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シネマ旅の途上にて

自主映画ウォッチャー、アWorkerのブログ。

ビーグル82・ファイル11「あの獣が最後の一匹と思えるか?」

さば折り・左門の、日記。


観たいものがなかなか、ちょうどいい日に観れない、もどかしさ。
時間がどうも、思うに任せない中、
これだけは、外せなかった・・・。

週末土曜、夜7時のお楽しみ、
<映像温泉芸社>INシネマボカン。

今回は、関西自主映画界の老舗、
<伊丹映像研究会>の会長にして監督、
高橋弘監督作品の、特集。
題して、<東京ローズ劇場 高橋弘 映像独演会>。


例によって諸事情?により、あまり全容が、具体的に示せないのだが。
すこぶる秀逸なる発想の、
快作が連打されていたことだけは、お伝えしておきたい。
よって、ごく一部のみを、ここに紹介しておく。

「手づくりのSTAR WARS」(’90、再見)
・・・何度見ても、人間メカニック?な動きがおもしろい。

「新・ゴxラの逆襲」(’84)
・・・立場逆転の発想が、成功。
あの兵器は、バルxx・・・?

「糸でんわ」(’06、もしかして再見?)
・・・その瞬間、雄大に。
赤い糸、だったりして。

「小市民男(こいち たみお)の大冒険」(’95)
・・・マナー違反をきわめて地味に、抗議する可笑しさ。

「オオサカCJロックンロール」(’81)

・・・そうそう、あの頃の探偵・刑事ドラマって、こんな感じだよね~。
フィルム画面も衣装も、今より明るめで。
ああいう髪型の女の子も、いなくなったな~。
主役、「探偵物語」よりは、
「太陽にほえろ!」のボギー刑事に、近く見えるな。かっこいいぜ。
作り手が、「だって、ギャグがスキなのよ!」なのが、よくわかる。
突如、時代劇?になるのも、ユーモラス。


招待作品:
石田アキラ監督「トイレの花子」
・・・ミニミニ怪談。
コント調で,かわゆいけれど、
ちょっと、こわい・・・。あけてくれ!
(ハナコス、ではない・・・の声)

「神様のいじわる」(’08)
・・・同年代位の、女性歌手PV。
茶系のコートが可愛く似合う。
冬のくすんだ街中に、明るく、
純粋なる欲望、いや願望を歌う。女心?
ますます意欲的に、活動中の模様、
その元気さが、うらやましくも、ある・・・。


追記:
ラストに、もう1本掛かった。
岡秀樹監督「ひとけたの夏」(‘90)は、
<伊丹市市制施行50周年記念作品>。

暑い中、外を駈けずり回り、
あれこれとふざけ、
おっちゃん達に注意され、
カキ氷屋で食べ、ゲーセンで遊び、
たかが昆虫(?)で争い、出店をさまよい、又仲直りする、
子供達の、ごく普通?の夏休みを、ゆったりスケッチ。
ちょっと大人を垣間見る、どっきりなシーンも・・・?

全編、ただ、それだけなのだが、
動きを止めぬ、やんちゃな悪ガキ共は、
いきいきと、ひたすらに弾んで、動いている。
規程の<枠>を若干はみだした、児童映画ゆえの、活力。

青春期からは、まだまだ遠い、
あの年齢ゆえの、閉じた子供の世界。
小生からも、とうに、遠くなっていった・・・。


以上。
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  1. 2008/04/13(日) 01:42:43|
  2. インディーズムービー
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
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