シネマ旅の途上にて

自主映画ウォッチャー、アWorkerのブログ。

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刺客人マキ・九「求道、いまだ止まじ」

主水日記。


やっと、春が、来た・・・。

土曜は、映画。
昼間短編2本、夜が中篇2本。
合間に、買い物。

しかし、ジャンルこそ違うとはいえ、
いったい、この昼と夜の、
映画集客の大差は、何なのだろうか・・・?

昼間は、午後1時半より、神保町花月。
<YOSHIMOTO DIRECTOR‘S 100>の、2本立て。

なんと・・・客が、女子2人、小生入れても、計3人・・・。
若い漫才師のファンはおそらく、皆、新宿か渋谷へ行くのだろう。

で、映画2本の内容は・・・
いずれも、きわめて自主映画的ではあるが、
まずまず、いい話、だった。


1本目、高橋純監督、「ホトケさん」。

ゴリ扮する、いかにも悪そうな取立て人の上へ、
黒い植木鉢を落とす、小柄の変な、仏様仮面男。
どうやら、天国のお仕事で、死神をやってるらしいのだが。
説明の縦方向字幕が、やたらと長いのが、気にかかる。

場面一転、幽霊騒動のある病院の、先輩・後輩ナースが登場。
幽霊達を、独特の強弁で軽くいなす先輩ナースに、圧倒される・・・。

さらに、小学生男子一人が、夜中に、<処刑>される・・・。
やりにくそうな死神ホトケさん、
それには、あるとんでもない、理由があった・・・。

「人間椅子」の板尾氏、不運な?パパ役で、いい感じ。
ゾンビまで出てくるホラーながら、どこか滑稽で、
唐突なミュージカル・シーン挿入など、
映画としての進行リズムが、若干ばらついてもいる印象だが。

終盤は、あ、なるほど!と納得。
どこかのんきで、ほのぼのとすら感じさせる、
結構、エンタメしてる作品。


2本目は、隅田美保監督、「目に見えない引力」。

女性コメディアンの、自伝的歩みに、
恋愛論探求を加えた、
愚直なまでの、自分史ドキュメンタリー。
これまた、字幕が多く、
というよりは字幕が、映画の根幹を成している。

両親や友人、
関東のわれわれがよく知らない、有名人達などのコメントが、
次々と、羅列される。
恋愛術の入門篇?としては、
そこそこ、ユーモラスに、味わえる。

芸人ゆえに、<笑い要員>ではない形で、
出会いや告白につなげるのが、ひと苦労な様子・・・。
何というか、涙ぐましく、見えてくる。
セイウチのシーンのみ、ちょっと、笑う。



その夜、21時は、ポレポレ東中野。
レイトショー、ピンク映画特集、2本立て。

1本目、佐藤吏監督、
「つまらないあたしのどうでもいい物語」。

・・・その脚本タイトルを、内容のおもしろさが、裏切っている!
公開タイトルは、「奴隷」。

いきなり、素っ裸で吊るされている、ヒロイン。
しかも場所は、枯れた野原の、木の上・・・!
と、60年代若松映画のごとくに、度肝を抜く。

が、その後は彼女自身がナレーター、宇能コウイチロウ調に。

関東出身、高校時代に数学教師とエンコー、
その後はバイト経由で、SMプレイにのめりこみ、
派遣会社OLになり、
そこのボンボン社長に口説かれて、
SM奴隷路線に、はまる・・・。
一度は別れ、普通?の結婚もするが、
そこへかつての、元社長が現れて・・・。

といった、むちゃくちゃな、女の人生流転劇が、
オフィス内でのきわどい覗きプレイや、
観覧車シーンの早回しなどをまじえて、
概ね、コミカルに語られてゆく。
社長が嫉妬?する辺り、ケッサク、なり。
ラストでロケ場所と状況がわかり、
ただ、唖然・・・。


2本目、堀ネ貞一監督、「笑い虫」。

公開タイトルが、「色情団地妻 ダブル不倫」なるもので・・・
その通りのものなのだが、
葉月蛍(現・ほたる)扮する人妻が、元女子プロレスラー?で、
主人が元・プロボクサーの葬送業者?らしいのが、毛色が変わっている。
浮気を持ちかけてくる茶髪青年も、近所に住む男性プロレスラーの、弟子。
主人と一時的に浮気?する女性は、現役AV女優で、彼氏持ち・・・。

という設定だと、ドタドタ、バキバキ!!な展開が、期待されそうだが、
長回し入りで、夫婦喧嘩も、AV撮影現場も、
それほど熱く激しい感じにはならずに、
日常的に、ゆったり、淡々と描かれ、流されてゆく。
キャメラの視点が、クールな印象。

注目点は、主役夫婦のベッドシーン。
鏡越しに映す、というもので、暗めの画面に、更に奥行き感を見せてくれる。
もしこれが、合わせ鏡だったら、と考えてみるのも、おもしろい・・・。


以上。


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  1. 2008/03/01(土) 08:22:16|
  2. 劇場用映画
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
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