主水日記。
12月12日・日曜。
年賀状の執筆、おおむね、順調なり。
午後、新宿経由で、西武鉄道へ 。
午後4時半、野方駅前。
本日は、ついに、とうとうやってきた、
できたてほやほや、「フロント☆ボード」の、御披露目上映会。
既にわくわく、どきどき、なり。
まず、駅前で監督と待ち合わせ、
近くのファミレスにでも入って、
皆で、進行等の相談を・・・
と、なるはずだったのだが。
ロケ参加チーム一同は、駅に笑顔で、次々と参集するも、
かんじんの監督が、来ていない。
これは、もしや・・・と案じていたら、K・M氏(仮称)より、
「まだ、3分の1位、編集しているらしい・・・」との一言。
5時まで待つべし、との連絡あり。
6時半の客入れタイムが、迫っていた。
で、とりあえずは皆で、
ファミレスで軽く飲食しつつ、待っていた・・・。
今思えば、先月28日に、
まる半日参加した、あの撮影現場でも、
既にかなり押せ押せの、様子だったっけな・・・と。
あのときは、とある工場に案内されて、
皆と昼食を共にすることから、ロケが始まった。
既に出番を、撮り終わっていた人々も、
一部、様子を見に来ていた。
衣装合わせの段階で、その場にいた皆から、
「あ、似合う、似合う!」の連呼、
写メール撮影会になった。
その姿で、テンジョンが大分上がったまま、
いきなり、役に入っていった。
演出時の指示は、概ね、わかりやすかったので、
昼間の各シーン進行は、案外、早かった。
10回位、同じ階段を登って、
それらしい芝居を、いろいろと行ない、
いろんな角度から、撮っていた。
他の人たちのシーンも、ほぼ同様で、
小生も、出番以外の時間には、
舞台演劇さながらの、皆のド迫力演技シーンを、
目前で、何回も繰り返し、眺めていた記憶がある。
みんな、さすがに、よくやっているものだ・・・。
夕方、一部別撮り音声の、マイク録音も行なった。
ロケ地外部の車の音などが、入りやすい部分の音声を、別撮りしていた。
これがなかなかに、力が入る。
ナレーションの録音も、同様の機材で、行なっていた。
現場は夜に入ってからも、大変な熱気であった。
出演者たちのキャラ立ちと、持久力は、
実際、相当なものだった。
観客として映画を観ている時間とは、まったく違った雰囲気の、
濃密な時間の流れが、現場には、確かにあった・・・。
そうやって待つ内に、
肉体疲労等から、若干の仮眠を取った後、
当日の最後に回してあった、
トリック仕込みシーンの、撮影に呼ばれて、
予行で5回位、力演し、
本番は結果的に、2テイクした。
2回目のテイクで、キャメラを覗いていた人々から、拍手が起きていた。
あ、多分、このシーンは大丈夫だな、と直感した・・・。
少なくとも、今日撮っていた、各シーンに関しては、
かなり面白い映り方に、なっていそうだな・・・と。
と、そんな撮影現場の状況を、
あれこれと思い出しながら、待っていた。
やがて、午後5時頃に、
監督が、編集済みのソフトを持参して、
無事、到着。
まずは、ほっ、と胸をなでおろす、一同であった。
勿論こういうケースは、決して初めてではなく。
自主制作映画イベントの世界では、
しばしば、起きる事なのだ。
夜通し、今朝まで新作を編集していた、
なんていう例は、結構ある。
他の短篇が上映中に、自分の作品の時間直前まで、
会場内で、PC編集をしていた監督(別の人)を、見かけた事もある。
これらを称して、一部関係者には、
<チキンレース>と、呼ばれている・・・。
ともあれ、今回は間に合って、本当によかった。
そして今夜の、役者は揃った・・・。
さあ、前へ、進めだ!
食事がすんだら、皆と順次、
会場へ、行こう!
簡単な楽屋打ち合わせの後、
6時半より、客入れ開始。
予想通りというか、大半が、
各所の自主映画関係者と、その知人関連であった。
7時前までに、約40人が、着席。
その後も、だんだんに、入ってくる。
場内アナウンス・星野佳世女史。
この映画のナレーターも、担当している。
今回は出演者なので、衣装を着て、
いつもよりも前のほうに、着席す。
ロケの時とは、若干違うのだが、
この衣装姿が、
不思議と、ロビーで評判がいいのだ・・・。
7時過ぎより、出演者・岩瀬氏の司会で、上映イベント開始 。
まず、入場料から集まった100円玉、
7500円分(つまり、来場者75人分!)を賭けて、
盛り上げの、場内じゃんけん大会が、始まった。
ジャンケン・ガールは、出演女優・翠さん。
ここでは、激戦の末、
「勝ちに行きます!」宣言した、
当会場常連・<はなぴく>氏が、
見事、優勝。
(おめでとう~!の声)
そして、いよいよ、
DV映画「フロント☆ボード」の上映が、始まった・・・。
つづく。
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- 2010/12/14(火) 09:22:32|
- インディーズムービー
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