旅人、覚書。
既述した以外で、「猫目小僧」以後、この2ヶ月余りの間に、劇場で観た映画(特に封切り)は、少ない・・・。
「陽気なギャングが地球を回す」
(植木等のクレージー映画みたいな、勢いと能天気さだけはある。佐藤浩市と加藤ローサの組み合わせ、反則だ~!)
「釣りバカ日誌17」
(相変わらず呑気で、の~びのびしてるなあ~、といい旅夢気分。輪島塗りってそれであんなに、高かったのか・・・。やっと納得。)
「ルート225」
(あまりにも不運な、SF兄弟悲話。この姉貴、強い。弟が心配。さりげなくひそやかに泣ける、プチ自立物語。)
「花田少年史」
(子役が、篠原涼子が、北村一輝が、必見!!後述)
「ラフ」
(加山映画?なスタート、心にくい。水槽の中の魚雷、な印象。軽いお色気はいいんだが、「タッチ」に似すぎた設定・展開にやや二番煎じ感。賛否両論のラストは小生、許容範囲。スポーツだから・・・ね。結局、長澤まさみの一人勝ち)
「約三十の嘘」
(普通に、舞台向きのさぐりあい劇が延々、続く。列車でのロケ、まずまずの効果。芯になるのは金か女か?ブレてる弱さ。結局彼らはニ流、本式のプロになれない。その甘さこそが、ヨワイ・・・。)
「間宮兄弟」
(のほほんとした凸凹兄弟コンビ、ユーモラス。モノポリーってゲームよく知らないけど楽しそう。アイポッド・シーンに、どっきり。そして女性たちはやっぱり、現実的だった。男、哀。)
「私の頭の中の消しゴム」
(前半チラリズムとドタバタ、野獣男とシンデレラの成り上がり物語。後半たまらない、哀話。つらい・・・。よくこの女優、引き受けたよなあ。ラストがよくわからず・・・??スタッフロールで日本のドラマが元と知って、また、カックン。)
・・・随分前のが多い・・・。
ダントツに飛翔感があって、笑えて、エンタメとして面白いのは・・・
ずばり、「花田少年史」だろう。
ときめきチームの会で薦められて、公開終了直前に銀座まで、観に行った。
いたずらっこ、ワルがきんちょ子役達、のびのび躍動していて、じつに素晴らしい。
<お子様>は本来、こーゆーもんが大スキ。
お手入れのいい学習雑誌よりもまず、「ゲームセンターあらし」のコロコロコミック、みたいな。
大林監督の「あの、夏の日」もちょっと、思い出した。
「ただいまっ!」や「かあちゃん、テレビ買って」シーンに、爆笑。
篠原涼子のおかん、ドタバタ、イキイキ、快さそうに演じている。
「アンフェア」の前のめり女刑事より、こっちのほうが好みなり。
西村雅彦の<90年代姿>には大笑いした。どう観ても70年代風なのだが。
海上ホラーバトルは、確かに、要らんかも・・・。
アレがなくても十分泣かせる、いいお話だった。
再上映望む。
とりあえず、以上。
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- 2006/10/24(火) 22:38:36|
- 劇場用映画
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東京国際映画祭どころか、ENBUゼミ発表会にも行っていない・・・。おまけに風邪ひいてしまった。
臨時休養中、です。
- 2006/10/26(木) 17:51:03 |
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秋の連続TVドラマ、わりに見れるのは「のだめカンタビーレ」のサイト・ギャグかな。
上野樹里が別人、なりきってる。
「芋たこなんきん」も楽しい。
藤山直美と国村隼の会話に味が出てる。
大阪版「三丁目の夕日」。昭和13年と昭和40年が<同時進行>。子役、藤山直美に似てる!
「鉄板少女アカネ」、優等生っぽい?堀北真希にはキャラ合わんかも。安っぽい女王様パーティーには苦笑。
「役者魂」は俳優は最高だし、劇場のドタバタは面白いんだけど、キャラと筋がちょっと・・・。
マネージャーのヒロイン、冷静すぎて感情移入できないし。
ラップ・スタイルする藤田まこと、大笑い!
「僕の歩く道」、まんま、「レインマン」です・・・。よくぞやったり。
- 2006/10/26(木) 18:10:20 |
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