シネマ旅の途上にて

自主映画ウォッチャー、アWorkerのブログ。

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スケバルQ <23> 「フレッシュミート・ゾーン」 

主水日記。

新宿松竹会館、上野東宝・セントラルが再開発のため、5月14日(日)で閉館が決まった。
同じ日に、万世橋の交通博物館(鉄道博物館)も引越しで、閉館するそうだ。もう車両を置くにはスペースが狭いのだろう。
来年10月14日よりさいたま市の埼玉新都市交通・大成駅の近くへ移転、開館するそうだ。
そういえば、錦糸町の楽天地も近くにシネコンが出来たので、8スクリーンを4スクリーンに減じるそうな。
いやおうなしに、都会の景色は変わってゆく・・・。
また置き去りの我等。


4/29(土)の新宿ロフトプラスワン、<シネマ秘宝館29 ニクまつり>(そのまんまですな)においても、ある予期せぬ変化が見られた。


司会者・斉藤館長の相方たる、副館長・ごうわく監督が、居ない。
謎の女性、コイデさんに代わっている。

幸いにもこの女性、ピンチヒッター?としては企画への理解も乗りも良く、にぎやかに、かつスムーズにこなしていたのは誠にありがたい。
だが、「ごうわくさんなら、ここ、どんなツッコミを入れたかなあ・・・」と考えてしまったのも又、事実だった。

それと、舞台袖になぜか、外国の人らしきキャメラ取材班が居て、ずっとイベントを撮影していた。どこの国から来た人だろう?
もしや、新文芸坐に来ると噂の、ヴィム・ヴェンダーズ、とか・・?

更に珍しく、主催者御自身の手による監督作品が、無かった。
(館長、現役カムバ~ック!の声)

<シネ秘>といえども、時代を追うごとにその存立基盤が揺さぶられてきて、細かい変化は避けられない、ということだろうか?
願わくはそれらの変化が、より建設的発展方向へと転化されていってほしいのだが。
「寅さん」映画や「ドラえもん」、ウルトラマン・ライダーなどのシリーズものにもそれは、間違いなくあったのだから。
アメーバのごとくに柔軟な対応こそが、このようなイベントが本来持っている特性なのだから、むしろ臆さずに状況下での新旧要素の共存、融合を試していって、生き生きとしたイベントの力を発酵させてほしいものである。


さて今回の企画、29日にちなんで<肉>にまつわる作品主体、の名目で(一応は)展開する。筋肉、贅肉、肉体派、などなど。
ちょっと、無理矢理入れた感じのもあるが・・・。

開演前に昔風?の歌謡曲を流しつつ(時間があれば詳しい解説も聞きたかったが)、前方スクリーンには高遠瑛監督「世田谷LOVERS」(既に観た)、いくつかの珍妙なる?イベントCMが流された。
やがて、司会登場でコンビ違いに「あれっ?」と。
その後は、テンポもよく、さくさくと進むのだが・・・


上映ラインアップ中ではホラーシネマ「力士」が、きわだって表現的に、どぎつい。
小生も中盤がちょっと、きつかった。
終盤はその分、かなり笑えたが。

昼の部でもやや気分を害した人が出た、と後に聞いた。さもありなん、とは思う。
あれは夜の部上映だけにするとか、昼間もお子様連れ入場禁止にするとか、何らかの事前対策を講じるべきだっただろう。
いきなりではちょっと、刺激が強すぎるかもしれない。
<ニクまつり>のイベントタイトル中で、あれは、きびしい・・・。

ご存知の方も多いだろうが、PFFでも以前、あるかなり<どぎつい>表現の作品が入選していて、会場では他の作品群と連動で掛けるのを見合わせたことがある。(初上映の学園祭で、気分を悪くする観客が続出した、という・・・。)
表現の達成度自体は審査員諸氏に認められたので、監督の表彰は行なわれた。しかしPFF期間中に作品は会場で観れず。
多くの来場者は事情を知らされておらず、なぜ?といぶかった。
その映画は平日の昼間に単独で2回ホール上映の後、有料単館ロードショーに切り替えて公開された。そのときにやっと観たが、小生にはそれほど、どぎついものでもなかった。
渡哲也主演の「ゴキブリ刑事」も普通に見れる人なら、多分大丈夫だろう。(一般人にはハードル高いぞ!の声)
その時点では既に雑誌等で、内容と表現についての情報・論評が宣伝を兼ねてかなり出廻っていたため、小生が危惧したほどの混乱は起きなかった。
皆、納得ずくで、あるいはこわいもの見たさか、自らの耐久力判断?のために、観に来ていたのだから。
皮肉なことにそのような状況こそが、その作品をミニシアターの<話題作>にした。

しかしながら、刺激性のきわめて強い作品に関しては、そういう情報はやはり、事前にHP上に出しておくべきだろう。
観客各人にも作品を観る、観ないの選択権が、ある。
映画鑑賞は生理的に合う、合わないがはっきり分かれるジャンルである。映画ファンにしてもそうそう、耐性の強い人ばかりでは、ない。
事前に判断材料を求めるのは当然であろう。

「力士」にはある種の面白さを確実に見てとれる、表現の達成度としてはよく出来た作品だけに(だからこそ主催者もプログラムに入れたのだ。それはよくわかる)、それでも観客への事前対応については、あえていささかの不満をも表明しておきたい。
(しかし、単発レイトショー公開だったら、これ結構話題作になるかも?・・・の声)
次回紹介の際にはダイジェスト編集版を作って中盤を極力、短めにし、おもしろい例のシーンへ早めに移動し、司会者解説入りで紹介する、という方法もあるのでは?と。
(勿論、監督が本編とは別にダイジェスト版製作し、その上映による紹介を了承した場合なら、だが。これは映画を作った監督に無許可でやっては、いけない事だから・・・。)


当日上映作品、題名。
既に見た作品も多いので、一言ずつコメントする。

第一部<いろんなおにくエトセトラ特集>

1・「ケン0ッキーフラ0ドチキン」1&2  創造主監督 (何度と無く再見)
(いきなり、これです。やば~い初級入門篇が・・・。これがいまだに腐らないネタ、という社会状況をこそ憂うべきですよ)

2・「ニク以前」 村井元監督(これ初見)
(な、何だかわからん・・・。解説聞いたらどうも、語呂合わせらしい。うん、それで?と。作品でちゃんとわからせて!)

3・「妖怪巨大女の息子」 けいとら宏之監督(久々の!再見)
(「ゴジラの息子」パロらしい。SF研制作。本格的ミニチェア。おかんよ貴女は強かった!大笑い)

4・「力士」   大谷清英監督(多分初見?)

(そう、これが・・・例の力作。かつ問題作。
夜道でコワい力士狂が女をXXして家にXXし、XXでXXするホラー。対する女もおびえきり、ついにはxぎ、xxxをして激突!
発想はややバカ系?なので終盤は大笑いだったが、何しろそこに至るまでがずっと、本格的ホラー描写が力一杯続くので、印象が非常にグロく、血まみれで、こわい。
やっぱり、事前にHPや張り紙等で「ブレア・ウイッチ・プロジェクト」公開時みたいに、目立つ注意情報を入れるべきだったなあ・・・。
さじ加減がいわば「包丁人味平」のブラックカレー、なのだから。
それにしても、誰か、<カブキマン>を呼んで、退治してくれ!この力士。)


5・「北斗のX」 監督不詳(3度は再見)
(眉毛と筋肉、コスプレかつらの派手さがポイント。胸のツボ印がマジックで、笑える。CM前が爆笑!青いビニールって使い手あるね)

6・「鹿と触れ合う法」 山本雅久監督(2度目?)
(奈良のかXX野、青芝に、って唄あったな。結構ドウモウだねえ、食い意地張ってて。餌付け挑戦者は予習に観るべし)

7・「悪魔のキョロちゃん」創映会制作(シネマボカンで観た)
(大昔のC級SF洋画系デザイン・音声よく出来てる。グXコ・もxxが事件当時のネタ。しかしいくらなんでもああはならんだろ!力いっぱい「あっXXXXXXだあ~!」に笑う)

8・「XXさん」 永山雅也監督(再見)
(キライなんだ、元のホラー映画・・・でもこれはバカ度高いからネ。今は「明」分かるぞ。転んでもただでは起きぬ男、であった)


第二部 <にく体派アクション新旧対決!>

9・「少林寺の街」 角谷隆司監督(どこかで観た。当所か東中野?)
(80年初期J・チェンのファン必見!予告編の文句が既に無茶。そこら中カンフー使いだらけ。理屈はいい、軽いフットワークのテンポ良きコミカル・アクションを見よ。NGシーン集もちょっと、すげえよ)

10・「バトル野郎」 田畑由秋監督(無数回再見)
(CGとアクション見事に融合。ドラゴンボールZ級、ユニバーサルに無限大。メビウス!犬がいいとこさらってる。監督・主役とも今はガンアクション・コンテスト常連)

第三部 <おまたせ!新鮮なにく作品&バカまっしぐら!>

11・「ミサイル三郎」(完全版) 濱田豪天(轟天)監督(3度目)
(今回はスーパーロボット調BGMにチェンジ、よりど派手な印象に。劇伴音楽って大切ですね。解説によると相当手間暇かかってますが、初めからPC・CG使うともっと楽なんだろうな。ただフィルム・タッチの手作り感が微妙に変わるかも・・・?どうなんでしょうか)

12・「百人戦隊ヒャクレンジャー」1&2(完全版)
(これも無数回観た。敵味方とも、こりゃ卑怯ですよねえ。追加シーンってどこなのかな?スタッフロールやっぱりウケてたね)

13・「Usij」リッチマンムービーズ制作(再見)
(同ムービーズ・イベントで・・・観た。即席テーマパーク。助けて!出し物が、捨て身すぎる。最早彼らになくす物は、何も、無い・・・!!)

14・「ユズ・メンドーサVSジョー」 PM直角監督(またまた再見)
(ボクシング漫画パロ。高校生が教室でふざけまくって、机のリンクでこわいもの知らず。あぶないぞー!段平役がヘッドホンで眼帯してるのが可笑しい)

15・「夫婦ハンニバル」 高岡晃太郎監督(懐かしの再見)
(ほんわかBGM、ほんわか夫婦会話、でも内容は食べた話・・・さらりとブラック。主婦役の人、今どうしてるかなあ?)

16・「肉マン」 劇団ジアナザーサイド製作(おそらく初見)
(アパートで異常ハイテンジョン芝居。鍋料理をめぐって謎の変身男と元鈴木マン嬢&旦那役が壮絶対決。お奉行様も現れ更に混迷。だんな、ナイスツッコミ。実質主役は鈴木マン嬢!?しかし、全員で仲良く食えば済むだろうに・・・あはは)


途中追加上映作品:題不明、CG合成、1分以内作品あり。
(なぜ適性低いあいつが、新0ェー0ズ・ボ0ドに!?という素朴な疑問を呈したおちょくり。ウケてたぞ。
本国でかなり前評判悪いらしいね・・・。もっといるだろうに、向いた俳優が。
古00三郎式OP、よくぞ直前仕上げしたねー!)




結局、又、ほとんどが、一言コメントでは済まなかった・・・・。
がっぷり四つ、というやつだね、こりゃあ。
かくも有言実行とは至難の業、なのであった。


以上。


その後、<シネマ秘宝館>HPにて、約10年間(!)にわたる司会コンビの発展的解消宣言が、斉藤浩一館長・酒徳ごうわく監督双方によって発表されました。
実質、正月頃の時点で決定していた模様です。

御両名とも、小生のシネマ人生にとっては特に多大なる恩人でありますので、この件に関しましては、現段階ではその是非をいっさい、問わないでおくことに致します。
ただ、どんなイベントにも観客はさまざまの思いを持って参加している、そして選択権がある、という基本を忘れずに、それぞれの特徴を生かしたイベントを行なってほしい、と願うばかりであります・・・。

でも、願わくはいつの日か、又の機会にコンビでシネマ漫才を・・・!と。
ささやかなるファン心理でございます。

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  1. 2006/04/30(日) 23:18:24|
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