左門の、日記。
2日間、どしゃ降りの、雷雨。
ようやく水曜から明けたら、
やはりというか、連日、
うだるように、蒸し暑い。
夏は、なるべく涼しく、静かに過ごせる様に、したい・・・。
さて、チバテレの時代劇枠が、飛び飛びながら、帰ってきた。
当然、水曜は、前半期の「仕事人」。
今週の主役は、若かりし日の、秀。
必殺版・青春悲恋物語。
筋こそ、ほぼ、いつものパタ-ンながら、
普段の比較的クールな仕置シーンよりも、
かなりエキサイトしていて、
周囲を、はらはらさせる程。
お加代、という名の町娘。
(何でも屋の、ではない、まるで別の人。)
彼女に惚れられていて、「私と所帯を・・・」とまで言われるが、
秀は、煮え切らない態度。
なぜなら、彼は今・・・仕事人。
町娘との、穏やかな対話中にも、
ついこの前、裏仕事で始末した、
守銭奴の花魁を、思い浮かべてしまう、秀。
そう簡単に「おうよ!」とは、踏み切れないのだ。
そんな時、彼女が行方不明になり、
商人の息子と駆け落ちした、という噂が流れる。
そしてその息子は、水死体になって上がり、
心中の片割れとして、扱われる。
実はそれは、人身売買で海外と密貿易をする、
人さらい一味による、偽装だった・・・。
一連の事件を独断で追って、熱くなり、焦る秀に、
元締・おとわが、釘を刺す。
「仕事人が、所帯持っちゃ、いけないよ・・・」
当然、主水や左門は家族持ちじゃないか!と、食ってかかる秀。
彼らは自分を律する事が出来るんだ、お前は若すぎる、と諭すが、
忠告を聞かず、突っ走る秀を見かねたおとわは、
左門に、秀を今夜中に殺れ、と命令する。
(ひで~ッ、って今、言ったでしょ?の声・・・)
背筋に光る、<同僚>左門の剣を、気にかけつつも、
やがて、監禁場所から逃亡してきた、記憶喪失の女性や、
駆け落ちは稼業取り潰しになるぞ、と、
奉行所で邪険にされた、商人夫妻の訴えなどから、
真相に感づいてきた秀は、
危険を承知で罠を張り、悪人どもをおびき出すが・・・。
(しかし、薄幸な女に、秀は縁が多いねえ・・・の声)
これ程、怒りに任せて、
物凄い形相で暴れる秀を、観たことが無い・・・。
仕事終了後、一回りの<成長>を認めたおとわは、
左門への<秀抹殺>司令を、解く。
なんとも切ない、秀の青春物語、だった。
以上。
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- 2008/08/06(水) 22:34:43|
- 時代劇
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