旅人、覚書。
火曜頃は大雨で、かつ肌寒く、大変難儀したが。
その後は晴れわたる日も、戻ってきた。
夜桜、満開の中、外を歩く、連日。
花見には、絶好の季節。
ところで、過去に見た作品のおさらい会巡りも、
そろそろ、一休みにしようか、と。
(一休!一休~!の声)
木曜にもう一度だけ、テアトル新宿へ<女>特集へ伺ったのだが、
とうとう皆、もうすでに他所で、観たものばかりになってしまった。
最初に、山田広野監督の生アドリブ活弁付きで上映された、
動物有名人のヤバネタ入りで爆笑の「僕とメアリー」も、
実はトリウッドで一度、拝見済みなのだ。
今でも面白いんだが、ペット飼うのが好きな人には、どうなんだろうか・・・?
と、少し余計な心配をした。
なお、観客の反応は、非常によろしかった。
ちなみにこの活弁作品の主役が、<女>シリーズの前田弘二氏!と今回判明。
トークの模様(司会・蔭山氏)によれば、
おそらくマスター映像が現存する、
山田作品で最古の?前田氏主演作品、ということになりそうだ。
その前田監督作品「誰とでも寝る女」(相変わらずくぐもった?笑い声でウケてる)再映に引き続き上映された、
水戸短篇映画祭受賞作、「古奈子は男選びが悪い」も、
記憶があいまいだったが、実は一度、観ていたのを思い出したのだった・・・。
多分、テアトル池袋か、ロフトプラスワンあたり?
しかも、ロケ地が明らかに「僕とメアリ-」と、同じ動物園!
同じ虎の、檻の前つながりだったのか!
もう、デジャブ感でいっぱい。
女性2人に、年上の男性ばかり集まって来る合コン、
男達がぼそぼそしゃべったり、
(京急沿線の羽田・川崎方面を知ってないと、よくわからない所も?)
男女間の対話が一瞬固まったり(冷蔵庫の男・・・)
後から現れる噂の<シゲさん>が、
予想されるようなおっちゃんではないのが、人を食っている。
その中からちょっとズレたような、にわかカップル誕生。
友人の決め付けた?アドバイズ、動物園でのデート、
ちびくろサンボ・ネタで引っ張る辺りが笑える。
その後、あきれた真相が発覚し、はたき合いになるシーンに、苦笑。
終わりはちょっと暖かく、ほっとさせられる。
全篇にわたり、前田流<長廻し>芝居の醸し出す、緊張感と間が生きているのは、いうまでも無い。
既に触れた「鵜野」の始まる頃に、遠慮させていただいた。
連日、にぎやかなる客席との司会の言葉に、ひとまず安堵す。
さて、この世にまだまだあまた存在するはずの、
未知なる何か、様々なものを、探しにゆくとしましょうか・・・。
以上。
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- 2007/04/06(金) 19:49:59|
- インディーズムービー
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