錠の、日記。
9月20日・月曜、祝日。
ようやっと、自主映画界隈に、復帰。
池ノ上・シネマボカン。
上映ミニイベント、題して、
<どんぐり眼プロダクション/SCUM2000 PRESENTS
WALK ON THE DARK SIDE>。
奇才・岡本泰之監督の、
20年にわたる創作活動の、回顧特集。
上映会参加者・ロケ地・スタッフ・キャストと、
かつての、池袋SCUM・<シネマキャバレー>色が、
濃厚なる、再見プログラム。
「MILKMAN」1&2、
(一度観たらもう、中毒もん!の、すさまじさ・・・の声)
(2本目は、旧SCUM常連、オールスターズ!の声)
「24日の木曜日 毒々デッドリー・ナイト」、
(名場面、羅列しまくり!の声)
「愛と憎しみの果て」、
(緊張感たっぷり!の後には、茫然の・・・の声)
「3人の魔女」、
(鍋シーンだけきもい、恋人選びは、難しい・・・の声)・・・。
B級・C級洋画ホラーへのオマージュ、バリバリ登場。
ちゃんと、サスペンスを保ちつつ、
ブラック・ギャグをもまぶしている。
映像シャッフル、とでもいうべき、
荒っぽさと細かさを同居させた、
不思議な編集による、テンポの良さと、
過剰!なる刺激性。
なかなか、他の監督に、
真似のできるものでは、ない・・・はず。
そして、最新作短編・「赤い無」、御披露目。
(待ってたぜ~!!の声)
「下妻物語」土屋アンナを想起させる、
バイクのヒロイン・土田早苗は、適役。
キャサリンかつみ(男だろ!の声)、村田啓治も、活躍中。
かつての松梨監督をも、想起させる、
人工的で派手な、血の水芸、
とどまるところを知らない、男性の笑い上戸、
何が?誰が?映ってるのか、
さっぱり見えぬ、ゆすりの写真、
疑問点には一切答えず、逃げるような、終え方・・・。
やや自家中毒?が垣間見えるも、
大いに、爆笑!させられた。
曲者・岡本監督、
まだまだ、老けこむには早い。
力をためて、又、血とサスペンスと、
アクションとギャグの、花火を、
大いに、打ち上げていただきたい!ものなり。
以上。
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- 2010/09/21(火) 01:14:06|
- インディーズムービー
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