ビーグルGメン・北町蘭四郎、報告。
きょうは、参議院議員選挙の、投票日。
小生は、既に期日前投票を、済ませておいた。
どこの誰に、というのはあえて、言わないでおく。
ここは、いわゆる、熱く政治議論する場ではないので・・・あしからず。
先日、TBS系「NEWS23」で、
「鷹の爪・・・」の<蛙男劇場>の人が、ゲスト・トークに出て、
<かさ地蔵>のご利益頼み、のたとえ等を、
風刺アニメにして、見せていた。
くにゃくにゃの漫画絵で、台詞はスパイス入り、
たしかに、面白い・・・。
皆さん自身も、批判の対象になり得るんですよ!
という皮肉が、しっかり利いている。
この人、チバテレへ、<選挙>のお題で、
川柳でも出してみられては、どうだろうか?
これも先日、
「ラザロ」という、自主制作3部作の1本、
「朝日のあたる家」篇を観た。
伊勢の映画祭関係者と、プロが組んだ、社会派劇映画。
作風自体は、井上紀州監督作品らしく、
例によって、ゆっくりゆっくりな流れの中に、
姉妹役の新人女優が、
恨みと金とで裏返るコワさを、愚直なまでにぶつけてくる。
迫真。背筋が寒くなる・・・!
妹が男へ、河原で禁断の告白?をするシーンだけ、
ちょっと、つたなさが見えたが・・・。
終盤の、さびれてシャッターを下ろした商店街を、延々映すシーン。
あれに、テーマがきっちり、象徴されている。
こういう象徴的記号が、一つあるか無いかで、
映画は印象が違ってくるもの。
後半出てくる、車の遠くに見える白服の人物、
いつの間にあんな近くに?というシーンと、
ラストシーンには、
いささか、解釈に戸惑わされた。
映画ではよくある形とはいえ、
そこまでのリアリズム路線をあえて崩し、
人物の願望表現を優先するとは、心憎い。
社会派から、555のオルフェノク?への移行、
という喩えと受け止め方で、いいのかな?
(ホース、クレイン、カイザ!の声)
あれを観る限りでは、地方の商業界でも、
生活格差社会は、もう相当進行している模様、とみた。
まず、こういう悪い形での不均衡進行から止めて、
徐々にでも再分配へと、是正していかないと、
人々は、
選挙という催事(?)の効用を、いよいよ、信じなくなるのではないか?
もっと、余裕のある<中間層>が形成されるだけでも、
世間の人々は、いやいやではなく自発的に、
ほんの、もうちょっとの努力や工夫を、惜しまなくなるのではないだろうか?
テーマと表現法は、表裏一体なものだが、
別々な本質も持ち得る、という視点から、語ってみた。
以上、ビーグル警部に、報告す。
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- 2007/07/29(日) 07:12:35|
- 劇場用映画
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いかん、大雨が降ってきた・・・。
フジの27時間テレビ、今年は雨傘対策企画、大丈夫でしょうな・・・?
- 2007/07/29(日) 13:02:44 |
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フジTV、日曜朝の、中継、<なまか・ボウリング>。
各地方局から、3チームずつ競ってたけど・・・
何で毎回、同点で、結局じゃんけんで決めてるの?
全国のボウリング場で、ジャンケン・ブームになったりして・・・。
- 2007/07/30(月) 20:12:43 |
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