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シネマ旅の途上にて

自主映画ウォッチャー、アWorkerのブログ。

時間を跳び越え、ガルスは行く!

三味線屋の、日記。


これもごく最近だが、都内にて、ひょんな機会から、
「よっちゃんロシア/残りもの」、及び「ゆめこの大冒険」の、
関係者諸氏に、ようやく面会がかなった。

「よっちゃんロシア/残りもの」(2002年)は、
PFF出品時に、大変おもしろく、愉快な気分で観た、逸品。
難しい筋も何もなく、反復運動のリズムあるのみで、
おもしろい短編映画は、ちゃんと撮れる!
ということを、見事に証明してみせた。
一度、玉野真一監督にも、一観客として、お礼を申し上げたかったのだ。


筒井武文監督の「ゆめこの大冒険」(1986年制作)は、
封切り事(翌年頃か?)に、観に行っている。
キネカ大森か、渋谷か、だったと思う。

当時の映画誌記事に、「映画の残骸を撮る・・・」とあったので、
ええっ、どういう意味なんだ?と、戸惑った記憶が、ある。
あの頃、小生もまだ生真面目で、若かった・・・。

白黒のサイレント・スラップスティック(ドタバタ喜劇)映画を、
日本の主演女優(かとうゆめこ)&男性俳優(当時学生つながり組)によって、
作ってみようという、作品。
人物達がすべり台をすべるように、つるつるとなめらかにすべって、
チャップリンやキートン、マルクス・ブラザーズのワンシーンのごとく動き回るのが、
観ていて楽しかった記憶がある。
二十年余りを経て、
まさか、当時の皆さんに、めぐり合えるとは・・・!

一期一会、長生きしていて、よかった、
と、不思議な感銘を、抱いたのだった。
若い人達ともお話が出来て、いろいろと、参考になった。
こんな日は、年に何度も無いだろう。


そういえば最近、キネカ大森、
「トンマッコルへようこそ」以来、行ってないなあ・・・。
以前は、随分頻繁に、お世話になったものだが。
80年代から90年代初頭までは、大井町に、
名画座の大井武蔵野館があったので、立ち寄りやすかったのだ。

加藤泰監督特集(会期中に、亡くなられた・・・)に、
「プルガサリ」公式公開に、
工藤栄一監督晩年の、新作映画封切りに・・・。
あの時は「新必殺仕事人」中条きよし氏が、
ナース役の女優と初日挨拶に来ていて、
女優さんをちょいと、からかっていたような。
感激だったな~、と。


酸いも甘いも含めて、
こういう思い出を得て、
映画への思いをめぐらせる、
素敵な機会がある限り、
シネマ旅の終着駅は、
ずっと、先のことになりそうだ・・・。


以上。









「筋肉インフルエンザ」の人達、その後、どうしているかなあ・・・?
PFFの記録映像、撮っている人達もいたなあ。
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  1. 2008/05/18(日) 09:59:51|
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