シネマ旅の途上にて

自主映画ウォッチャー、アWorkerのブログ。

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スケバルマン申紀・13「あのコはひとすじ20年?」

旅人、覚書。


外房・大原の、
はだかまつり(注1)の緊急ニュースを、観たがため?
いてもたっても、いられなくなり・・・!

またも大原駅から、乗りに行ってしまった・・・。
いすみ鉄道の、ムーミン列車。(注2)
黄色の車体に、ムーミンやミー、ニョロニョロの描かれた、
ユーモラスな、1両か2両編成の、あの列車。

(またかよ~!の声)
(映画に戻れよ~!の声)
(銚子電鉄にも、乗れよ~!の声も?)


折よく今週末は、
沿線の、大多喜駅近辺で、
秋の<お城まつり>が、あるのだ。


去年の土曜、大名行列を観損ねたので、
今年の土曜こそは、と、勇んでいたのだが。

またしても、その予定が、
おかしな事に、なってきた・・・。


というのは。
本来ならば、今年は、金曜の夜が、
前夜祭の、<光アート展>(後述)で、
土曜の昼間が、大多喜城の大名行列、
その夜が、地元の、御神輿わっしょい・・・
と、なるはずだったのだが。

ご承知の通り、
23日の木曜・祝日から、土曜の午前にかけて、
壮絶なる豪雨が、襲来したために、
行事の予定が、1日ずつずれ込んで、
大名行列は、29日の日曜になってしまったのだ。

その日曜の午前は、
23日に行きそびれた、
お彼岸の墓参の、振替日にあてているのだ・・・。
午前中に済ませて、会場に向かっても、
着くのは、午後5時過ぎ。
祭りの終わり、ぎりぎりだ。

ああ!なんてこった。
予定が、わやくちゃ。
しかし、いすみ鉄道は、ひさびさに乗りたい!ので、
結局、大多喜行きを・・・実行してしまったのだった。
異例の、2日連続訪問。


幸運だったのは、
金曜の予定だった、<光アート展>というイベントが、
土曜の夜になったため、
余裕で、観れるようになった事。
金曜だったら間に合わないし、
そもそも雨天で、観れなかったろう。

では、そちらを楽しみに、行くか・・・と。
気を取り直して、土曜の午後、
仕事の後、出掛けた。


例によって千葉より、外房線・各駅停車。

大原到着、待つ間もなく、
ただちに、すぐ発車の、
黄色い、いすみ鉄道車両に、飛び乗る。


去年と比べると、車窓の田畑では、
まだ、焚火の煙が、あまり昇っていない。

列車が、次の西大原駅を出て、
山林の間を、しばらく進んだとき、
突然、前方の乗客から、
「あ!イノシシが!」の声が。
後方にいたので、見えなかったが、
線路を横切った?らしい。
標高の低い、こんなふもとまで、出るのか・・・。


途中の国吉駅では、
主婦グループや、ファミリーらしき人々で、
大原行き側のホームが、ほんわかと、にぎわっていた。
ここには、ムーミン・グッズのお店が、あるのだ。
ホーム端のそばには、かかし?のスナフキンが、立っている。


田園風景の中、列車はゆるやかに、コトコトと走る。
録音の車内アナウンスを、聴くとわかるが、
この車両はディーゼル式で、
沿線家庭の天ぷら油も、ディーゼル燃料に使用している、という。
じつに、エコな列車なのである。


大多喜駅(注3)に到着した頃には、
すでに、午後4時台。

そのまま、駅前の<大手門>を、くぐる道へ。
<房州の小江戸>と、後ろ側にはある。

車両車庫前の、踏切を越え、
城のある山上へと、
アスファルトの道、メキシコ坂を、登る。(注4)

横手の夷隅川(いすみがわ)は、
大雨の後なので、やや緑っぽく濁っており、
岸の樹木や竹が数本、川に倒れて、突っ込んでいた。(注5)

山上の大多喜城内は、博物館なのだが、
4時には入場止めなので、
再建された天守閣の前で、他の観光客一同と一緒に、
山上より大多喜城下を、眺めるにとどめた。

すぐ下には、高校屋上の天文台、
やや遠くには、ふもとの街並みや、向こうの山地が。
いつ見ても、いい眺めだ・・・。


スペイン坂を戻って下り、駅前まで戻り、
今度は、中心街の商店街方向へ、坂を降りる。
県道前へ、出る。


この辺で唯一?の、コンビニの明かりが、
しっかり、ともっていた。営業中。
お祭りの客や地元の衆で、大いに、にぎわっている。(注6)

そこの幹線道路たる、やや広めの県道には、
不思議な光景が、あった・・・。

コンビニや幹部交番(注7)付近の県道は、通行止め。
バス(注8)や自動車はすべて、迂回させている。
その道の上に、
町じゅうの、お城祭りの人々が、総出で、
何やら、ずらっと並べて、点検している。

県道のアスファルトの、両側に、二列で、
白い大きめの、プラスチックのコップを、並べてある。
どれも何やら、いろんな手描きの絵が、描かれている。

コップの中には、少量の水と、
1本づつ、太いろうそくが、入っている。
そこへ、1本1本、着火をしている。

道の中央には、やはり紙を張って絵を描いた、
お燈明が、並べられている。
こちらもほぼ、同様の仕組みで、
一つ一つ、点火されていく。

こうして、コップ・お燈明・コップ、という、
ほぼ3つの列が、
長~く、出来ている。

・・・あ、なるほど、そういうことか、と。
ろうそくとお燈明で、川の字の長いのを作ろう、というわけで。
つまりこれが、<光アート展>、なのである。


やがて、夕闇が迫り、あたりが暗くなってくると、
見事な、長~い川の字の、
燈明の光のスロープが、出来上がっていた。
これがじつに、美しい・・・。

光の間を、縫うように、
はっぴの人々が、地元の子どもたちが、観光の人々が、
そして小生が、道の真ん中を、
眺めながら、ゆるゆると、歩いてゆく・・・。

道端の一角では、金属音の琴?らしき、婦人倶楽部が、
涼やかな生演奏を、している・・・。

こういう歩行者天国も、
なかなか、粋ではないか。


お燈明の紙には、さまざまな絵が。
小中学生のものが、多い。

地元の大多喜城や、城主・本多忠勝の甲冑、
つばめ、魚、詩歌の文字、万国旗、
ドラえもん、ピカチュウ、スティッチ、おでんくん・・・。
結構、バラエティーに富んでいて、面白い。


夜も更けてくると、
光のホコ天の両端、交差点付近では、
秋祭り恒例の、御神輿が、
威勢よく、わっしょい、わっしょい。

銀行の角のパーキングでは、
一時、御神輿の列を、すぐ横に見ながら、
女性演歌歌手が歌い、聴衆が拍手、という光景も。
祭りならではの、フュージョン。

そばの看板によると、
<いすみ鉄道存続おめでとう記念>で、
歌手が、呼ばれていたそうな。
それは、よかった。
そういえば大原駅の売店に、20周年、とあったなあ。(注#)
まあ、まずはめでたい、光景であろう。


20時過ぎ発の最終列車で、引き返し、
大原乗り換えにて、外房線・千葉行きで、
1日目は、帰る。
もうちょっと、いたかったのだが、
これが、ぎりぎり、だった・・・。


2日目・日曜に、つづく。





注1:JR大原駅改札で、祭りの写真を展示している。

注2:平成初期放映の、テレビ東京系放映版アニメに、近いデザイン。
   昭和のフジテレビ版とは、一部キャラクターの名前・姿が、違っている。
   こちらが原作・関係者の意向をくんだイメージだったため、選ばれた模様。
   湾岸戦争時にも、同時間帯の他キー局が、そちらの報道優先ムードの中、
   普通に放映されていた番組、と伝えられている。

   なお現在、各車両内に、ムーミン・キャラのスタンプがあり、
   車内で、紙に押せる。
   大原駅売店・大多喜駅ホームでは、
   スタンプ・スペース付きの観光案内図を、入手できる。


注3:ここに鉄道の本社・車両車庫がある。
   唯一の常時有人駅。
   駅舎側ホームには、忍者を伴った、
   初代大多喜城主・本多忠勝像、エトセトラがある。


注4:江戸時代初期に、スペイン統治下のメキシコの船が、
   外房・御宿の海岸に、漂着。
   地元漁民らに救助された、ドン・ロドリゴ提督と乗組員達を、
   二代目大多喜城主・本多忠朝が世話した、
   エピソードによる、命名と伝えられる。
   (・・・じゃ、何で、スぺイン坂じゃないんだろう?の声も。)

注5:立て看板によると、江戸時代は城主命令により、禁漁の川だったらしい。


注6:セブン=イレブン。

注7:勝浦署所轄の、大多喜幹部交番。
   都内の交番より大きめの、
   二階建て、事務所位の建物である。
   なお、ここは夷隅郡大多喜町であり、
   別の道沿いに、町役場があるので、
   <いすみ市>内では、ない。

注8:県道に、久保というバス停がある。
   茂原方面行きのバスが、停車する。
   この日は、警察官や祭りの関係者により、外の道へ誘導されていた。



注#:第三セクター化してからの、年数。
   国鉄木原線時代を含めると、開通80周年となる。
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  1. 2010/09/26(日) 07:42:29|
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