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シネマ旅の途上にて

自主映画ウォッチャー、アWorkerのブログ。

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シネマ人・起きる(七転八起篇)

さて、やっと書けます。
主水日記。


10/29(土)夜7時頃より、池ノ上シネマBARガリガリ。
シネマボカン恒例上映シリーズ・<アウトプッツ#7>。

早くも3年目に突入。継続は力なり。
お客は知己を中心に30名程。
ゲストやや少なめ、永井悟監督作品無しだが、雰囲気極めてアットホームなり。
途中休憩あり。

配布パンフの団長コメントを読んで、そういえば札幌のJABってミニシアターの話、建て直す前の旧文芸座で書店にあったミニコミ誌「BANZAIまがじん」愛読(多分、人生で初めて買ったミニコミ誌!)で知ったよなあ、と懐かしく思い起こす。
あれの掲載記事がきっかけで「あ、映画の感想ってここまで書いちゃってもいいんだ!」と良くも悪くも気づかされたし(巷にPCユーザーのあまり居ない頃だった)、続編の出来を<警戒>する自分が「エイリアン2」を観る決心をしたし、オール北海道制作の映画「へのじぐち」初日にも伺った。
(載っていた理想的邦画制作エピソード?小説がフィクションだったのは、当時気づいていささかショックだったけれど・・・。フェイク・ドキュメンタリーという分野を知らなかったのだ、若き日には。)

近年もふと気づいてみれば、<シネマ秘宝館>や<映像温泉芸者>といい、<デンキネコ>や<タクラビジョン>イベントといい、水戸ひねき監督作品といい・・・何かと札幌・北海道関係には縁が深い小生なのだった。

さて、中年男性の心地よきオアシス・<アウトプッツ>新作群、簡単に触れておこう。


「オープニング」(2分)BYアウトマン

某有名球団<4連敗記念>で、へこんで路上で酔っ払ってるファン?達の図を想定して繋げてる・・・。そりゃ、いくらなんでも、便乗しすぎでないかい?
吹き出しながらも、もしや場内にファンとアンチファンが?と思うとやや心配になってきた。


コタール&川西弘晃監督「VJ物語~あるひとつの青春~」(14分)

知る人ぞ知る映像遊人・VJコミックカット監督を主役にした寸劇。
「だから、あれはこれで、これはあれで・・・」と自己流のこだわり・引用・解釈入りの映像論を誰にでも語り込む、通人ゆえにありがちな癖。長いので聞いている相手はすぐ眠ってしまう。
自分も過去あちこちにて思い当たる節があるので、他人事ならずちょこっと気恥ずかしさを覚える。
(某所支配人氏をダウンさせかけた覚えが・・・と。)
アウトマン常連氏が「つーか、お前、アウトマンじゃないから」連発。定義上、積極的行動性を示す人はアウトマンじゃ、ないのね・・・?多分。


特別招待作品・赤目監督「不良天使」(7分) 

濱田轟天氏がプリンを食べようとすると「だめ!」と止めに現れる天使(かよさん)、「食っちゃえ」とけしかける悪魔(黒豹氏)。そして・・・。
いかにも訪問セールス風な布教ライバル・コンビと濱田氏の<自己都合>ありありなやりとりに微笑す。
両側から<人の道>を問われれば・・・そりゃ、悩むか、胡散臭さに「出てけ!」って言うかだろう。鶴岡みゆき監督「VISITORS」の一遍にも入れられそうな設定。
ラストの主人公、とりあえずは度胸ついて成長した、って云えるのかなあ?


藤野知明監督「ネコとピアノ」(17分)

スタンダードな帰郷報告、ろくろで陶磁器を作る地元の知人中年男性を取材した温和な文化ドキュメンタリー、として観ていたらば途中より中年女性が登場。にわかに展開が横滑りしていく。
民話調の<ピアニストおばさん>伝説が絵入り、監督の同一ナレーションでおだやかに語られ始める。
「日本昔ばなし」みたいで気分ゆったり、リラックス。ドキュメンタリーにはこういう虚実すら越えうる語り口もごく自然にするりと挿入できるのが面白い。全体にほんわかした感じが心地良い。


黒豹監督「キルビル9 サブウェイパニック エスパー京子」(1分)

地下鉄ゲリラロケ、素早いキャメラワークでヒロイン接写、短いカットと音声で緊迫感を煽り、一気に駆け抜ける。気が付いたらドラマも何も無く勢いだけで終了してる!
正にリズムと運動性のみ抽出の立派な<映画>。お見事。
テーマ主義だけがシネマじゃないぜ。


黒豹監督「キルビル10 地獄のピカチュー2」(9分)

登場人物の極道コンビも衣装も、危険物質乱用でイカレテル・・・?としか云いようが無い役。
ネット利用の裏商売案も、それやったら即逮捕、のもんばかり。
夢オチのゲーム脳、みたいな変な小迷宮に微苦笑。限りなく高岡氏作品に近似値。


川西弘晃監督「ハーヴェスト」(30分)

人探しのカー・ドライブ・ロードムービー。走行車中で芝居。
「パリ、テキサス」や「ケルベロス 地獄の番犬」みたいで・・・
かなり、長い。
インターバルにもう少し何か、無いと・・・。「19」観る事をすすめます。


特別招待作品・ミナミユー監督「白と黒」(2分30秒)

昭和90年(「ネガドン」の世界かよ!の声)。
<蒲田の若き白竜>マツは池袋へ。
<ブクロの黒い虎>ヒロ(演・アウトマン恩田。出るだけで雰囲気完成す)のシマへ単身勢いよく乗り込む。
一対一の双方体を張った一大タイマン勝負、それは・・・
オxx。
えっ!?それ、ルール以前じゃん。先に角取った方が有利なんだよな。
しかも負けた奴ボコボコ扱いだし。そこまでするか、鉄の掟。
ラスト台詞に実感(?)こもり、大笑い。


まえかわひろあきら&にしきかずひこ監督「世界の中心で今会いに行きます」(数?分)

もろに便乗企画。小ネタ。
世間でおなじみの涙腺刺激映画(2品)を男性数名で観て「僕達も撮ろう」「じゃ、僕xxxx(ヒロイン)」・・・
そりゃ無理だって・・・。



新津東ニ監督「喋る人」(7分)

女優・河野亜紀一人のみ出演。
大学研究室と自室で殆どの時間を過ごす、自分を<ぼく>と呼ぶ白衣の研究員。
電話の時を除くと対話、というか独白の相手は自室の鉢植えのみ。
特殊装置を用いて自然の神秘を研究し続けるうち、ある発見をしていた・・・。
いわゆるショート・ショート。昔なら「ラジオSFコーナー」あたりでやりそう。小粋な味わい。おそらく彼(彼女?)が望んだ世界がそこにある。晴れやかな余韻。


EMIPON.COM制作「世界名作劇場 ちびくろサンボ 完全版」

え、こないだのアレに完全版があるの?江口X史&中川いXみ調?の前回の話でもう世界閉じてるのでは、といぶかっていたらば・・・
例の<虎>に弟分達が。
またもガXXロ少女にからんで寒さ除け略奪、どつかれてる。輪をかけて身勝手で間抜けだった・・・。だから、寒けりゃ毛皮生やせって!
あしたのジョーみたいな気障キャラ、笑える。


ラスト、恩田浩監督「ふたたびの日」(15分)。

ミナミユー主演。
殴り倒されたショックで過去の記憶を無くした長髪青年(ミナミ)、倒れているところを通りががった男・白井に助けられる。
白井はDV主流の昨今珍しくなった8ミリフィルムとカメラで映画を撮っていた。「いつまでやるんだ?」と友達に呆れられながらも撮り続けている。
自然な成り行きで、青年を主人公にした映画を作る話が始まるのだった。
失った過去にももう未練が無い青年、「これが僕の、ふたたびの日なんだ」と納得するのだが・・・。
ミニ「世にも奇妙な物語」風。ミナミ氏が自作イメージとはギャップ?ある真面目な役でちょっと、格好良い。
過去より今、前を向いて自分なりの道を模索するのだ、という<ミニシネマ道>探求の意思表示と見た。さてその行く手やいかに?


次回は是非、永井氏復帰を望むものなり。

以上。








 







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  1. 2005/11/09(水) 21:42:30|
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  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
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