主水日記。
12/10(日)。
昼間のロフトプラスワン、河崎実監督イベントを観れなかった事については、大いなる後悔の念を抱いている。
年末の所用で多忙な時期とはいえ、本当は、そこで観たかったのだ。
多摩でのトークに出ていた、監督のデビュー作「フート」を・・・。
なんでも、隅田川に落とした豆腐が巨大化する映画、とのお話だったんだが。
ああ、観たい!
夜は19時15分より、野方区民ホール。
吉本昌弘監督の新作「ココナッツ」を拝見。
「ド-ナッツ」「ピ-ナッツ」とくれば次は「ココナッツ」、という語呂のいい3部作が揃うことになる。
ちなみに制作団体名<シネマドッグ>は、今回<NewCinemaDOG>にリニューアルされた。
この広いホールとしてはおそらく珍しい、超満員。
立ち見客に席を詰める盛況。
客席より、「もしかして、<硫黄島>の映画館より人、多くないか?」の声あり。
司会はおなじみ、かよさん。(芸社サイトにあの人が、とあれば、まずあの方に決まっている!の声)
上映前に舞台挨拶、ズラリ勢ぞろい。
監督から女優・俳優と順番に挨拶。
「次は、チンピラ役の・・・」に場内、爆笑す。
付き合っていた男に逃げられ、微熱が出て3日間引きこもり、職を失い、仕送りも途絶えて、そんな時に知人にお金を貸すよう迫られ、と最近とことんついてない、主人公女性。
ある日、からまれたチンピラから、とある男性が助けてくれた。
その男性に依頼されて、その<娘>を一時、預かることになる。
子供かと思えば自分とそう変わらぬ、大人の娘。
一見、少しわがままそうにも見えるその娘と主人公、一時はやや険悪ムードだったが。
やがて、彼女を母親の実家へ送ろうと決心。
友人たちからカタイ、と言われてきた自分自身を少し変えてみよう、という意志の実現を兼ねて、出発。
その旅先で知った、娘と父母との間に交差する、思わぬ因縁とは・・・。
そして主人公自身も、あるささやかな<変化>を実感してゆく。
岩瀬氏が珍しく、眼鏡無しで渋い伯父役なのが新しい。
やわらかな日光の下、さわやかでハートフルなストーリーが展開。
親子で互いを思い合う、気持ちの交差点。
泣きで落とすか?と思いきやちょっと吹き出させて、ユーモラス。
一人住まいの苦労を歌う挿入歌も、響きが優しくて、ナイス。
何だか、ほっとさせられる。
休日の締めは、やっぱり、こういう話の映画がいい。
上映後打ち上げ参加、こちらも大いに盛況なり。
以上。
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- 2006/12/12(火) 02:48:38|
- インディーズムービー
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| コメント:2
いつもお越しいただいて、ありがとうございます。
遅ればせながら、お礼に参じました。
岩瀬の知人が、この日の昼間「武士の一分」を見て、この会場に来てくれたようで、キムタクより良かったと言っていたとか。
岩瀬厚一郎がキムタクを越える日も近いと思われます(爆)。
- 2006/12/18(月) 13:04:09 |
- URL |
- 吉本 #-
- [ 編集]
<吉本様
え、キムタクを・・・?
それはすごいです(爆)!
岩瀬さん、今後、どこまでゆくのか?わくわくですね。
- 2006/12/19(火) 02:38:03 |
- URL |
- アWorker #-
- [ 編集]