政の、日記。
今週は、花粉症がピークのため、
咳とくしゃみが多くなり、ちとつらかった・・・。
今頃は、渋谷の<ドロップシネマパーティー>、最終回で、
例によってパラパラと?盛り上がってることだろうなあ・・・。
そんな体調を押して、新文芸坐で観たのは・・・
木曜の、「ワルボロ」。
監督トークは、逃したくなかったのだ。
そうか、助監督が長くて、
「ビーバップハイスクール」とかやってたんだ・・・。
納得。
観てみるとまさに、あれの延長上だもんなあ。
「ワルボロ」って。
舞台設定は、80年頃の立川周辺で、
ロケ地が、静岡じゃなくて高崎なんだけど、
アーケードの上を逃げ回るシーンとか、
まったく、「ビーバップ・・・」そっくり。
ある日、ひょんなきっかけから、
典型的ガリ勉だった主人公の、
ケンカ学ラン男としての人生が、始まってしまう。
以後はひたすら、番長グループ同士の、
ケンカ、ケンカ、またケンカ・・・!
解説不要の、若さと勢い、はじけるアクション。
敵も味方も、とても中坊(!)とは思えん、ど迫力。
勢力拡大あり、逃げ回りあり、
痛いボコボコやられあり、
リベンジあり、タイマンあり・・・。
番長組、相互抗争の、フルコース。
(若いうちだけだけどな、こういうのって・・・の声も、あり)
子供の列のシーンには、大笑い。
駄目パパと、息子のシーンには、ほろり。
高笑いしながら、主人公にとんでもないプレゼントを渡し、
「逃げれると思うなよ・・・」と釘をさす、親戚役・仲村トオルは、
イキイキするほどに、よりこわくなる。
ビーバップ・あぶない刑事・Vシネを経験した男の、あなどれぬ迫力。
それとこの映画、今、お江戸で評判の小町娘、
ガッキーこと新垣結衣の、実質デビュー作だそうで。
「みんな、何かから逃げてる」「あたしは出てゆく」「中途半端は、キライ!」と、
結構現実的で、厳しいヒロイン。
「今ならまだ・・・」といわれりゃ、
そりゃ、ち~とばかり、心も揺らぐだろうが。
大きく舵を、振り切るまでが、男はひと悩み。
あっぱれ、すごいぞ、松田翔太&仲間達。
これぞ男の、決断だ!
(「探偵物語」のおやっさんと、同じ事を、言ったんだね・・・!の声)
最後の最後まで、目が離せない、一大青春活劇。
シーナ&ロケッツの音楽も、その勢いを、倍化してる。
やっぱり、観といて、よかった。
理屈はいい、とにかく観ろ!と言いたい・・・。
以上。
仲村トオル、といえば、
「新宿純愛物語」っていう、派手なのも、あったな・・・と。
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- 2008/04/04(金) 21:51:21|
- 劇場用映画
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