貴だ!
妙に懐かしさをも、感じるものが。

まずは、お転婆な魅力を発散しつつ、
徐々に忍者のハードさを、出していただきい。、
食通仕事人・涼次とのやりとりも、
まだ硬さが残るようだが、
そのうちにだんだん、味が出てくるかも・・・?と、ちょい期待。

どうしても気になるのが、同心・小五郎の役どころ。
宿命とはいえ、主水の過去シーンと、比べてしまうので・・・。
もっと、二面性を、役者やの~!という位、出してほしいのだ。

「どこに惚れたの?」「顔」!には、やはり、吹いた・・・。
そういう現代ネタは臆せず、むしろ、もっとやってね!と希望。
それでこそ、「必殺」なのだ。

・・・あ、今回、せんとりつが、出なかったな・・・。
でも、やっと覚えたぞ、こうとふく。


というわけで、準オールド・ファンとしては、
まだまだ言いたい事も、多々あるのだが。
とりあえずは、長い目で、見守っていこうではないか。

何しろ、新しい<必殺>シリーズの歴史は、
今、始まったばかりなのだ。
折角、始めた以上は、レギュラーシリーズ枠内で、
可能な表現実験や、新趣向を、
できる限り、貪欲(どんよく)なまでに、試してみていただきたい。

必殺のみならず、TV時代劇全体の、
今後のためにも、是非、どしどし・・・と。


ゆえに、来週も、観るぞ!


以上。



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  1. 2009/01/11(日) 11:41:12|
  2. 時代劇
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