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シネマ旅の途上にて

自主映画ウォッチャー、アWorkerのブログ。

秀、小さな物語を観る

秀の、つぶやき。


先週土曜から今週、「人間椅子」以外で、観れた映画上映。


渋谷で、レニングラード・カウボーイズの、ライブ&PV風短編集。

かなり前に、観て以来。
タイムスリップ気分。
ロッキー・パロの所で、上映が一時、ストップして、参った・・・。

しかし、あの前にとんがったヘアスタイルが並んでると、
やっぱり、可笑しい。笑ってしまう。

有名なポップスを、軍人らしきジャズ楽団と共に、
独自のアレンジで演奏したり、
舞台に寝転がったり。
バ-で、ロバ?に餌をやりながら、歌ってたり。
中年男性が、子ども時代を<自伝>的に演じながら、歌ったり。
じつに、のどかな眺めだった。


同じく渋谷で、「タイムレスメロディ」・奥原浩志監督の、「16」。
(すぐ近所でやってる、「14歳」ではない・・・の声)
主役女優は、「赤い文化住宅・・・」の少女役と同一。

16歳、田舎の女子高生が、女優を目指し、
両親に見送られて、上京すべく列車に乗って、
途中、同じ学校の青年と、一時同席する。

東京で、怪しげな男にちょっかい?出されかけて、
マネ-ジャーに会って、寮に入って、
オーディションを受けて、
いきなり、映画に出る。

どうやら、「赤い・・・」の現場想定らしい。
これがミソ。
先に「赤い・・・」を観ていると、あのシーンだな、とわかる。

主役は演技などで、ちょっと戸惑って、
合い間に、恋の前段階?をしていて。
あちこちで、16歳って、どうなの?と尋ねられるが、
よくわからないし、うまく答えられない。
ある日、列車の青年と再会して、ある人を探して・・・。

というだけの、きわめて小さな世界のお話。
万事が、無駄なく淡々と、長廻し入りで進行する。

伊藤清美が、なんとなく登場、ちょっとおどろく。
男女2人が夜、車や風の音に包まれて歩くシーンや、
青年の孤独感表明シーンなどに、
ミニマムながら、泣かせるものが。
コンパクトな、歩み出し物語、なり。


以上。















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  1. 2007/07/07(土) 02:14:34|
  2. 劇場用映画
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