半兵衛、手記。
11/3(土)・11/4(日)は、連休がとれた。
土曜の午前中は、午前中NHK・BS2にて、
今週の朝ドラ「ちりとてちん」を、6日分、いっきに観る。
落語・漫才調の対話や、妄想シーンなどがかなり笑えて、面白い。
前番組には悪いが、こちらのほうがずっと、健康にいい。
コメディ全開な主役と、
松田優作みたいな落語家弟子役のコンビは、
買い、なり。
午後より、外出。
早稲田~渋谷~池ノ上~東中野、と移動。
学園祭シーズン、早稲田は祭りの真っ最中。
混雑している上に、新校舎建設中で、通路がより狭くなっていた。
その中に紛れ、早速、映像関連の各所を訪問す。
例年、土曜の上映時間が重なる所が多いので、
とても全部は、観きれない・・・。
結果的に今年は、
早大アニメーション研究会
で約6本、
<稲門シナリオ研究会>で1本、
翌日に<ロケット・ブラザーズ>で1本、
のみの鑑賞と相成った。
以前伺った、<怪獣同盟>も、ゆっくり寄りたかったのだが・・・。
WAFLでは、1977年以降の、歴代部員作品を、
軽い司会コメント付きで、次々にデジタル上映。
やはりというか、楽曲プロモ調と、
TVのSFアニメ影響下の作品が、多い。
都市風景の画が、細かいのも、その為だろう。
「コアジサシ飛行倶楽部」「融合戦士ユナイター」「テモミン」などを観る。
政治・経済新聞を論じながらドタバタする、
眼鏡男子小学生がギャグ・アクションする快作、
「嗚呼、よしお君」(1話&4話、2002年)。
アンパンマン?ならぬ残飯から生まれた、ヒーロー登場の
「ザンパンマン」(2003年)。
この2本には、特に笑わされた。
イカレ度合いが、高い。
親子連れも、大笑いしていた・・・。
<稲門>方面でシナリオを書き、<WAFL>でアニメ化、
という流れが、当地にはある模様。
その<稲門>では、10分程のイメージ短編のみ、観てみた。
カメラがぶん回されて、ロック曲ガンガン、
学生らしき男が、終始、狂わんばかりに頭を抱えて、
「わー!!」と叫び荒れる、変な力作。
やや困惑す。
確かにすごいんだが、
この男、いったい、何に悩み苦しみ、何をしたかったんだろう・・・?
夜は、シネマボカンの<アウトプッツ#11>、
後半のみ、鑑賞参加。
黒犬獣監督、黒豹氏主演、
ドキュメントタッチの新作「Club33」、相当笑える。
あの映画の通り、河川敷には何かと、無断耕作地が多い。
槍持って、グレート・ハンティングめいた?主役暴走シーンが、爆笑・・・。
川西弘晃監督と<ゆかいな仲間>が作った、
ジュゲムジュゲム並に?長いタイトルの5分短編、
「シネマアディクト:Kもしも6時間だけ自分が映画監督になるチャンスをもらえたら何を表現すればいいんだYO!!」。
ほぼ、当会おなじみ<団長>氏の存在感のみで?もっている感じ。
笑ってポン!な作品だが、笑うのにはちょいと、センスが要るかも。
恩田浩監督、これも黒豹氏主演、
「世界はオレの洗濯機を中心に回っている」は、以前観たかも。
独身中年男性が、タレントスカウト詐欺に遭ったらしい女性を、
一時やむなく世話する話。
家庭的料理に、男は弱い・・・。
自主女優・星野佳世女史の、ふっきれた?存在感が印象的。
女性?がらみの別件でかくまわれる、ザンス氏扮する男が、
むちゃくちゃ、間抜けな設定。
男としては、あまりにも、鈍すぎる・・・?
その後、シネヴェーラ・シネアミューズ等にちょっとだけ寄り、
「ヒミコさん」のチラシを確認。
入りが気になって、そのまま、上映半ばのポレポレ東中野へ。
この日は、
キリミヤ・ラジオ(ブログ内インタ-ネット・ラジオ番組)の録音を兼ねた、
トークショーの回なのだ。
この夜は20・30・40代まで含めて40人以上の大入り。
初日の倍以上。いささか、ほっとした。
反応もまずまず、よかったそう。
後は金曜までに、どの位の人に、観てもらえるか?である・・・。
上映終了後、珍しく夜通し呑み、酔う。
日曜は、一度帰宅し仮眠。
朝、PCで「仮面ライダー電王」主役が急病、
約10日間休養、とのニュースを知り、愕然。
この前もヒロイン役が、倒れて休養に入ったばかりではないか・・・。
あのときは、タイム・トラベルの影響で縮んだ、という追加設定で、
子役を呼んで、しのいだ。
今週は、もともとマラソン中継で、
放送の無い週だったのが幸いしたが、
終盤のロケは、果たして大丈夫なのか・・・?
体調が、心配だ。
願わくは、両名とも早期に回復して、
2人揃って最終回までに、登場せんことを・・・と。
午後、再び、早稲田を訪れる。
<ロケット・ブラザーズ>の1本、「ハルナツユキエ」は、
佐々木智子監督自身が、主役三人娘の一人に。
恋愛・嫉妬のからまない、女子学生3人のおだやかな友情と、
将来への不安と、小さな仲たがいと、その和解を描いた、
派手なものは何も無い、ミニマム・ドラマ。
3人のキャラが、ちゃんと描き分けられているのに、好感。
一人の女性、万事にきっちり、準備リストまで作りながら、
2人に自分のささやかなる旅立ちを、何故か、知らせない。
別れの寂寞、ゆえに・・・?
きわめておとなしい、画面と展開だが、
心のさざ波というか、不思議に余韻の残る小品。
まずまずの出来、なり。
土日行状報告、以上。
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- 2007/11/04(日) 20:29:30|
- インディーズムービー
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