錠の日記。
ふいーっ。いけねえや、もう。
表稼業と、自宅関係のストレス(またしても、PC文字化けだよ!)、
ダブル・アタックで、こちとら、限界に達しちまった。
ついに「ゴジラVSデストロイア」のごとく、メルトダウン。
2回程、休んだよ。
映画も、怒りが頭をもたげて来そうな題材のものは、全部観るのをやめたんだ。
どうも健康によくなくて、いけねえ。
さしもの俺も、グロッキー、だぜ。
安く観れて、気分がよくなりそうな映画を選んだら。
かくて、復帰第一作はフィルムセンターの、
野口博志監督「赤い荒野」、となったんだな。
1961年、日活アクション全盛期、
宍戸錠主演、パターンどおりの、和製西部劇アクション。
さすらいのギャンブラー、エースのジョー、帰郷篇。
初代水戸黄門・東野英治郎が、
かつて牧場を強引に広げて、今は上を行くやつらに追い詰められてる、
頑固で人見知りする牧場主。
その牧場の名が<奥井牧場>って、まんまもじりじゃん。
地元のワル役は今より日焼けした、
「釣りバカ」重役でよーし、わかった!警部の加藤武。
ニカッと歯を出して笑うところ、同じだな。
権利金がらみで地上げにつきものの、
ブラック・ハット・ガンマン役は常連、内田良平。
当然、宍戸と因縁の、クールなライバル。
(少年の和田浩治が主役の映画でも、一緒の役だけどね・・・の声)
ヒロインが、東京から帰らぬ主人を待ちつつ、そのかつての友たる宍戸にも惹かれかける人妻に、南田洋子。
若くて光ってるのは明らかに、東野じい様の娘役・笹森礼子。
おそらく当時はアイドル的人気が、あったんだろうな。
で、これだけあれば、たとえ舞台の牧場が島根県の三瓶高原だろうと、
後は自動的にシェーン、カムバック!の世界に。
ドライな笑いを喰らいながらも、
ライフルで、ドキューン!
ショットガンで、バキューン!
敵は屋根から、ストーン!てなもんよ。
これ以上の野暮な解説は、不要なのだよ。チッチッチッ。
(キザるな!の声)
ああ、あれで大分、気分がスカッとしたぜ。
じゃ、知的作業ってやつに、戻るとするか。
又な!
しかし、書いてて、ほんまに、
ムズかゆい程、キザだな・・・と。
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- 2007/02/23(金) 19:08:40|
- 劇場用映画
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