シネマ旅の途上にて

自主映画ウォッチャー、アWorkerのブログ。

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政、本能寺の変に疑問を呈する

今日より、仕事始め。



主水日記。

1/3(水)夜、むちゃくちゃなドラマを観た。
フジ系、「明智光秀 神に愛されなかった男」・・・。


民放ドラマでブレイク後に、大河ドラマを経験した人気俳優達を配したキャスティングは、着想としてはなかなか面白い。
元・前田利家が光秀役、元・山内一豊夫婦ドラマの<くの一>が妻・ひろ子役、その元・山内一豊が信長役、元・「北条時宗」重臣役の秀吉・・・。
バイオ・フィードバック、してやったり、と言うべきか。

しかし。
光秀役が40代、妻・ひろ子役が20代の入り口、息子役が<どうでしょう>大泉・・・というのは、さすがに無理があった。
子役も居るとはいえ、これでは養子縁組か、再婚一家の兄弟姉妹にしか見えない。
(戦国版「役者魂」一家?の声)
全体に、細い印象の武将が並ぶので、重量感にやや乏しいのも難点。

筋立ても、信じられないほど、無茶。

信長が断行させた叡山焼き討ちへの違和感、仏を救いに崇める妻が泣く、あたりまでは理解できるのだが。
農民出身の出世頭たる秀吉が、光秀に「わしも戦争はいやじゃ」「田畑が荒れる」「早くいくさを終わらせたい」と言ったり。
おいおい、あんた、そのいくさで功名立てまくってきてるじゃないか!しかも信長の指示と作戦に従って。
じゃ、いったい何でその後、明国進出計画や朝鮮出兵を行なったの!?
(信長と同じじゃん、結局・・・の声)

一方、主役の光秀は戦場で、「刀抜け!向かってこなければ斬る!」と叫んだりする一方で、敵味方問わず兵の怪我を手当てさせたり、まるで赤十字。
信長に利用されてばかりで敵将たちに密書を送る、神経質でキレ気味の足利義昭にまで「きれいごとを申すな!」と言い放たれる、光秀。
戦国時代の武将にしてはちょっと、博愛的すぎる?印象。

海外進出優先で国内事情を軽視しはじめて暴走、周囲も止められない信長。
部下にバイオレンス振るいつつ、重臣達や森蘭丸の前でオルガンを弾きながら戦略・攻略の指示。
片手間仕事でいくさが出来れば、苦労は無い・・・。

もう信長の暴走についていけない、誰かに後を継がすしかない、と思いつめた生真面目さのあまり、とんでもない捨て身の策(!)に出る光秀。
これじゃ、まるっきり民話の<泣いた赤鬼>・・・。

主人の奇策と説教?につきあわされた兵や、本家の家族や部下はいい迷惑だ。
「敵は本能寺にあり!」の前に、「逃げたい者は逃げよ!」「生きて世を作れ!」って・・・。
あんな説教をしたら、主人をほっといて大挙、逃げ出しかねない。作戦がすぐ漏れる。
山崎の合戦もろくに描ききらず、いきなり鉄砲で決着。
そんな・・・むちゃくちゃでござりまするがな・・・。

秀吉の台詞にあった想いの果てに連結しているはずの<太閤検地><刀狩>等の字幕も、この展開の後では、とってつけたようにしか映らない。
琵琶湖畔や海岸を写した流浪シーンなどが美しく撮れているだけに、この設定・展開の不徹底さが、残念でならない・・・。


以上。








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  1. 2007/01/04(木) 21:07:53|
  2. 時代劇
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
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