鉄の日記。
松本竜介が亡くなった。享年49歳。合掌。
紳介・竜介といえば、チリチリ・パーマにバリバリのレーサーつなぎでいかにも不良少年な感じのどぎつい漫才してたっけな。
生では観てないけど全国ネットでやってたからな。あれ、やばくて今TVじゃ流せないネタもあったぜ。でも10代、20代の男女とも皆、ゲラゲラ、大爆笑。ものすごかったよ。
1980年代初頭はフジテレビの漫才スペシャル「THE MANZAI」ブームで横山やすし・西川きよし、ツービート(ビートたけし・ビートきよし)、B&B(島田洋七・洋八)、西川のりお・上方よしお、ザ・ぼんち(ぼんちおさむ・まさと)辺りと並ぶ火付け役漫才師コンビだったな。
それと、やっぱり関西テレビの「花王名人劇場」(東京は日曜の夜9時台)のおかげだな。ネタ、ギャグ、って言葉が全国区になっていったのは。
昼の「笑っていいとも!」の前番組が、やすきよ抜いたこのメンバー中心の「笑ってる場合ですよ!」だったの、もう知らない人も多いんだろうな・・・。生まれてないからな、今の10代と20代の相当数は。
最初B&Bが総合司会で、後から各日司会交代制になってた。
東京乾電池劇団や春風亭小朝でさえ地味に見えたんだよ、あの喧騒レギュラー陣の中じゃ。
山田邦子もこの番組でブレイクした。今はラジオの人だな。
洋八・竜介・きよしで「おれたちひょうきん族」だけ<うなずきトリオ>組んでたな。うなずきマーチの唄まで出してた。
最初のうちは<さわがしトリオ>ってのもあったよ。洋七と・・・後2人は誰だっけな?
しかしこうしてみると殆どが、<よしもと>組だなあ。
よくも悪くも、今のTVバラエティーって、この時期のフジテレビの延長だよな。
おぼん・こぼんも居たような。あ、あれは日テレ土曜昼の「お笑いスター誕生」出身だっけ。(少し後からとんねるずやダウンタウンも出てたよな。)
島田紳介、趙方豪(この人も故人だよなあ・・・末期のにっかつロマン映画やTVサスペンスにも出ていたっけな)とともに大阪弁とハングル語が激しく飛び交う学ラン大喧嘩ムービー「ガキ帝国」に出演。紳介よりも竜介のほうが明らかに生き生きとした<役者>だった。
続編は観損ねた。たしかバーガー屋から内容に抗議が来たんだよな。
その頃に脚本だけ読んだけど、女をいたぶりまわすシーンがどぎつすぎて、つらかった。あまり観たくないな、と思ったよ。
でも割と最近、渋谷で1回だけ掛かってた。すぐ満員で入れなかったぜ。フッ。
にっかつ系だと思うが「松本竜介のハイ!本番です」って映画があったような・・・?誰か観た人いる?
ああ、なんだかワッハ上方(注1)のVTRコーナー行きたくなった・・・。でも新幹線乗らないとな。
じゃ、又な!
(注1)そういう上方芸能の歴史展示館があり、なんば花月の向かいに建っている。ヘッドホン付きのVTRライブラリーがあり、お客さんは皆、ヘッドホンをかぶったまま観ながら、時々笑っている。小生も以前大阪旅行時にやった。
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- 2006/04/03(月) 22:12:25|
- 劇場用映画
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