シネマ旅の途上にて

自主映画ウォッチャー、アWorkerのブログ。

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ビーグルGメン・切札

主水日記。

12月14日(金)。
泉岳寺の忠臣蔵行列は、今年も、やってるのだろうか?

夜、ニュースで佐世保の銃乱射事件を知る。
こういうのは60年代や、70年代にも、たまにあったものだが、
やはり、痛ましいものである・・・。

それにしても。
血なまぐさい事件や、生活が不安になるニュースが、
偽装追求や、格差社会論と合わせて、今年は目立ちすぎた・・・。

オイルショックに物価値上げ、年金不安、
アメリカのサブプライムローン影響の、金融不安・・・。
地球温暖化は、もう、止まらないところまで、来たみたいだし。
こんなんが、一体いつまで、続くんだろう?

気分のめいるような映画は、なるべくやめて、
スカッとできそうな映画や、笑える映画が優先になってくるのは、
一仕事人観客としては、どうにも致し方のないところ、なり。



12月15日(土)、
半日の仕事を済ませて、昼食。
午後、あちこちと年末の買い物に出かける。

成城学園大の映画祭や、
シネマボカンの<スタジオカサブタ>予約制上映会の調子は、どうだったんだろう・・・?
あらかじめ、半端にならない、十分な日時が取れていれば・・・。
惜しい・・・。

よって、やむなく予定変更、
ここしばらく寄れなかった、下北沢トリウッドにて、
18時50分頃より、SP上映企画を見学。

作品は、海上ミサ子脚本・監督「天使あり」。62分。
元の75分版を、再編集したという。
(ほんとはトリウッドの上映って、1本1時間までなんだけど、特例だね・・・の声)
完成に3年もかかってしまった、と関係者が一同に詫びていた。
ともあれ、こうして完成・公開できた事は、喜ぶべき事であろう。

筋自体はスタンダードなもので、
元モデルの30代女性・遥と、
右目に眼帯をして、
オカマ!と呼ばれている、女口調の青年・篤彦が、主役。
この二人が、ひょんなことから同居生活を始める、話。

ヒロイン・遥の、
前向きながらも報われぬ、<空回り前進>のありようが、
ドラマ全体を勢いづけて、引っ張っている。

本格的脚本家志望で、
あれこれと仕事を取って、頑張ってはいるのだが、
生活は厳しく、アップアップ。
オリジナル脚本を作ろうとすると、うまくゆかず、
どうも熱意が、空回り気味。
小説の脚本化を下請けするも、直しの連続、
意に染まぬ形で、送り出す日々。

一方、篤彦は、
マンションの自室に、殆ど引きこもり生活。
貯蓄提供と引き換えに、
立ち退きを迫る中年男性と揉めていて、すぐキレる。
病床の母親とも、ぎくしゃくしてしまい、
遥の言葉にも、すぐカチンときては、しょっちゅう言い合いになる・・・。

しかも篤彦は、過去のトラウマからか、
自分には<黒い天使>が見えるんだ、と言い、
眼帯を外して自分が見た人間は、必ず死ぬ!と信じていた・・・。
だがある日、ついに・・・?

定番ながら、主要人物二人の心情を、
放り出すかのように、一行でズバッ、と切り出し、
相手に投げかける台詞の数々が、まずまず、効いている。
演技も、なかなか、よろしい。

篤彦が本当は女性的ゲイ寄りなのか、それとも男性寄りなのかが、
よくわからないまま、展開が突っ走っているのは、
多少、気になったが・・・。

何げないシーンながら、
いきなり、ゴキブリたたき!が出るタイミングの絶妙さに、
ちょっと、笑った。
浜辺のシーンなど、なかなか綺麗に撮れている。
ラストも、割に明るくて、いい感じなり。



帰る前に新宿でもう1本、レイトショーを観る。
12人位、入っていた。

住み慣れたニューヨークを去ってロンドンへ移住した、
ウディ・アレン監督の最新作、「タロットカード殺人事件」。
原題は<SCOOP>、と短い。

洋画とは、この所、ご無沙汰だったのもあって、
心ウキウキ、旅行気分。
スタッフ表示の出し方からして、
イギリスに移っても、相変わらず頑固なる、ウディ映画であるが、
徹頭徹尾、実に愉快な、楽しめる映画であった。
変な言い方だが、もはや、洋画の寅さん状態、なり。

突撃型ヒロインと、ぶつくさ型?ウディの、漫才的やりとり。
上品英語・ちゃきちゃき米語のニュアンスがわかると、
もっと落差で、笑えるんだろうな・・・。
いまだ衰えを知らぬ、ウディ・トーク。素直に、感銘。

しかし、主人公に最初のメッセージを伝える、
<人物>の接触パターンには、唖然とした!
そういうの、ありかよ!?

発端がアレな、「名探偵コナン」でも、
「反則だ!」とか、のたまいそうな・・・。
でもエンタメ映画だし、ユニークだから、あれはとりあえず、許す。
ウディ映画らしいといえば、らしいんだが。

後はいわゆる、ユーモア・ミステリーの定番を、
踏まえきった上での展開なので、いっさい、触れないでおく。

できれば、あまり前もって雑誌・資料等を読まずに、
いきなり、ご覧いただきたい。
後は、観てのお楽しみ、という事で。

ラストも、いかにもウディ映画らしいというか・・・。
(書くなよ!の声)
傑作。



12月16日(日)。
当ブログ、更新。


行きたいイベントはいまだ、数々あれど、もはや、余裕がない・・・。

そして又、年賀状書き、追い込みの日々が、始まったのだった・・・。




以上。







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  1. 2007/12/16(日) 10:18:48|
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  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
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