シネマ旅の途上にて

自主映画ウォッチャー、アWorkerのブログ。

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晩秋、めざめし怪物達よ・・・

政の、日記。


11月26日、金曜。


学園祭シーズンも、ほぼ終わり。

そろそろ、年末年始へ向かっての、準備の時期が。

まずは公的年賀状の、宛て名書きを・・・
と、枚数分の用意は既に、始めているものの、
さっぱり、筆は進まない。
毎年の恒例とはいえ、やれやれ、なり。

休日や非番の日に、まとめて書くこともあるのだが、
映画イベント等で出掛ける週には、できないので、
平日にも、書けるときには、やらないと・・・。


気晴らしにと、思い切って、
仕事帰りにフィルムセンターへ、寄ってみる。
(だから、進まないんだよ!の声)


夜7時の回、
大映版・「殺陣師段平」。

とにかく全篇、段平役の中村雁冶郎の、怪演ぶりを観る為の芝居。
圧巻。
静的存在の、市川雷蔵のインテリ新国劇俳優との対比が、見どころ。
俳優死すとも、映画は死なず・・・。



追記:11月27日、土曜分。


渋谷ユーロスペース、「ゲゲゲの女房」。

客、20名位。


静かに雰囲気を味わって、観れた。
いかにも鈴木卓爾(たくじ)監督らしい、
陰影入りの、フィルムっぽい画面。
漫画家夫婦の貧乏苦労話を、
かつての松竹文芸映画風に見せるのには、よく合っている。
何かの物音、気配を感じさせる、
音響の使い方が、ニクい。

普通の劇映画なら、セットを組むだろうシーンを、ロケに変えていて、
現代の調布駅前に、昭和の似顔絵描きが居たり、
今と地続きみたいな、不何思議な<戦後昭和世界>になっている。
女房役の吹石一恵が、ぶちきれるあたりが、見どころか。


前田弘二監督他の自主映画で知られた、宇野祥平氏らが、
踊る妖怪役で、出演シーンあり。
合成ではなく、舞台劇の一部という感じ、なり。


夜、21時過ぎ。
渋谷シアターN、レイトショー初日の、
特撮系パロディー劇映画・「デスカッパ」、拝見。

原口智生監督と、女優2名による、上映前舞台挨拶あり。
特撮通人中年層に、若き男女、
ともども集いて、超満員。
かろうじて席があったのが、不思議な状況、なり。

監督いわく、
「輸出用映画企画として、ホラー映画をやろうとしていたら、
アメリカ側のプロデューサーから、
ハラグチがやるなら、怪物ものを・・・と言ってきたので・・・」
「どうせ企画つぶれるだろう、と思って出した、
河童と怪獣の企画が、通ってしまった」
・・・だそうである。
(ほんとか~?!の声)

ちなみに、既に2ヶ国の国際映画祭に出品済み、
そちらでも、突っ込まれまくった、とか・・・。


で、本編上映。

この映画の筋は、ひとことでいえば、とても・・・
むちゃくちゃ、である。

河崎実監督のギララ映画は、
各国首脳と自衛隊との連携による、具体的共同作戦が軸なので、
とりあえずは一応、芯の通った筋をともなっての、ドタバタ劇だが。

「デスカッパ」の筋と展開は、
海外輸出用にふさわしい、
河童というモンスターの解説者?が付いている部分以外は、
ほんとうの、際限無き、躁(そう)状態とでもいおうか、
でたらめの、むちゃくちゃ・・・!なのだ。

アイドルになりそこねたヒロインが、田舎へ帰郷し、
祖母に代わり、地元伝承の<河童様>を祀(まつ)って守る・・・
という発端自体、のんきなものだが。

最初から、もう、ひたすら・・・むちゃくちゃ。
前半がマッド科学者もの、後半がゴジラ&大魔神的世界、
と、一応はいえるのだが。
どこもかしこも、「え、なんでそうなるの~!?」と、
思わず突っ込みたくなる、珍シーンだらけ。

しかし、同時にこれは、大変面白い映画であることも、事実。
往年の70年代特撮TV・映画ファンが、
そう、ここが、これが観たいんだよ!というポイントは、
ふんだんすぎるほどの、てんこ盛りで。
ああ、わかるわかる、というパロ・シーンで、いっぱい。
そちら側の目から見ると、笑って納得!のシーン、満載といえよう。

そこへさらに、カラオケ狂の虫までも、ブチ込んでいて、
笑わされながら、もう、たちまち、お腹いっぱいになったのだった・・・。

とにかく、キャスティングが、特撮ファン的にすごい。
主役ヒロインは、「ウルトラマンメビウス」アマガイ・コノミ隊員。
初代マン・フジアキ子隊員、「A」の南夕子隊員、仮面ライダーX氏・・・。
ローレライ・樋口監督、エヴァ・庵野監督も、出ている。

原口監督のホラー映画から来た、という悪役女優も、
マッド・サイエンティスイト役を、文字通りマッドに、
「なぜそこまで・・・」な、怪演。
 
特にウケがいいのは、庵野監督の、悪役出演シーン。
物凄い反応、だった。
エキストラ出演者では、
おなじみ伊勢田監督が、特に目立っていて、
場内の一部から、「あの人、誰~?」の声も。

後半には、明らかに中村犬蔵氏がらみと判る、
CGシーンもあって、思わずニンマリ。
これはかなり、長めに使われていた。
ご存じ芸社メンバーズも、一役買っている模様。


結論。
おもちゃ箱をひっくり返したような、そのばかばかしさを、
心より楽しんで、客席から突ッ込みまくるべし!
愉快な気分になる事、請け合い、なり。


以上。


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  1. 2010/11/26(金) 22:49:37|
  2. 劇場用映画
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  4. | コメント:0
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