ゼルディア、通信。
21日・土曜。
午後、銀座。
松屋で、水木しげる展。
階段に並んで20分待ちの、混雑。
貸し本原稿に、少年誌用に描き変えた原稿を、
上下に並べての展示に、見ごたえあり・・・。
18時前より、銀座シネパトス。
こちらは、特別トークゲスト2名の、名前に魅かれて、
余所でのレイトショーもうっちゃって、来場。
だってね~、桜井浩子さんと、古谷敏さんですよ~!
「ウルトラQ」江戸川由利子&科特隊・フジアキコ隊員と、
初代マン・スーツアクター&「セブン」アマギ隊員、ですよ~!
とくれば、かかる映画は、当然に・・・!
18時15分、「劇場用映画 ウルトラマン」。
初代マン篇。
実相寺昭雄監督の各話より、エピソードを編集、
ビートルの絵を追加、
80年代風BGM・主題歌、
ナレーション等を加えた、ブローアップ版。
み~んな、よ~く知ってる、エピソードなんですけど、
実はこれ、TVでなく大スクリーンで観るのは、
初めてなんですよ。意外にも。
ガヴァドン・テレスドン・ジャミラ、
スカイドン・シーボース、登場。
バルタン星人やレッドキング・ゴモラ・ケムラーなども、
回想シーンのみ、登場。
・・・といえば、大体どの話かは、もう、わかりますよね?
テレスドン篇は、夜なので、場面全体が暗い目。
地底人も、あれだけ周到に、進出準備をしておきながら、
光の刺激対策が、不十分なばっかりに・・・
あれは、抜けてたですね~。
泥まみれ、悔し泣きの、ジャミラ・・・。
あれはほんとに、哀しすぎる、人間くさい話ですよね・・・。
ゲストトークでも、
「出てる僕らにも、この話は、つらかった・・・」とのこと。
「イデが別人、かっこいい!」との声も。
スカイドン撃退作戦が、ドタバタになってしまうあたりでは、
やっぱり、老若男女、爆笑に!なりました。
ハヤタとスプーンのシーンでは、
「これ!これだよ~!」の声が、場内より続出。
有名になったですね~。
怪獣供養中に、フジ隊員が電話に出る所も、
大いにウケてます。
そして、やだい、やだい!とすねすねなシーボース、
寂しげ、でも、ユーモラス。
叱ってロケットに載せる、ウルトラマンが、
昔の先生みたいに、見えましたね。
撮影当時、桜井さんは、
実相寺監督の演出意図が、よくわからなくて、
しばしば衝突!しかけては、怒り、
「才能のある監督なんだから・・・」と、
キャップ(小林昭二おやっさん)に、なだめられていた、というお話で。
亡くなられた今になって、ようやくわかってきた、そうです。
(それ、なんとなくわかるな・・・の声)
古谷さんも、現場ではすご~く大変、だったみたいです。
「Q」のケムール人役のときは、
マスクが8キロ?もあって重くて、
しかも機械入りでうるさくて、かなり困ったそうです・・・。
このときの評判が良くて、引き続き呼ばれた、という、
初代マンの現場では、
さらにすさまじい、涙ぐましきご苦労が、ありましたようで・・・。
トーク後に、自伝の御本を、読ませていただきましたが。
あれは、とてもここで、私の口からは・・・。
ぐすん。ご了承ください。
というわけで。
桜井さん、古谷さん、
そして、大阪からも、千葉からも、
全国からやって来られていた、ウルトラ・ファンの皆様、
はるばる、御来場、ありがとうございました!
感無量です・・・。はい。
ゼルディア通信、いったん、終わります。
翌日分に、つづく。
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- 2010/08/22(日) 03:39:28|
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