ようやく回線が修復しました。
モデムの具合と、電話回線がダブルで条件悪かったみたいです。
ぼちぼち日記を再開します。
で、この前の日曜、一念発起してついに、シネマ旅以外の<旅>に出ました!
名古屋と長久手の<愛・地球博>です。
坂本頼光さんの<まるめこもう>作戦も功を奏さず・・・?はずみで行っちゃいました。
そして現地は・・・
まあ楽しいんだけれども、同時に白い灼熱地獄、でもありました。
入場までがとにかく大変だった。
名古屋駅から30分、エキスポシャトルという名の、都内の満員通勤電車そのまま?ののどかな郊外快速電車でリニモ乗り換え駅・万博八草駅まで着いてみれば。
まず、リニモへの乗り換え駅が50分待ち、と知って1.9KMの道のりを、追い越してゆく貸切バスや飛んでるとんぼを横目で見ながら皆でハイキング。40分で会場前に北ゲートへ到着。
その後は荷物検査で又、40分待ち。
しかも残暑の炎天下。33度は確実にあった。皆さんハンカチや帽子かぶってました。
待ってる間、入り口前の自販機でペットボトルの150円生茶、スポーツドリンクを買って飲みしのぐ人々。
(ペットボトル・ビン・缶は持ち込み禁止。ビン・缶の分別ゴミ入れは場内に無いんです。ペットボトルのゴミ入れはありますが。)
あきらめ顔で字の多い「嫌韓流」読んでる人も・・・。(なんちゅう所で読むんじゃ!)
ファミリーやお子様の皆さん、相当バテてましたよ。
金属探知機の説明書き札が入り口前にあるけれど、あまりの人ごみに紛れて見えず、検査の3分前にアナウンスの説明を聴くしかなかった。
ガードの人たちも「多少不愉快かと思いますが、どうかご協力くださ-い!」と絶叫中。これは警備する人達もハードだ。
急いで手持ちのビニール袋に金属つきの持ち物を分けて入れました。
で、空港みたいな金属探知機抜けて、かばんの中を簡単にチェック、ようやく抜けたら「自動カードの方は右手自動改札へ・・・」と言われました。やれやれ。やっと遠い国境を越えた気分でした。
こんな状況ですから、会場へ入ってまずした事は、みんなと一緒に日陰へへたりこみ、休憩・昼寝をすることでした・・・。ああ楽チンだ。これぞほんとうの<旅>ですよ。
朝6時に出発して新幹線、そして場内入場が昼の12時半頃になりました。
われわれがようやく入場を果たした約30分後より、ついにゲートの入場制限が始まって、地元TVクルーやへリコが撮りまくっておりました。入り口のすぐ上の建物から眺められるのです。
あと少し遅く着いてたら、小生もあの中だったんだなあ・・・と。
ちなみに、その日の入場者数は(夜になって聞いたところでは)午後4時までで24万人。翌朝ご当地・中日新聞の一面には計26万人と報じられてました。入場制限も開催期間中初めて、だったそうです。
何とも大変な日に来てしまったのでした。
・・・で、会場内です。
まず、広ーい緑地公園、中央に人工芝とステージ、周囲にお台場や各種美術館めいた?パビリオン群がある、といった印象です。あちこちに売店と地元衛星TV局・FM局の控えブースがあります。
そして随所に造園業者の世界が散在。ススキの植えてある辺りなどまるで大河ドラマのスタジオセットを置いている様です。
とにかく広くて、足で歩く、歩く、歩く。各所はコテッジ向け?風の渡り廊下で繋がれまくってます。(動く歩道はマンモス・ラボだけ。)渡り廊下の屋根や<大地の塔>などあちこちから白煙が噴いてるので一瞬火事か?と思ってたら湯気でした。水蒸気を排出しているのです。
会場一周するのは三両編成の赤い市電みたいなのに乗らないと、まず無理です。
バリアフリー・スロープはまずまず行き届いていて、電動車椅子の人たちはかなり楽そうに回っていました。段差のエレベーターだけは5、6人並んでましたが。
次に、人気の大型パビリオンは既にどこも超満員。列が万里の長城。全然入れません。
目玉のマンモス・ラボだけは逃すまいと何とか15時頃、入場整理券切れ寸前をゲットしましたが、見れる集合時間が夜の19時。
そのマンモスを待つ間に観れる所を回ろうとしたら、3Dシアターが50分待ち、瀬戸会場へのゴンドラが50分待ち、大地の塔が160分待ち。観覧車やロボット、超電導などのパビリオンは「本日整理券終了」だらけ・・・。はるばる来たのに。ぶつぶつ。
マ0ンガーZのロケした人達の頃はまだすいてたんだろうなあ。
かくて大きいパビリオンは皆、入場をあきらめました。殆どすべて外部を眺めて写真撮りまくるだけにしました。
ブースの比較的小さめなアジアエリアに居る時間が一番長かったかも。
5時ごろマレーシア館(海水から真水を作る技術、がメインの透明プラスチック館)では観光PRのミュージカルが見れました。中華系ダンスもあって横浜中華街風でした。
ラオス館では金色の仏像の横にドラがあって「やさしく3回たたくと幸福が訪れます」そうです。木琴や太鼓もあり、勿論皆たたいてきました。お子様も結構楽しんでました。
インド館ではフレグナンス効果?な香りが流されてました。臭がる人も居たようですが小生には甘い、いい香りでした。
夕食はインドカレー。昼食・夕食時のラッシュの合い間を狙って行きました。暑くてへばってる時はこれが一番です。
でも900円で新宿の500円カレーショップより量が少ない。牛丼、たこやき他の食べ物も東京の安い店より100~200円高めでした。どうも陰謀のにおいを感じます・・・。
風景撮影のレンズ付きフィルムが足りなくなってきたので、途中おみやげ売店へ入ったら人込みでぎゅうぎゅう。スーパーが3軒開店セールやってるような混雑ぶりです。
実はXXX国製のモリゾー・キッコログッズや「万博へ行ってきました」包み紙のバター菓子、ういろうなどが飛ぶように売れている。
正直に云って、ここで買わなければならないのはその包み紙つきの菓子くらいのもので、あとの大半は名古屋駅でもかなり買える。
日付け刻印メダルは大阪の時ほどには人気が無い。
土産菓子数点とカメラを選んでレジへ並ぼうとしたら「いったん店外へ出て、レジ前へ並んでください」と云われ(え、それで大丈夫なのか?払いは・・・)、そこで又20分待ち。
もう、冷静に品物を選べる状況ではないです。自分で行っておいて何ですが、駆け込みブームというのはまことにおそるべし、です。(帰ってからニュースでラストの値引きセールを始めた、と聞いてさらに呆れました・・・。)
それにしても近未来的なパビリオンが並ぶ会場の隅で、あのツタだらけの某所未来館、<もしも月が無かったら>の白文字がよく読めない。夕刻に見るとまるで鬼太郎や<すねこすり>、ライダー響鬼の<くぐつ>などが居そうな気配です。
そこへ人々が殺到してる光景は何か別のものを中で見せている?のを連想させます。リアルなパペット劇の「妖怪大戦争」とか・・・。まさかね。
ちなみに遊園地エリアには本当に「ゲゲゲの館」売店が出張しており原画等が飾られており、親子連れが鬼太郎と記念撮影してました。こんなところで出会うとは。「なまけものになりなさい」の水木先生が一番、働いてる気がする・・・。
ところで遊園地の某乗り物、なぜ名前がDiscoじゃなくてDiskoなの?
で、ようやく夜7時過ぎにマンモス・ラボの列へ集合。グローバルハウスの後ろ側、渡り廊下の下です。撮影禁止と聞いて「えええ~!?」とがっかりする人も。白い大・小の粘土塊みたいなのがありました。大きいほうに牙があるので象とわかる。1分弱程でスルー。皆口々に「あっさり、だったねー」「早かった」。
動く歩道はここだけ。何だか初めて上野動物園へパンダ見に行った感じでした。これが大阪万博の時は月の石、だったんですよね・・・妙な感慨が。
抜けた所で広場からはシンガー・因幡晃さんの生ライブが。長髪で黄色いスーツ着てました。
人工芝エリアの端っこで立って見てたら「境目にかかってるから・・・」とガードの人に云われて、芝の中へ座る。勿論無料です。
ライブ中「さっき聞いたけど、4時までで24万人入場したんだってね!」との発言に皆、新曲とは別にファン拍手。小生もこのとき知りました。
と、まあこんな感じで長久手の夜はふけてゆくのでした。
瀬戸会場はゴンドラに乗れず、18時閉場なので行けませんでしたが、それでも結構楽しめたかも、と。
では又。
快速シャトルの途中駅・JR千種駅では今、CBC(中部日本放送)制作中番組「ウルトラマンマックス」の看板が見られますよ。
5月か6月までは「ネクサス」だったんだろうなあ・・・。
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- 2005/09/20(火) 07:49:17|
- 日記
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