シネマ旅の途上にて

自主映画ウォッチャー、アWorkerのブログ。

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優しい夜に吼えろ、ガルス!

政の、日記。


17日、土曜。
午前中、昼過ぎまで、仕事。
午後、軽い昼食後、新宿へダッシュ、
開始時間には1時間弱遅れるが、ロフトプラスワンへ向かう。

・・・理由?
勿論・・・<映像温泉芸社>プレゼンツ企画の・・・
<伊勢田大博覧会>のためである!

ついにあの、シネマボカン・イベントの秘密兵器が・・・
大新宿へと、進出!
それは初見客の反応を、観たくなるではないか!

14時頃の時点では、お客は、40数名位か?
ロフトプラスワン各種エンタメ・イベントの、主催&常連客層が目立つ。
新規男女層も、ちらほら、あり。嬉しい。

監督自身のトーク登場こそ、無いものの、
司会の芸社諸氏や、
漫画原作者のT先生の、
出版方面ならではのコメントが、愉快。
要するに、異能を認めなければ、
新しいカルチャーは育たない、ということ。
まったく、同感なり。

特にXIG氏のコメントは、詳細にわたり、
映像を見慣れてきたはずのこちらも、
ついていくのが大変な程に、豊かなものだった。

作品自体への観客の反応も、すこぶる良い。
皆、わんわん、ウケまくっていた。
まずは、成功。

あまりにも面白くて、世間には秘密にしておきたいような、
でもちょっと、PRしておきたくなるような・・・?
ああ、広めすぎたくない、でもやっぱり見せたい!
(どっちなんだ~!「サルまん」か~!の声)
複雑な気持ちと喜びとが、ほぼ同時に、ある・・・。
そんな監督なのだ、伊勢田監督の作品群は。

芸社の過去スレにも、ここのブログにも、以前から触れているし、
大半の作品については、既に観ている。
おなじみの方々にはもはや、説明は不要だろうが、
未見の人のために、ごく簡単に書くと・・・。

手製リミテッド・アニメの代表作、「浅瀬でランデブー」(1999年)という、
昭和のTV少女マンガ系イメージで作られた、
ラブコメ作品が、一番わかりやすい例と思われる。

すべて手製セル画動画、
独特の荒っぽさ?と丁寧さの同居した、手作り感。
声も1人で複数男女役をこなす。
ヒロイン達の、茶目っ気と可愛らしさ。
リミテッド・アニメゆえの、反復横とび?的な、特徴ある人物動作、
予想外の連続で見せて、引っ張りに引っ張る、筋立て。
それでいて、それ程ドロドロしない、
すがすがしくさわやかな印象のドラマ。
飛躍した、凝りまくった決め台詞のまぶし具合。
(これがまた、ニクいんだ・・・!の声)

これを今、極小人数(限りなく単独に近い・・・)で、
やれる人が、どれだけいるだろうか?

他のアニメ作品も、ほぼ同様の特徴がある。

にわかシスターと高校野球児達のすれ違い青春ドラマ、
「ロザリオにおねゲッchu」(2007年)。
又、ナイーブ少年が主人公の恋模様最新作、
「きらら」(2008年:今回は半分のみ上映)、
以前ボカン等で観た、学ラン悪人仕置!人形アニメ、
「ハイスクール・リーパー」(1998)なども、
ほぼ、この調子で語られるパターンだが。

どれも作品ごとに毎回、
(詳細はこれから観る人のために、あえて今書かないが)
全く、先の読めない、
というか、読みようの無い展開が用意されるので、
客席からは、しばしば「え~!!」の声があがる。
TVのアニメや連続ドラマ等をべースにしていて、
エンタメとして、飽きが来ない作り。
ここは観客道を歩む者の、心意気で、
<自主アニメ界の内田けんじ>、と呼びたい。

(・・・いいのか?そのたとえで・・・?
アニメの大映テレビ、とかにしたほうが?の声)


と同時に伊勢田監督、キャンパス・ロケの実写特撮ビデオ映画も、
現地の漫研関係者とともに、相当な長期間、撮り続けてきた。

実写版「浅ラン」(!)というのもあるが、
おすすめは、「仮面ライダー」系列からイメージされたとおぼしき、
スーパ-ヒーロー・アクションドラマ、「聖ジェルノン」シリーズ。

監督知人らしき女性(というか、キャラ?)の解説する映像によると、
当初は学祭向け制作で始まった、このヒーロー・ドラマ、
その後、2作目の脚本家の妙もあり、予定外の長期シリーズ化、
既に、17本目まで存在する、という・・・。

その初期作品「超伝説 聖・ジェルノン」(1990年)を観ると、
OPのスタッフ字幕を、セル画のセル(ビニールの薄い透明な板)に書き、
その透明なセルの真後ろで、手製ヒーロー・バイクを撮り、
字幕が風にゆれる、等の仰天技を、繰り出してくる。

いい意味での漫画的造形、スクラッチ・ビーム、人体崩壊。
食堂が孤児院に、
教室や屋上が、ボス怪人の<体内>にもなり・・・。
何でもありの世界。
世界崩壊寸前劇、もんどりうって倒れる悪玉怪人の、すぐ後ろで、
当時の学生達が、のんびり昼飯中だったりするのが、
何というか、ほほえましい。

そう、そのままこれが、主役のヒーローをアレンジしつつ、
歴代の若手出演者達と共に、代々続いて、17本・・・。
継続は力なりというが、ここまで来ると最早、<業>である。

で、その上に、驚異の新歓コンパ・コスプレまで、学生に毎年披露。
これが仮装大賞さながらの、力作揃い。
上映された記録映像には、
各種ヒーロー(しかも目が光る!)や、合体ロボット(変形も演じる!)のみならず、
宇宙船(!)や日本沈没(!)のセットになったものまで、ある・・・。
どんどん、人の形から、離れてゆくのがすごい・・・。

さて今回、これも以前一度観ているものだが、
伊勢田監督直筆の、
おそるべき迫力の原作漫画「地獄のバーディー」を、
絵の迫力で魅せる、いわば<動かぬ静止画アニメ>方式でスクリーン上映するために、
イベント主催団体<映像温泉芸社>のレギュラー・メンバー一同が、声優を担当。
「地獄のバーディー(芸社版)」(2006年)として、上映。

基本形は、上記の各作品と、ほぼ同じ傾向で、
昭和の「仮面ライダー」、プラス・大映テレビドラマ路線、と、いっていい。

漫画自体の、毒気ある描写と展開が、
結構ショック・ホラー。
いきなり撃ちまくる!殺しまくる!
ふっとばす!血だらけ!
今観ても、こわい部分は、かなり、こわい・・・。

しかし同時に、その強引なる、展開ゆえに、
場内は、笑いの渦に・・・なる。
これもまた、自明の理、なり。
周囲のつわもの達は、小生よりもずっと、スーパードライだ。

声優に、女性2人を含めているのが、
あの流れの中では、何だか、ほっとさせられる。

もし、あれを実写でやると・・・
あ、又、浮かんできた・・・
グラサンした、ダークな魅力のヒーローが・・・。
ドーベルマン刑事も、真っ青・・・?


と、ここまで書いて、最早体力が尽きた。
打ち上げで若干恐縮?しつつも、
大いに盛り上がり・・・・・、

このメンバーズ、知識豊富、知恵満載、
やはり、只者ではないのう・・・と、
改めて、感心しつつ、
活動の建設的(かつ破壊的?)発展を、祈るのだった。
未来は、若い客層の呼び込みが、握っている・・・と。




以上。






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  1. 2008/05/18(日) 01:29:29|
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  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
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