鉄の、日記。
ピンク映画でデビューの、城定秀夫監督による、
成人向けDVD作品・「デコトラ・ギャル 奈美」、
ポレポレ東中野レイトショーにて、1週間、スクリーン公開。
土曜夜の初日に、行ってきた。
いくつかの予告編の後、添え物で、
<刑事まつり>シリーズ(外部で検索せよ!)の一本、
城定監督の「刑事ローグ」が、まず映写された。
いや~、思い出し笑い、しちまったぜ~!
デジタル・カメラを覗きながら、容疑者の女を張り込んでいる男性刑事。
その色っぽさにときめいて、今や興奮しきっている刑事は、
女が殺したらしい、男の死体を発見するや、
ただちに、容疑者確保へと、ダッシュ!
そ、そして・・・衝撃の結末が!
ま、間抜けすぎる。
この刑事、アホすぎる・・・!ぎゃははは。
これが前説で、次のデコトラ長篇が、トリ。
「窓辺のほんきーとんく」の自主女優やら、
<スパイガールズ>モノで、キンキラ宇宙人?やら演じてた、
例のAV&ピンク女優、吉沢明歩が、
なんと男勝りの、トラッカー姉ちゃんに。
それ聞いた時にゃ、
「え、本気でやんのか!?」って、仰天したけどな・・・。
おお、ちゃんと、だんだんそれらしく、見えてくる!
やるじゃねえか、吉沢。半端じゃないね。
生真面目で、ちょいとスケバン風で、怒らすとコワ~い、独走派。
半端なお付き合いは、しにくそうな姉ちゃんだけどな。
キンキラ宇宙人役で、鉄パイプ持って暴れたときの根性は、ダテじゃないね。
さっきまで刑事だった?吉岡睦雄が、
彼女に恋する、純なトラッカーを熱演してるのも、好ましい光景。
周囲のコメディ・キャラ達も、にぎやかでいいね。
いかにもなギャング達が、間抜けなトラブルに慌てるシーンは、大笑い。
トラッカー相手に、風俗営業していた、
病みがちだが能天気?な、にわか女性助手?が、
風呂場で<神様の伝記>を話す下り。
あれが後半の展開と、ラスト・シーンまで、
ちゃんと引っ張られているのが、泣かせるぜ。
嘘でもいい、前向きな気持ちで、
何か<夢>を、見たかったんだろうな、あいつは。
お約束のエロいシーンも、しっかり入れながら、
いい台詞で、しっかり泣かす、
心憎いまでの、JOJO(城定)流映画だったぜ。フッ。
以上。
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- 2008/10/26(日) 02:22:48|
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