主水日記。
8月31日、日曜。
昼過ぎより、新宿ロフトプラスワンへ、入場。
ついに、その日が来た!
<シネマ秘宝館40スペシャル>。
場内にて、一同、乾杯す。
おめでとう、40回記念!!
8ミリフィルムが主流の時代から、
ビデオ、DVD、ネット・アップの時代へと、
映像文化の変遷とともに、
よくぞここまで、連綿と、
愉快な秘宝を紹介しつつ、続いているもんだよなあ・・・。
と、観客の小生も、感無量、なり。
以下、括弧内は監督名、または制作団体名。
{第1部 みじかめ作品・ど~んと上映!!}
「ゲーマデリックのテーマ」(斉藤浩一):再見
・・・ゲーム店のPR用に制作された、8ミリフィルム作品。
ライトでカラフル、軽快テンポ、
切り貼り写真が、小粋で楽しい。
「森の番人・魚様」(ふみはぁとスタジオ):再見
・・・シンプル、インパクト勝ち。
こういうのも、怪獣、というのだろうか?
「魚の別れ」(関口政一):10秒作品
・・・タイトルから、どんなドラマが?と期待されたが、
あっという間に、終わり。
早い・・・逃げられた!と気づき、笑う。
「水泳100m超自由型」(ふりふり組織):
・・・パンツ男の奇行に、中継音声は、入るけれど、
それ、水泳ですら、無い!
公園だし。発想、自由すぎ。
逃げろ、近くの主婦達よ!
「天国ランナー」(長谷川朋史):8ミリフィルム、再見
・・・痛そう・・・ほんまに天国、行っちゃったね・・・。
「地球星人」(ドラ藤本):
・・・アニメ・パロ、どつき漫才付き、
結構笑えるんだが、
「宇宙戦艦ヤマト」を観てからでないと、よくわからないかも。
言動不審な、ヒロインと艦長と総統に、尽きる。
「おはぎ」(荻野信夫):
・・・八王子の伝説らしき、民話調。
子供時代に、昔話の本で読んだような話で、
オチは、すぐわかった。
とにかく、ゆっくりゆっくりなリミテッド・アニメで、
ひたすら、のどか。
「宇宙人の旅日記・夢日記」(手塚達也):再見
・・・あの仮面、あの面接、あの歌、あの腰ふり・・・。
一度味わったらば、当分、クセになる、可笑しさ。
もう都合10回は、上映されてるはずだが、
いまだに全く慣れない、とのたもうた司会者に、又、笑う。
{第2部 昭和16年製!戦前の3D立体映画上映!!}
「Third Dimension Murder」(ジョージ・シドニー):
・・・赤と青の眼鏡を掛けて、
映写機による洋画フィルム上映を、鑑賞。
アダムス・ファミリーでも出てきそうな洋館に、
紳士が、踏み込むと・・・
お化け屋敷の仕掛けが,落ちてくる鍋が、骸骨が・・・
おお、たしかに、飛び出して見える!
これ、公共保存中らしいけど、遊園地のほうが合うね。
貴重なものを、観れた。
{第3部 かなり飛び出す!3D立体映画上映!!}
「飛び出せ!お侍さん」(長谷川朋史):
・・・四畳一間で、侍?との、飛び出すチャンバラ、
そしてあの、作法も、伝授された・・・。ちょっと笑う。
「羽衣伝説21」(細山広和):
・・・のどかな民話調。
あの天女が、伝説のアレを、支えてたのか。
ご苦労さん、です。
「ドギーカムビスタ」(関谷):
・・・飼い主と散歩する犬の、低い目線で、
東京の街並みや、すべり台を、撮る。
いつもの世界が、違って見える・・・。
「3D-TOKYO」(関谷):
・・・なんと、自主枠ではめったに、
お目にかからない、オール空撮!
ヘリコか、セスナか。
すごい贅沢ビュー、だな~。
「サムライ女子高生」(Re:Q):
・・・男子高校生と、女子高生、
木刀持ってるもんだから、
ラブ告白のはずが、毎度すぐ、
一手ご指南!決闘チャンバラ!になってしまう。
若々しくパキパキ、軽快な殺陣が見どころ。
{第4部 最高におもしろい作品・どーんと上映!!}
「笑点リミックス」(VJコミックカット):再見
・・・映像上映に選択肢付き、
お好みリクエストは、盛り上がる!燃えるぜ!
「スペースアニキ」(Nーfilm):再見
・・・ウロロロロ、ドルゲー!!な宇宙怪人が、何度観ても不気味。
呆然のやられ方、墓前シーン、合体技、
すべての強引さに、ひきずられ、笑わせられる。
これを超える、ヒーロー・パロを作るのは、
大変な困難が・・・ともなうだろう。
「極楽寺の一里鐘」(土田 寅雄):
・・・こちらも八王子の民話らしき、
手作り、リミテッド・アニメ。
街道をゆく、人物達の動きが、
超シンプルで、ちょっと笑える・・・。
基本形は、
シンプル、やり逃げ、やった者勝ち。
これが、シネ秘12年の、
メインシーン群をつなぐ、歴史の真実、なのだった。
以上。
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- 2008/08/31(日) 00:02:54|
- インディーズムービー
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