鉄の日記。
またも、おくやみ。
日活映画スターでアクション系悪役もやってた、<仮面ノリダー>ファンファン大佐こと岡田真澄。(太陽族映画の名台詞「焼酎、ある?」)
「豚と軍艦」「神々の深き欲望」「うなぎ」「カンゾー先生」他の今村昌平監督。
あいついで亡くなった。
奇しくも、戦後日活で川島雄三監督・フランキー堺主演「幕末太陽伝」の若旦那役と、脚本家。
今村監督、丸の内東映へ「カンゾー先生」初日に舞台挨拶、観に行ったよ。
杖をついて柄本明やまだ出たての麻生久美子と壇上で挨拶してて、「どうぞ可笑しかったら、笑ってください」とのたもうたっけなあ。笑うっていうより戦時中におおらかでのんきな話、って感じだったけどな。
師匠の川島と比べられてか<重喜劇>の人、って呼ばれてたけど、作品群観る限りじゃ反軍事と助平男と、女性達のたくましさ、体力任せのおやっさん、って印象だな。(最後の長編だって・・・な。)
映画の出来にムラやばらつきはあったけれど、皆、エネルギッシュだったよ。
映画学校方面は・・・多少、疑問が残るけど、な。行った事はないけど。
ご子息で「うなぎ」共同脚本の天願大介監督は、新作出すのかな?
ともあれ、両巨頭に、合掌。
「豚と軍艦」ぐらいだよな、丹波哲郎があんなに病気にビビっておびえてる映画って・・・!
天願大介監督といえば、PFFのル・ピリエ上映で和風に幻想的な「妹と油揚」観たのが最初。
永瀬正敏の「アジアン・ビート(日本篇)」ではルビー・モレノがバナナ酒(できるの?)作れる設定で。
「AIKI」では車椅子の加藤晴彦に合気道をさせてますね。
次は、何が飛び出すのか・・・?
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- 2006/05/30(火) 22:08:46|
- 劇場用映画
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国際美人コンテストの司会者でもありましたね。ぴったりで。
ヨーロピアンな日活スターだったけど、「幕末太陽伝」はモノクロだから若旦那出来たんだな。
ファンファン大佐よ、永遠に・・・。
- 2006/06/07(水) 21:53:40 |
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