代表者、追記。
・・・その後、金曜夜、
仕事終了後に、ダッシュで、渋谷東急へ。
PFFアワードの授賞式は既に終了し、
グランプリ受賞作、
市井昌秀監督(注1)、
「無防備」の上映が、始まっていた。
田んぼの真ん中の工場に、妊婦の新人がやってきた。
旦那が失業中にもかかわらず、
何だか、とても前向きで、陽気。
指導するのは、かつて交通事故で、流産した女性・・・。
対照的に、無口で陰気、
夫とも、うまくいっていない様子。
そんな2人が、温度差を感じつつ、
何度か、相互関係の危機?に瀕するも、
徐々に、友情をはぐくんでゆく様子が、
工場内と、帰り道の田園を背景に、
割にゆっくりと、丹念に、描かれてゆく。
そして、運命?の日が、来て・・・。
妊婦を主演の一人にした上で、芝居を撮り、
フィクションの中にも、ドキュメンタリーの手法を駆使。
双方が、ストレートな物語のもとで融合した、
圧倒的な・・・力作の、誕生。
以上。
(注1)「隼」で、2006年度PFFアワードに入賞、準グランプリ。
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- 2008/07/26(土) 09:18:53|
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