ちょっと出掛けるので、短めに記しておきます。
京橋のフィルムセンター(映画美学校から目と鼻の先です)、11/18(金)の昼間が空いてる方はすごくラッキー。
喜劇映画の旗手といわれた斉藤寅二郎監督の特集、佐々木啓祐監督の作品を再編集、追加撮影した1935年松竹作品「爆弾花嫁」、ものすごいケッサク!ドタバタコメディーですよ。がめつい尺八師匠の谷麗光、むちゃくちゃなハッスルぶりです。
これ、以前渋谷の東京国際映画祭でも上映されたんです。ロシアで見つかった発掘短篇。もう一回位、休日にやってくれればなあ・・・。
同時上映の41年東宝「子宝夫婦」はちょっと、しめっぽいホームドラマ調です。
父母と15人兄弟姉妹。唄や<少年航空兵>等、戦時下式の「サザエさん」、ですね。(なんと、子役の中に中村メイコ!)
この4年後終戦、同じ監督が「大東京五人男」で焼け野原の東京復興をめぐる唄入りエンタメを撮る事になろうとは・・・。
芋の配給所、闇物資、国民酒場の怪しげなアルコール。お役所仕事批判は今昔共通?
古川ロッパがドラム缶の風呂で歌い、吉本漫才のエンタツ・アチャコがチャップリン風の屋台崩し。
何も無くなっていたが皆、明日への希望を目指していたんだなあ・・・。
では又。
スポンサーサイト
- 2005/11/03(木) 13:01:09|
- 劇場用映画
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0