小五郎の、日記。
7月12日から、16日までの平日は、
映画を観れぬまま、仕事中心で過ごす。
連日、気温は30度を、軽く越す。
水分補給が、大事。
体調保全を兼ねて、帰宅後は、
ほぼ、家にて休む日々。
7月17日、土曜。
半日仕事、昼食の後、三連休に入る。
梅雨が明け、いよいよ、猛暑のシーズン。
カンカン照りの、ヒート・アイランドの東京を歩き、
ほてる顔をあおぎながら、向かった先では、
一年間待っていた、あの映画祭が、
既に、始まっているのだった・・・。
そう、<ぴあフィルムフェスティバル>こと、PFF。
会場は、昨年同様、
国立近代美術館フィルムセンター。
無論、お目当ては、自主映画の全国コンクール、
<PFFアワード2010>。
どうやら今年も、PFFは無事、開催されているようだ。
前売り券を手に、2Fロビーへ上がると、
「おや~?」という変化が、2つ3つ、あった。
まず、例年やっていた、<PFFアワード>の、
場内での<観客賞>投票用紙が、置いてない。
アンケート用紙が、あるだけだ。
入口で受け取ったチラシ等にも、入っていない。
チラシ表示の中にも、<観客賞>は、無くなっていた。
ああ、とうとうあれも、廃止になったのか・・・。
組織票になってないか?と、
批判の目を向けていた時期も、あったのだが。
毎年、結構真剣に考えたうえで、
たった1本の作品に絞って、投票してきていたもので。
不況等による、予算や人手の、都合なのだろうか?
インターネットの時代になって、
もう、いらなくなったのだろうか?
いきなり、拍子抜けする、発見だった・・・。
そのかわり、というのか、
2つ目の変化が、ユニークなものだった。
<Post=it>(ポストイット)とPFFの、コラボ。
渡されたチラシに、
ポスト・イットの紙が1枚、付いていた。
それと同じものの束が、
2Fロビーの一角、入口の向かって左側に置かれた、
丸いテーブル2つの上に、
サインペンと一緒に、用意されている。
事務所や家などでよく、連絡用のメモ書きをして、
ホワイトボードや冷蔵庫などに、貼っておく、
あの、ポスト・イット、である。
メッセ-ジを張るための、カラフルなボードが、
そばに、設置してあるのだ。
要するに、作品監督・関係者への伝言板コーナー、である。
感想や意見等を、短いメッセージにして書き、
貼っておけば、読んでもらえる、というわけ。
これは、原初的シンプルさで、
なかなか、いいアイデア。
ついつい長く書いて、
時間切れになってしまう、アンケート用紙に比べると、
行数は少なくなるが、手軽に描ける。
絵入りでも、いいし。
会場に来た一般の観客や、他の作品の人々、
来場者の皆さんにも、読んでもらえるし。
監督や出演者・関係者にとっても、親しみがわくことだろう。
こういう試みは、歓迎!なり。
それと、もうひとつ。
よく理解できないのが、
ロビー受付の仮設売り場で売っていた、
PFFアワード作品集DVD。
その一部に、<1WeekDVD>、というコーナーが。
お手頃価格(1000円前後の安さ)で買うと、
携帯かPCで、1週間だけ観れる?というもの。
え、7日間だけなの?データ消えちゃうの?
それって、商品として、ありなの・・・?
・・・いや、後から調べてみると、
データがロックされるので、
再度観るのには、解除のパスワードを、
525円で、買う、という仕組みなのだ・・・とか。
なるほど、じゃ、オンデマンドみたいなもんだな?と。
まあ、レンタルとか購買とか考えたら、
安いといえば、安いわけで。
こういうビジネスモデルも、テストケースとして、
ありといえばあり、なんだろうか。
なお、この土日、場内の座席埋まりは、
去年よりも、若干、好転しており、
各回上映後のロビーは、大変明るい賑やかさに、包まれていた。
ポスト・イット・コーナーも、好評で。
小生もしっかり、数枚、書いておいたのだった・・・。
アワード作品内容等については、
後刻、別記予定。
以上。
そういえば、90年代の洋画で、
「ロミーとミッシェルの場合」っていう、
ちょっとグロな喜劇が、あったなあ。
主演の一人が、ミラ・ソルビーノ?だっけ。
すごくアバウトで能天気な、親友女子コンビが、
故郷の同窓会で、自分達を昔、コケにしてた連中に、
見栄張って、「ポストイットの発明者よ」って、ハッタリかますんだな。
いくらなんでも、すぐばれるよ、それは・・・!ねえ?
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- 2010/07/19(月) 16:33:33|
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