シネマ旅の途上にて

自主映画ウォッチャー、アWorkerのブログ。

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不思議なあいつは純情マン

鉄の、よろめき(?)。


色事がらみとくりゃ、俺の出番だな!オッス。

いやァ~、又、えれえもん、観ちまったよ。
・・・え、ピンクシネマ?AV?
うーん、近い!
けど、そっちじゃあ、ないんだな。

松江哲明監督のプロデュース・撮影・編集、
禁断の、DV短篇シネマ連作企画、
<童貞。をプロデュース>、ってやつさ・・・。

どうやら、ドキュメンタリーらしい、って噂を聞いて。
チラシを某映画館で見つけた日にゃ、正直、呆れたよ。
何だそりゃ、ふざけてんのか!ってな。

しかし、やっぱり、内容は気になるな、と。
観ようかな、やめとこうかな・・・?って思ってるうちに、
先に、<そんな無茶な!>を観ちゃって。

あれで若干、耐性がついた(?)から、
公開終了寸前に、やっと観に行ったんだ。
池袋の、シネマロサ地下へ。
なつかしいな~、ここの建物で、
「アトランタ・ブギ」とか、観てたんだ。

そしたら、こっちでも、あっちの宣伝流してる。
<無茶>という点では、距離的に、近かったんだね・・・と。
あのゲロ・グロな「追悼のざわめき」PRだけは、
正直ちょいと、いただけないんだけどな・・・。
(ザ・ガマン大会だよ、あの映画は・・・の声)


ロビーは、予想以上に、人垣で充満していたんだ。
よくわからない詩人(?)のノートやら、
よく知らない、アイドルの写真の切り抜きスクラップやらが、
ガラスケースに、展示してある。
おそらく、映画に出てくる人物達関連の、展示だろう。

客席も、20~30代男女で、ワイワイ、ごったがえしてる。
ゲストが、来るらしいからな。
なんだかんだ言っても、
謎のブラックカレー?が、食したかったんだな、みんな・・・。
関係者以外でも、他人事じゃなさそうな奴も、
男女ともに、相当混じって来てると、みた。
(実際、観てる最中に、そういった女性の声も、多々、上がっていた・・・。)


映画上映は、PART1・主題歌PV・PART2の3本に加えて、
関連作1本の参考上映と、若干のゲストトークが行なわれた。

PART1の主役、K君。
惚れてる、ほぼ同世代の女性が身近にいる。
しかしそれは、すでに彼氏の居るらしい、女性だった・・・。
告白して、振り向かせるのは、かなり困難とみられる。

しかも、あまりにも奥手で、引っ込み思案なK氏本人は、
握手以外に、対異性接触の経験が、無い模様。
なんだかんだと理由ををつけて、
彼女への告白との対峙を、回避しようとする。
だだをこねてるような、K氏のその情け無い有様に、
業を煮やした松江監督、
とにかく一歩前へ出ろよ!と促すべく、
一計を案じる。

で、ここでAV監督2人、特に<名人>M監督が、
Kをスタジオ(?)に呼んで、女優と相談、荒療治。
ちょいと乱暴な感じもするんだが、
ある意味、すごく、贅沢かつ親身な、療法だな。
それでもK氏、びびって、いやだいやだの大合唱、焦りまくる言動。
むちゃくちゃな、成り行き任せの展開に、場内、爆笑の渦・・・!
画面にもキャメラぶん回しつつの、軽妙にはじける、勢いがある。
こうして、一人の前向きな男が、誕生した・・・?!ってわけよ。


次のPVでは、PART1中の人物が歌っていた、
とんでもなく男くさい、生々しい曲を、
長髪青年が、夜のアーケード街で、ギターの弾き語り。
この歌詞、地上波TVで、流せないかも・・・?
そばを通り過ぎる人々は、ちょっとだけ振り向き、そして立ち去る。
なんか、寂しい感じだな・・・と。


で、PART2では、1の主役人物の紹介で、
ローカル線沿線、田舎の両親の家に住む、
別な青年、U君が出てくるんだ。
駅前にやってくるシーンで、
すでに温まってる観客は、ゲラゲラ・・・。あったまりすぎ?

このU君、普段は夜晩含めた、ゴミ処理場周辺でお仕事。
先に結婚しちゃった弟夫婦に、元の部屋を取られ、
何とも立場無し、なんだが。

実はU君、古本の記事等で知ったる、
女性アイドル・S嬢の、熱狂的ファン。
昔の雑誌探して、その切り抜きで作るスクラップ・ブック。
じつに、手際がいい。
日常生活のし方といい、なかなかに、器用なもんだよ。

しかも、そのアイドル娘・S嬢、
すでに80年代頃に、引退しているんだな・・・。
今時は雑誌等でも、貴重になった(?)処女性イメージなのと、
その語っている生き方に、共感したらしい。
でも今は、違う分野で、活動中とかで。

で、U君、S嬢が<結婚予定>と昔発言してた、その予定日へと、
タイムマシン作って、自分が向かう(!)って話を、
手作りで短篇映画に、しちゃった。

電卓つきの?タイムマシン・シーン抜粋に、
場内、大いにウケた。
こりゃ、もう、涙ぐましい限り。
よほど、気に入ってるんだな・・・?
(そう、関連作1本とは、これの本編なのだ。)

そこで、この映画を松江氏の後押しで、
当人にスクリーンで見せちゃおう!という計画が、浮上。

見せたいような、でもほんとに見せちゃっていいんだろうか?
と、一介のファンらしくちょっと悩みつつ、
計画に向けて、純粋なまでに、突っ走るU君。

そして当日、
予期せぬ、いや、予期すべき?人物が・・・現れたんだ。
これは、U君には結構、貴重な体験かも・・・?と。


で、まあ、変な言い方だけど・・・・な。
一通り、全作観終わった後で、感じたんだよな。

何だか、忘れかけてた、今頃遅れてきたような、
純な青春の、残り火っていうか。
不思議に潔い、妙にさわやかな、すがすがしいものを、
俺たちは2人の男と、その周りの何人かを通じて、
観れたんじゃないか?って・・・な。


少なくとも、<そんな無茶な!>の4本よりは、
ずっと、すがすがしい映画群なんじゃ、ないか?これは。

おかしいかい?俺。



じゃ、又な!














K君って、どこかで、会ってるような気が・・・?
そう、珍作「屍野球愚連隊」界隈で・・・。
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  1. 2007/09/14(金) 19:32:34|
  2. 劇場用映画
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