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シネマ旅の途上にて

自主映画ウォッチャー、アWorkerのブログ。

女番青春挽歌人

鉄の、あらまし。


・・・ふう!
今週で終わりだな、
ラピュタ阿佐ヶ谷の、<ズベ公青春物語>レイトショー。

全部観たかったけど、3本だけ、観れなかったな・・・。
しかし、今の中高生はもう言わないよな、
<ズベ公>とか、<スケ番>って。
70年代初頭、東映・大映・日活とくりゃあ、
こりゃ、はずせない路線だよな。


「女子学園 悪い遊び」(’70 日活・江崎実生監督)

(再見。夏純子、中学生だあ?もっと上だろ?色っぽいぜ。
先生誘惑ごっこに、丁半揃いました!に・・・遊んでるぜ。
抗議の立てこもりも、まるで、部活合宿。
江守徹の教師が、ええとこどりだぜ。
岡崎二朗のチンピラ兄貴も、かる~く、善戦だぜ)


「高校生番長 ズベ公正統派」(’70 大映・田中重雄監督)

(勉強反対!模試ボイコット!たまにあるらしいね。
秀才役・篠田三郎、試験前に剣道で汗かく、この余裕。
さすがの<非処女同盟>部活生達も、やや食われ気味。
やがて呆れた豹変、知性派ワルに、泥んこ勝負だぜ。
狙ってない所で、ミもフタもない台詞、めちゃ笑えるぜ!)


「ずべ公番長 東京流れ者」(’70 東映・山口和彦監督)

(新宿で、テキヤ一家を手伝う大信田礼子、
啖呵とキップのよさが、見どころだぜ!
ホストの美人局が左とん平、信じられないぜ!
ゲイ姉ちゃんも、一緒だぜ。
殴り込み、ハジキも持たずに、無謀だぜ・・・。
とん平も、珍兵器使用だ!)


「ずべ公番長 はまぐれ数え唄」(’71 東映・山口和彦監督)

(大信田礼子のリカ、
故郷の横浜中華街で、ちょっと泣きの涙・・・。
港といえば、密輸と、女。
賀川雪絵が、ねばる、ねばる。
早く気づけよ、陰謀に!
締めはバイクで、殆ど、仮面ライダーだぜ!)


「すっぽん女番長」(’71大映・弓削太郎監督)

(八並映子、すっぽんの哲子役。金にせこいぜ。
田舎の学校で、PTA脅してるぜ!
新宿の、風俗あっせん兄ちゃん家に、
ずうずうしく居座って、飯食いまくって、せびってるぜ。
土地収用に消火器に、商売上手だぜ。
ライバル、だらしなさすぎだぜ。
大喧嘩と警官のコント、ちょっと、しつこすぎだぜ!
松坂慶子だけ、なぜか、割とおとなしいぜ!
続編作ったのかね、これ?)


「不良少女 魔子」(’71日活・蔵原惟二監督)

(夏にギラギラ、カラフルに。
夏純子、ディスコで猛烈に踊りまくる、ワルのリーダー役。
つい自由を愛しちゃったのが、運命・・・だったぜ。
小野寺昭が、せこい世渡りする、ワル役。
これ、突っ込みどころが、殆ど無い。名作だぜ。
でも、やっつける人数は、極端に少ないぜ・・・。)


「番格ロック」(‘73 東映・内藤誠監督)

(キャロルだ、ロックだ、タイマンだ!
集団スケ番抗争、毎度、閉所でもみくちゃに。
室田刑事も、呆れ顔。
アカレンジャーも、居るぜ!
タイマンやって、それから後が、
すげえ・・・シビアだぜ!
ああ、祭りの季節が、終わるぜ・・・。)


じゃ、あばよ、ダチ公。
又な!
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  1. 2007/11/09(金) 20:48:40|
  2. 劇場用映画
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