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シネマ旅の途上にて

自主映画ウォッチャー、アWorkerのブログ。

ハナコス・5「せいぜい、おきばりやす」

主水日記。


待ったよ・・・約25年・・・
関東で再び、TVオンエアされる、その時を。

昨日のチバテレ「大奥」。
「エーゲ海に捧ぐ」の作家・池田満寿夫氏の、監督した回が、ある。
この回だけ、毛色が大幅に、違うのだ。

舞台は幕末、
ハリスと通訳ヒュースケンが、冒頭に登場。

主役は萬田久子の、大奥女中配下女性と、
江藤潤の、春画で糊をしのぐ浮世絵師。
下田の港と江戸を、2人が往来。

女は、攘夷派の刺客に襲われながら、
男に救われ、手当てを受ける。
その後、男の前から一時消え、
江戸の大奥と幕府要人へ、ハリス達の返事を届ける。

幕府は、井伊直弼を大老に担ぎ出し、
京都の朝廷の許可を待たずに、開国を進めようとしていた・・・。

男は、助けた女をモデルに、きわどい美人画を描き、
女に去られた後に、着せるつもりだった着物を持って、
女のうわ言につぶやいていた、下田へと向かう。

彼は、唐人お吉風の女に案内されて、
ハリスの逗留宿に忍び込み、
西洋の裸女絵画に魅了され、外国での修行を決意。

女は、上司の大奥女中(宮下順子)から命ぜられ、
外交交渉の手駒として、
外国人使節へ、愛人として出されることに。
彼女は条件として、介抱してくれた男の助命を嘆願。
そして男と再会、彼を黒船へ手引きして送り出し、一人残る・・・。

下田と江戸の往復が、やたらに速いのが、ちと気にはなったが。
<エロスの女たち>と銘打つだけあって、
なまめかしい肩脱ぎ、裸の後ろ姿、着物連続脱ぎなどが、次々と・・・。
海辺の絶壁で、お吉風の女が、バイオリンを弾く等、
池田先生らしい美学が、横溢する、異色作なり。


一方、テレビ東京系「大忠臣蔵」は、
金曜の昼で、ようやっと、
第50話、「討ち入り・その一」。

柳沢吉保や、上杉家、柳生一族などの、
度重なる、妨害・障害を乗り越えて、
これまた、ここまで、長かった・・・。

さあ、思いっきり、打ち入ったれやァ~!!


以上。


劇場版「デスノート」後編の時間だったが、
珍しく、フジ系で2時間サスペンス「祇園芸xVS京都女優」、観ちゃったぞ・・・!
昼メロ枠で見かけたロケ地と、女優メンバーズと、
こわ~い女のバトルと、踊りが、いっぱい堪能できる。
いやあ~、京都は、いいですねえ~!
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  1. 2008/02/08(金) 19:53:35|
  2. 時代劇
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