旅人、覚書。
日曜夜、20時半前より、ポレポレ東中野。
この時期のレイトショーは、
80年代、90年代から、現在にかけての、
ピンク映画監督、デビュー作特集。
日替わりで、2本立て。
亀有名画座や、御茶ノ水・アテネフランセの特集上映で掛かった、
懐かしい作品群で、いっぱいだ。
この夜は、榎本敏郎監督「スローモーション」(‘96)、
および佐藤寿保監督「狂った感覚」(‘85)を、再見す。
「スローモーション」は、
田舎の青年達と、興行にやってきたストリッパーたちの、
出会いと日常生活模様を、
風景画のように淡々と、スケッチしている。
岸加奈子・林由美香ら、当時の売れっ子ピンク女優が、
ごく自然な感じで、ダム湖の前に、そろい踏み。
今となっては・・・・豪華、かも。
「狂った感覚」は、今観ても、強烈・・・!
ひどい目に遭う、伊藤清美のおびえ方が、尋常じゃない。
こわすぎる。ほんとに。
オール新宿ロケ、今や貴重な風景記録に。
歩行者天国を行き交う人々の冬服が、今と大分、違うな・・・。
新宿国際周辺は、あまり変わらんなあ・・・。
シネマアルゴ新宿、いや、ロッポニカ新宿は、
まだ、新宿にっかつ、だったっけなあ?
などど、感慨。
今、あれだけ刺激的に驚かせてくれる、
監督デビュー作が、そうそう、あるだろうか?
現役諸氏、もっと奮起せよ!と。
以上。
とうとう、後期高齢者医療制度で、
この日から、75歳以上の人の年金より、
保険料の天引きが、始まった・・・。
ますます、歳をとりたくなくなってきた・・・?
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- 2008/04/15(火) 19:32:56|
- 劇場用映画
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