竜の、つぶやき。
また、行ってしまった。
土曜昼間の、神保町花月、短編2本立て1週間興行。
ちょっと、気になる作品名を、プログラムに見つけたので。
今回は、人気漫才師(すまん、よく知らない人で・・・)による、
舞台挨拶があるので、
10~20代女性客で行列が出来ており、
上の階、客席はほぼ、一杯になった。
先週のガラガラぶりが、うそのよう・・・仰天。
やはり当人が来るとなると、入りは、すごい。
上映前に舞台挨拶、ファン一同の熱狂的歓声が飛ぶ。
「まだこれからなので、内容に触れられませんが・・・」云々。
さあ、反応はどうかな?と。
実は、今回の2本立ての1本というのが、なんと・・・
「スターブレーザー大作戦!<劇場版>」。
おおなりてつや監督自身による、
「スターブレイザー大作戦」の、リメイク版(!)。
ほぼ、元のと同じ四幕展開とギャグ、および衣装だが、
ヒロイン乗員以外のメンバーが、皆、
博多華丸氏をはじめとする、吉本系列の人気芸人とか。
副官の呼び名あたりから、ぼちぼちウケはじめ、その後は・・・
ウケまくりだった。快挙!
思わず、ニンマリ。
よかった、よかった。
もう1本は、ライセンス・藤原監督、「ジブンレース」。
舞台コントを、基本構造に忠実なまま、
ロケ映像空間に広げてみた、という感じ。
ささいな事から始めた、地味な自己目標制覇?レースが、
だんだん、大げさになってきて・・・
これまた、ナンセンスで、軽~く笑える。
途中から、缶や石の話が、
別な?方面へとつながるのに、ちょっと戸惑うが、
主役の勢い、思い込みの強さと、
周囲の困り顔キャラなどに引っ張られて、
細かいことなどは、それこそ、ささいな事になってしまい、
もう、どうでもよくなってくる。
新作落語でもできそうな、愉快なお話。
いずれも、説明するより、直接観るほうが早い。
このユニークなカップリングで、1000円ならば、安い買い物。
いわば本領発揮の、ミニ・エンタメ2本、おススメ、なり。
しかし、ロビーの人気者関連グッズ・コーナーには
さすがにもう、よく知らん芸人さんの名前が、一杯だ・・・。
世代交代も、してきてるんだろうなあ・・・。
ぽかぽか陽気の中、都内をしばし散策の後、
再び、神保町に戻る。
今度は、地下階の神保町シアターで、
稲垣浩監督、モノクロ版「出世太閤記」。
こちらの入りは、中年風男性12人に、女性1人。
とにかく、子供達のいくさごっこから、
主人公の走り、馬の走り、合戦シーン、
斜面をすべる材木、川を下るいかだ、などなど、
いちいち全ての移動シーンに、勢いと躍動感が、みなぎる。
母や義弟の涙とあいまって、全篇に、心弾むものがある・・・。
これぞ、映画ならではのアクション。
さすが、なり。
以上。
今、神保町花月で、短編2本立てを観ると、
出るときに、コインを渡されて、
それで場内専用自販機の、オロナミンC1本をプレゼント中、なり。
なお、今回のサブタイトルは、
坂本頼光氏が声優の、<かくざ父さん>から来ていたりする・・・。
スポンサーサイト
- 2008/03/09(日) 01:15:52|
- 劇場用映画
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0