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シネマ旅の途上にて

自主映画ウォッチャー、アWorkerのブログ。

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ビーグル警部の歳末

某所、仕事人達の溜り場。


鉄「よっ。こないだはどうも、な。しっかし、寒いよな」
主水「誰だよ、温暖化で暖冬だなんて言ってた奴は!」
政「今年ももう終わりだな・・・早いな」
竜「あれからどこ行ってた?」
主水「いろいろさ。とにかくここ半月は公私共にバタバタだったよ」

勇次「自主方面は結構あったんだろ?」
主水「シネマボカンで10日の土曜に季節はずれの納涼?<B-SHOT PICTUES恐怖劇場>の会とか、最近じゃ23日がクリスマス恒例の<シネマ秘宝館>でゲラゲラ笑い収めして、ついこないだの聖夜は来年1月までで一時休止迫った<シネマキャバレー>の3本立て上映会。殆どがもう、楽しい忘年会代わりだったね」

主水「<シネマ秘宝館>では以前<韓国まんがまつり>で少し触れてた<0ャー0マン研>の実写版にごうわく副館長が挑戦しててな」
鉄「いい加減な変身合戦、いかにも救われない投げやりなラストと誤字指摘がばかばかしくて、笑えた。何のために家人に化けたんだよ?あの侵略者」
主水「宇宙基地にでも潜入すればいいのに、アパート・・・アレ以上展開しようが無いよ・・・」
鉄「斉藤館長も一作上げてきたな。<疲労戦隊ツカレンジャー>」
主水「読んで字のごとく、思いっきりそのまんま。ナレーションで大笑い。あれじゃ素顔の戦士でバトルしたほうが・・・!ははは」

鉄「例によって作品制作が司会コンビの言うチキン・レース状態で。とうとう2本程崖へ落っこっちまった」
主水「へんしん製作委員会の<美少女仮面ミラクルレイ2>が中止で、代わりにきた作品<へんしん>がお料理?映画なのには笑ったな」
鉄「全然、人手が要らないヒーロー!しかもレ0ピ付き。コロンブスの卵だな」
主水「<ヒャクレンジャー2>の代替作品は昼は<真・地方戦隊キタカントー>、夜は<ヒャクレンジャー(1)>と変えてたけど、どっちも初めて観た人達にはわんわん、受けてて安心したよ」

鉄「他作品の上映順も昼と夜では一部変えてたけど、締め方としては夜の部の順番が正解、かな」
主水「音響入れが間に合わなかった<ミサイル三郎>では効果音だけ監督がマイクの生声で演じてたよ」
鉄「ハーフ活弁ライブ状態も、又オツなもんだよな」
主水「脱走した超人と追っ手の後輩超人、マカロニウエスタンみたいな渋味があるキャラ達に、漫画みたいに人が真横に動いたりそこら辺の物がミサイル化したりするナンセンスが画面内で、意外にマッチしてるからユニーク」
鉄「でもライブならばやっぱりというか坂本頼光活弁が一番ライブ感と時事性あって面白い。<サザザさん2>、渋みキャラ声色全開で愉快。素人芸人大会の騒動がもうサイコー!だな」
主水「どうしてもじい様俳優の物真似、入れたがる活弁士だな。そのうちきっと歴代水戸黄門のヨイヨイ・サンタとか出すぜ、ありゃ」
鉄「昼の部に来場した特撮命・レイバー佐藤監督は<クラッシャー000シ>。何ていうか、テンジョンすげえ高かった。圧倒されたよ。あれ程自分で自分のオールパロディ?やるのは相当な勢いと度胸が要るよなあ」
主水「あれは他所でどう語るべきなのか・・・正直ちょっと困ってるよ。かなり笑えるんだけど、ね。もうイケイケ、いきっぱなし。あやしげな連中を街中で見つけ出して突っ込む才人、とでも言っておこうかな」
鉄「<悪魔人間>渋谷篇リマスター?再映もバカウケ!あれやっぱり強いよ」
主水「自動改札じゃなかった渋谷駅、懐かしの出会いシーン、今やあの頃の記録としても貴重だな」
鉄「でもよ、結局、印象さらったのは例の<鈴木マン>4巻と某<キャッ0・0イ>パロCGだったよーな・・・」
主水「<鈴木マン>、第三話の怪人ジ00サ00テールが予想外にウケてたよね。それあるある、って親近感あったのかな?この前より反応良かった」
鉄「あれならジャイアント・シーンにセット要らないよな!カメラ視線だけでああできる」

鉄「あと、安田真奈監督のサスペンス・ホラー<ヒトチガイ>はかなりコワかったな。ずっとテンジョンが落ちない」
主水「まるで知らない奴に妹と間違えられて心中につきあわされちゃ、たまんないよなあ」
鉄「しかし何で又、<シネマ秘宝館>でかけたのかな?」
主水「司会は人格的変身、とか言ってたけど、ある意味当たってるねえ」
鉄「あれさ、<恐怖劇場>に持っていってやれよ!いいお手本になるから・・・」

主水「<恐怖劇場>は1本目の<死人たちに捧げるブルース>が一番好きだな。下北沢とか阿佐ヶ谷あたりなら似合いそうな、ちょっとミュージシャン業界的ないいお話だったね」
鉄「<探偵とバラバラ死美人>も、ちょいと泣けてくる人情モノでなかなかいい味わいなんだ。<探偵物語>怪奇人情譚」
秀「でもさ、<怨霊の棲む家>や<地獄花火>で普通に名作怪談オマージュ式をやるときは、どうもいまいちなんだよなあ・・・展開にもうちょい意外性やだめ押しがグッ、と出てこないとね」
政「<VOODOOBLOOD>シリーズも探偵役とヒロイン、精神心理学と吸血鬼、って組み合わせは結構そそられて面白いんだけどね。こっちはどうしても岸田森のと比べちゃうから・・・な」
主水「<恐怖のピクニック>で明るい場所柄なのにおびえるヒロイン・宮川ひろみの異様さとか、<・・・棲む家>の階段とか、<地獄花火>の血抜きシーンなんかにはさすがにどきっ、としたけれど」
政「あの感じで全体を引っ張れてればなあ」
秀「山岸監督は一度人間の哀切が入った、初期作品の作風に戻るべきだよ」
鉄「中川信夫や石井輝男の不意打ちや派手さよりも、黒沢清監督の<回路>や鶴田法男監督作品の薄気味悪さと哀切のミックスした方向を目指したほうが、ハマる気がするよね。やってみる価値はあるんじゃないか」
政「さいとうますみ・三宮英子・星野佳世という豪華女優陣協力は、しっかり覚えておこう、と」
竜「<ムンクより 女優の叫びが ホラーかな>」
鉄「座布団一枚!」


政「そういえば<シネマキャバレー>でも落ちたの1本、あったよな」
主水「最初の作品<ザ・ブレークマンショー>がDVDの規格違いとかで上映中止。関係者コンビで漫才みたいに洋画関連トークやってつないでた」
鉄「やれやれ、あっちこっちでおわび会見だらけだな・・・」
秀「<アラビアのロレンス>や<バリー・リンドン>の話なんて随分、久しぶりに聞いたよな」
主水「年上のカラフルないでたちの人が観客論的には肯ける話も多くて、結構面白かったよ。あの人ほどには何度も細かいカットまで確認して観てないけどね」
政「<ジョーズ>や<スターウォーズ>よりもフランス映画の結論出さないあいまい風な作品群が好みの人みたいだったな」
秀「中年男性達が光ってる佐久間孝監督<ボンネットバスブルース>の再映もあったしな」
主水「柴田鉄平監督の作品、<Happy End>が友とのある特異な再会と別れを描いてエネルギッシュ、強烈、かつ男泣きだったなあ」
秀「あのきっつい状況の後で戻ってきた奴に主人公は一時戸惑うけど、仲間の遊び友達がみんなあっさりと日常的に受け入れてるのが・・・若さのエネルギーだけを信じていられる年齢らしいよな」
主水「友達と2人でとりとめもなく話してるシーンや炎のラストがジーン、だね。近頃忘れていた熱いものがあったな」
政「上映後に出演者のギターライブもあったし。最近割と珍しいよな」
秀「最後に追加上映された岡本泰之監督の<MILKMAN2>予告編、また、長ーい感じだったなー。明らかに鶴岡みゆき組が編集してるんだけど」
主水「最初、こないだの<VISITORS>の続編かと思ったよ・・・」
鉄「まだ撮ってたんだな、アレ・・・一体いつ完成するんだ?!」
政「で、次回再上映の<油揚げの儀式>が先にDVD販売決定!そっちの予告編は、批評文付きでひたすら<油揚げの儀式!!>連呼だったよね」
主水「まあ、あれは文句無くたっぷり面白い作品だからな」
秀「打ち上げで円筒状の太いポッキー・ケーキが出てきてさ。細いポッキーの束と並ぶとまるで、西遊記の如意棒(にょいぼう)が大小置いてあるみたいで。受付嬢が入刀したら段々かまぼこ状に曲がってきて。寿司屋みたいで笑えちゃったよ・・・」

お加代「ところで八丁堀、ぶっ倒れたんだって?先週」
主水「先週は日・月・火と高熱でな。37・8度出してへばって寝てた。3日間どこにも行けなくて悔しかったよ。下がってからは映画以外向けの年賀状書きの追い込みで又へばってた。とてもじゃないが年内で全員には書けないよ・・・」

秀「劇場公開は観てねえのか?」
主水「東中野の<空中庭園>と<ビタースイート>はぎりぎり、間に合ったよ。あやうく見逃すところだった」
鉄「片や家族間の秘密発覚騒動、片やマリッジブルーの女が家族持ちのコック中年男といきなりアレしちゃって、妻の前の夫が病気でぶっ倒れて・・・だもんな。昼夜とも離婚や二股天秤の経験者にはちょっとつらーいプログラム、だろうなあ」
主水「<ビタースイート>はピンク上映のどっかで一度観てる気がする。2度目かな」
政「亡くなった林由美香さんが子持ちの人妻役って珍しいね、ピンク枠では。よく撮影OK出たよなあ。前の夫役の佐野和宏氏との病室でのやりとりはもう、ヤマの見せ場だったよ」
竜「<空中庭園>はどうだった?監督の逮捕事件で公開心配してたけど・・・」
主水「いや、それ以前から予告編は観ててさ。<ポルノスター><ナインソウルズ><青い春>ってずっと男くさいキレた喧嘩風の作品が続いた監督が突然、辛口ホームドラマだもんな、そっちでまずびっくりしたよ」
鉄「監督の中ではバラバラだった人々が擬似家族作ってる、っところが共通点らしいけどな・・・」
主水「山田太一ドラマ<岸辺のアルバム>みたいな感じの展開で、本編も普通に観れたけどね。ソニンと板尾のシーンとか、ツボの所では大笑いしちゃったよ」
鉄「何にしろ出てくる奴等が皆、お互いに一見すごくオープンな家族らしさ、を演じてるからな。それがだんだん外から来た人にもわかって来て、あるきっかけで一気に崩れて、大騒動になっちまう」
秀「後半かなり言いたい放題言い合うからな、小泉今日子と大楠道代の娘と母親が」
順之助「あれ見せられると、理想的な家族関係って一体何なんだろう、って思っちゃいますよね・・・」
主水「うん、でもな、<空中庭園>はブランコみたいに揺れてるキャメラワークとか、血生臭い強烈な感情爆発イメージシーンとか、バビロンを意識したらしいベランダの庭園とか、開発ピークを過ぎたニュータウン近郊都市と家庭とラブホテルを舞台装置にしてかなり思い切った大胆描写してるのが、相当におもしろいよ。やっぱり観といて良かった」
竜「でも、あの終わり方は・・・?納得できたのか?」
主水「まあとりあえずは、な。一家の母親で妻って、気持ち的にはああいうもんかもな。俺は結構いい終わり方だな、と」
鉄「冷たく<近代文学的>に突き放すばかりが必ずしもドラマの締め方じゃない、って事よ。わかってるじゃん、あの監督」
お加代「小泉今日子にはやっぱり、演技賞与えて正解だよね」
順之助「監督逮捕は本当に残念だけれど・・・」
主水「この前の<金八>観てたからな、お前」
鉄「入稿時期の関係もあるんだろうけど、先に取材してた多くの出版物で、逮捕の件と作品自体の評価とは別次元、って扱ってたのはやっぱり正しい態度だったんじゃないの」
政「内容と関係なく公開中止じゃ、作品が浮かばれねえもんなあ・・・」
仕事人一同「同感!!」

主水「てなわけで結局、すったもんだも含めて状況を丸ごと味わって楽しめる、ってえのが趣味人、観客道の理想なのかも・・・なんてな」
順之助「いいんですか、そんなアバウトな年末の締めで・・・?」
・・・で、もはや、27日のシネ秘<大忘年会>まで行く気力が無い・・・。皆様めんごです。
では皆様、良いお年を。
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  1. 2005/12/26(月) 22:08:11|
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