主水日記。
28日(火)夜19時過ぎ。
何の因果か、この小生が・・・
新宿・全労済ホールで「葉っぱのフレディ」コンサートにやってきた。
え、ファミリー向けみたいなのに、なぜ?
それはね、フレディー・・・(出た!舞台の唄だ!の声)
というのは、朗読パートを担当するのが電丼・芸社・愚連隊他で知らぬ者はいない自主映画女優、かよさんだったから。
お子様にもゆるりとなじめそうな柔らかい声で、優しく読み聞かせてくれる。
絵本の葉っぱ達が後方にスライドで映し出され、バイオリン・フルートなどを含む男女混合・<サロンオーケストラ>一同が生演奏。
葉っぱ達の会話部分は歌劇になっていて、建畠慶子・池谷京子の歌手コンビが朗々と歌い上げる。
清々しい響き。
「ダニエル~、なぜ、木陰を作るの~?」
「それはね、フレディー、ぼくらの仕事なんだよ~!」
「ダニエル、さ・む・い・よ~!」
「こわくはないよ、フレディー~!」
ああ、まだ耳から離れない・・・。2、3日エコーかかってる。
ひとときの、心洗われ、リラックス。
やっぱり、聴いてみるもんだなあ。朗読劇。
ここは、シネマ愚連隊作品群で音楽を担当された音楽家、桃井聖司氏が演奏を統括・調合(コラボ?)するコンサートなのである。
したがって朗読劇の後は、オーケストラにピアノ奏者大野氏、ドラムス・エレキ&アコースティックギターを加えて、ロックとクラシックの融合コンサートを行なう。
あえてメジャーなビートルズをはずし、レッド・ツェッペリンやビリー・ジョエル、PATIO(?)などに行く、と言うのが知見豊かなる音楽家らしい。(トークによると「バブルの頃は連日作曲が多くて、寝る間もなかった・・・」そうである。よく気力がもったものだ。)
よくコンクールの課題曲になる、きちっと出来てて崩せない、というバッハの難しそうな曲目も、女性バイオリニストのリードで一気呵成に演奏、一同満場の拍手。
よくわからないのだが、レオの円盤生物の<釣り>操演並みに難しい演奏なんだろうなあ・・・と。
目前にでっかいステレオがあるような気分で、生演奏をサラウンドで堪能。
たまにはこういうライブも、いいもんだな。
当然に会場の席には、一般のお客さんに混じって各団体のレギュラーメンバーがちらほら。今にもロビーで自主映画の品評会が始まりそうだ。
ロビーにはフリードリンク。なぜか白・赤のワインだけが多めに残っており、打ち上げより前から皆ほろ酔い気分・・・。小生は翌朝が早いので酒を控えたが。
で、終演後の呑み代が一人3400円。なぜか入場料の3000円より高い。でも盛り上がった。話で十分酔える。
一同語らいの間に、どしゃぶりの雨が降り、帰りにはすっかり上がっていた。
天下泰平、これが一番なり。
以上。
客席で、このメンバーが観た以上、パロ映像は、時間の問題・・・?
一句。
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- 2006/03/30(木) 01:07:08|
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